まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
ネットでまことしやかに「ダイソーのルアーケースが凄い!」と囁かれています。
しかし売り切れの店舗も多く「どこに行っても売ってない」との声も聞こえます。
ということでダイソールアーケースのインプレです!
そこには思わぬ落とし穴が?!
刮目して読むべし!!
ラインナップ
- 左上:収納ケース
- 右上:浅型タイプ
- 左下:深型タイプ
- 右下:スタンダードタイプ
ライトゲーム用
ルアーケースはダイソーの釣具の中でも特に人気があるらしく、売り切れ覚悟で近所のダイソーに行ったら運良く店頭に並んでいました。
現在ダイソーで販売されているルアーケースは4種類の展開。自分の釣りに合うサイズを選択しましょう。
底・側面はブラック基調の落ち着いた外観です。
蓋は透明で中のルアーが見えるので、何を入れているルアーケースか一目で分かるのがいいですね。
そこから除くのはリンゴのように真っ赤な深紅の仕切り板。
これは文句なしにカッコイイ!
売り切れるのも頷けます。
ちなみに大きいサイズは年間を通してよく売れており、小さいサイズは冬などライトゲームの時期に特によく売れるようです。
まぁ小さいサイズもなかなか売ってないんですけど…。
そう思った矢先、ルアーケースの商品名が私の目に飛び込んできました。
「RYBOLOSS…リボロス、だと?大層な名前つけやがって…所詮ダイソーだろ!」
そう思いながらルアーケースを触ってみると、私の思いをあざ笑うかのようにしっかりした上質な質感がこの手に伝わってきました。
これが本当にダイソーのルアーケースだというのか…?
それでは売り切れ続出のダイソーのルアーケースは如何なるものか、見ていきましょう!
ダイソールアーケース・スタンダードタイプ
仕様
- 商品名…RYBOLOSS
- 型式…リボロスW210
- 価格…300円
- 幅(内側)…20cm
- 奥行(内側)…13cm
- 高さ(内側)…3.6cm
- 原料樹脂…ポリプロピレン
- 耐熱温度…120℃
- 耐冷温度…ー20℃
バス、シーバス、エギングなどに向いています。
仕切版
- 10cm…2枚
- 13cm…2枚
- 20cm…1枚
仕切板は厚みもあってしっかりしていて硬質で、グニャグニャして使いにくそうな感じはしません。
使い方
仕切無し
<使い方の例>
- ビッグベイト
- スイムベイト
- ワームパッケージ
ではまずは大きいサイズの方を見てみましょう。
ふたを開けるとこんな感じ。
仕切版を取ると内部のスペースが非常に広いということが分かります。
内部の幅は20cm、縦を13cm、高さは3.6cm!
仕切板をつけずにビッグベイトなど大きいサイズのルアー用にもいいですね!
しかし所詮はダイソーよ!
精度は誤魔化しようがないはず。
仕切り板を取り付けてみたらメッキは剥がれるわ!
シーバスカスタム
<使い方の例>
- 上のスペース…14cmミノー
- 下のスペース①
…7~9cmミノー、シンキングペンシル - 下のスペース②
…バイブレーション、メタルバイブ - 下のスペース③
…ワームなど
そんな私の先入観をあざ笑うかのごとく…仕切板もしっかりしていました。
精度が良くてグラグラしたりスポスポ抜けたりもしません。
なるほど、なかなか売ってない理由が分かりました。
この仕切板の配置なら上のスペースは横幅20cmいっぱい活かせるので14cmミノーを何個入れて、下のスペースにはそれぞれ7~9cmミノー、シンペン、バイブなど入れるのもいいですね。
3分割カスタム
<ソルトでの使い方>
- 左のスペース…12cmミノー
- 中央のスペース…シャッドテール
- 右のスペース…エギ
<バス釣りでの使い方>
- 左のスペース…プラグ類
- 中央のスペース…スピナベイト、バズベイト
- 右のスペース…ワーム類
この配置は奥行13cmをフルに活かした3分割仕様です。
シーバス、フラットフィッシュ、アオリイカなど何でも釣りたいという人にはこの配置がオススメです。
バーティスR125Fやサイレントアサシン129Fなど12cmミノーがたくさん入る他、ヒラメやマゴチに最適なシャッドテール、エギもたっぷり収納しておけます。
様々なルアーを使い分ける必要があるバス釣りにも最適ですね。
かなりの数が入りますよ。
ロック部
ルアーケース本体のこの黒い部分に対して、蓋のロックを引っかける形です。
蓋側。
ロック部に2か所、黒い爪があります。
これを先ほどの本体側にカチッと引っかける訳ですね。
真ん中だけじゃなくて左右に爪が配置されていますのでしっかりとロック出来ます。
これもロックが緩すぎる・硬すぎるなどはなく、ベストな硬さです。
ダイソールアーケース・浅型タイプ
仕様
- 商品名…RYBOLOSS
- 型式…リボロスL210
- 価格…200円
- 幅(内側)…20cm
- 奥行(内側)…9.8cm
- 高さ(内側)…2.5cm
- 原料樹脂…ポリプロピレン
- 耐熱温度…120℃
- 耐冷温度…ー20℃
仕切板
・3cm…3枚
・10cm…1枚
・15cm…1枚
・20cm…1枚
使い方
仕切無し
<使い方の例>
- ワームパッケージ
- フックパッケージ
- シンカーパッケージ
- その他小物類
次に小さいサイズのご説明です。
幅はスタンダートタイプと同じですが、高さが低い為にビッグベイトには不向きですね。
とはいえ小さいルアーを詰め込んだらゴチャゴチャになりすぎます。
マルチケースとして使う場合は、厚みの無い小物類などをまとめる為のボックスとして利用すべきですね。
ロングミノー用カスタム
<使い方の例>
12~14cmミノー
細くて長いルアーを入れる為の専用ボックスにするのが吉です。
となるとその筆頭はロングミノーですね。
シーバスを狙う時なら便利な配置だと思いますよ!
逆にそれ以外だとあまり使い道がないとも言えます。
ライトゲーム用カスタム
<使い方の例>
- 左のスペース…ワーム類
- 右上のスペース…プラグ類
- 右下の3つのスペース…ジグヘッド、シンカー
ほとんどの人がこの仕切板配置で使うでしょうね。
非常に応用の効く仕切板配置で、ライトゲームはもちろんですがバス釣りにも最適と言えるでしょう。
特に最近ではメバリングやアジングでも多種多様なプラグ類が登場しており、それを使い分けて楽しむプラグゲームが非常に流行っています。
そう考えるとワクワクしますね~!
バス釣りにおいても「オカッパリで3時間」など限られた時間での釣行や、行くフィールドが決まっているならこちらがコンパクトでオススメです。
どうせたくさん持って行っても使うルアーは限られますからね。
水抜き穴
ルアーケースの側面にはこのように4つの凹みがあります。
蓋を締めた状態でもここから水を抜くことが出来るようになっているんです。
蓋を締めた状態です。
ちなみに水抜き穴を見やすい写真にする為に上下逆に撮っています。
ルアーを洗ったらこの穴から水が抜けるように、ルアーボックスをどこかに立てかけて置きましょう。
トリプルフックがたくさんついたルアーを裸でその辺に置いておくと危ないですからね。
釣り場からすぐに家まで帰らない時にも重宝します。
普通100均でこんなに手の込んだケースは売ってないですよね
ダイソールアーケース・深型タイプ
仕様
- 商品名…RYBOLOSS
- 型式…リボロスW210深型
- 価格…300円
- 幅(内側)…20cm
- 奥行(内側)…13cm
- 高さ(内側)…5.6cm
- 原料樹脂…ポリプロピレン
- 耐熱温度…120℃
- 耐冷温度…ー20℃
バス、シーバス、青物などに。
仕切板
- 13cm…1枚
- 15cm…1枚
使い方
仕切無し
もうビッグベイト専用ケースといった感じw
ジョインテッドクローなどビッグベイトをたくさん持っていく人にはこの使い方が一番です。
通常
とにかくよく入る!
14cmミノーやジョイントプラグ、大型トップウォータープラグなどビッグサイズのルアーを入れるのにピッタリ!
ダイソールアーケース・収納タイプ
仕様
- 商品名…RYBOLOSS
- 型式…リボロス3L331
- 価格…300円
- 幅(内側)…32cm
- 奥行(内側)…10cm
- 高さ(内側)…5.6cm
- 原料樹脂…ポリプロピレン
- 耐熱温度…120℃
- 耐冷温度…ー20℃
バス釣り、ウキ釣り、投げ釣り、船釣りなどに。
使い方
こちらはルアーケースではなく収納ケースなのですが、32cmという長さはどう使えばいいのか考えてみました。
バス釣り用のロングワームのを入れておくには深すぎますし。
ということで棒ウキや天秤を入れておくのにいいですね。
また船釣りで使うサビキ仕掛けは26cmなど非常に長い状態でパッケージに入っているのでこれに入れるとよいでしょう。
※以下追記
なんとリボロス3L331専用の仕切り板が発売されていました!
5枚あるのでこんなに小分けできます。
しかし仕切り板が緩くてスポスポ抜ける…。
うちの中で使う備品入れとしては優秀かもしれません。
リールメンテナンス用にもアリです。
ダイソーのルアーケースは買いか否か
タフケースの劣化版だった
ダイソーのルアーケースが良いのは分かった!
売り切れる前に急げ~……と慌てる必要はありません。
このルアーケースを作っているのは三重県の山田化学という会社です。
日曜品や文具など、プラスチック関係の商品をメインに扱っているようですね。
「それがどうした?別にいいじゃないか」と思ったそこのあなた!
ダイソーのリブロスはタフケースという商品名で、2サイズとも以前から釣具屋で販売されている商品とほぼ同じなのです。
リブロスとタフケースの比較
販売店 | 商品名 | 10cm | 13cm | 20cm |
---|---|---|---|---|
ダイソー | リブロスW210 | 2枚 | 2枚 | 1枚 |
釣具屋 | タフケースW210 | 3枚 | 5枚 | 3枚 |
そりゃあタフケースと同じサイズ、同じ仕様の商品がダイソーで安く買えるなら皆そっちで買いますよね。
でも世の中そんなに美味しい話はそうそうありません。
リブロスはタフケースに比べて仕切板が少ないのです。
仕切板が少ないと何が困るの?って当然スペースの作り方のバリエーションが減ってしまいます。
それを知らずに買う人達のおかげでダイソーのリブロスは売り切れが続出してしまうのです。
タフケースの方がお得
ダイソーにルアーケースが売ってないからって嘆く必要はありません。
ダイソーのルアーケースはW210(スタンダードタイプ)が330円(税込)、L210(浅型タイプ)が220円(税込)です。
それに対して釣具屋で販売されているタフケースはアマゾンなら安い時はW210が450円(税込)、L210(浅型)350円くらいで売っています。
つまり100円ちょっとの差しかないんですよね。
店舗まで行く為のガソリン代を考えたらネットでタフケースを買うのが一番お得かなぁと。
なんだかんだでルアーケースは長く使える物なので、100~200円を惜しんで仕切り板が少ない物を買うのは早計かと。
ブルーブルー版がかっこいい!
ソルトで押しも押されぬ人気メーカーであるブルーブルーブランドでも実は出ています。
ブルーブルーのルアーが手に入ったら、このブルーブルーのルアーケースに入れたくなりませんか?
2サイズとも欲しいですね~。
青と白の組み合わせが美しい!
3段パーツケース
概要
- 価格…100円(税別)
- サイズ…100×66×35mm
- カラー…ホワイト&グレー、ブラック&オリーブ
- 素材…ポリプロピレン
- 8pockets
- 仕掛けなどまとめて収納!
- ストラップ穴付き
外観
上面。
魚とRIBOLOSSのロゴが印象的です。
下面。
前面。
ロックはここについています。
後ろ面。
横面。
ヒモを取り付けるための穴もあります。
1段目
ロックを外してフタを開いたらこのような状態になります。
フタ側に4つのポケットがついており、使用頻度が高いものはここに入れておけばすぐに取り出せて便利ですね。
しかし各スペースの内径は横mm、縦mm、深さmmとやや狭い。
これではほとんどのワームは収納すると折れ曲がって型が付いてしまいますね。
ジグヘッドやシンカーなどに使用した方がいいでしょう。
2段目
下半分のグレーのフタは右に開けるようになっています。
ここはロックなどはついていませんでした。
今度はスペースが3つありますね。
内径は横mm、縦mm、深さはmmと広くなっています。
これならライトゲーム用のワームなら長めなもの以外は収納できるでしょう。
3段目
3段目は仕切りがない広いスペースになっています。
横mm×縦mm×深さmmでした。
かなり広くなっていますが、他のスペース同様に浅いため入れられるものは限られてきます。
このスペースは使用した後のジグヘッドやワームなどを入れておくのがいいでしょう。
リボロス3段パーツケースのまとめ
コンパクトなのはいいんですが、収納できるものがかなり限られるのが不便。
浅いのでプラグ類を収納できないし、決して万能ではありませんね。
使うワームやジグヘッドが決まっていて他のはあまり使わないという人にはオススメ。
色違いをもう1つ買っておいて、釣り場に応じて使い分けるのもアリです。
私が愛用しているのはメイホーVS320です。
スペースは小さいめ~大きめまで充実しており、一部仕切りでカスタマイズすることも可能。
その分ダイソーのケースよりは大きいですが、それでも十分コンパクトですよ。
ダイソーの釣具の一覧記事はこちら!
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