ダイソーのポッパーって釣れるの?
2種類あるけどどっちがいいの?
ポッパーは釣具屋では1,500円ぐらいするので気軽買えませんよね…。
もしダイソーのポッパーでも問題なく釣れるならそっちの方がいいって思いませんか?
ということで今回はそんなあなたのためにダイソーのポッパーを徹底レビュー!
この記事を読んで安くて楽しいフィッシングライフを満喫しましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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ダイソーのポッパーで釣れる魚
ブラックバス
今朝の釣行。
— M-SAR (@MSAR11841867) July 1, 2017
50センチ釣れました。
タックルは、399円のロッド、釣り具屋でワゴンに置いてあった1000円くらいのリール、ダイソーの3号糸。
ルアーはダイソーで買った108円のポッパーでした。
トップで乗ると気持ちよいですね。
雨降りですが行って良かったです。 pic.twitter.com/izph4AUn83
なんと気難しいランカーバスが?!
ワームでもなかなか釣れないというのに、ダイソーのポッパーはスゴイですね。
ナマズ
ダイソーのポッパーで一本。 pic.twitter.com/q3BPNy7vIP
— ざんげ (@kana2199) August 15, 2017
魅惑的なポップ音にナマズもたまらずバイト!
夏の夜はダイソーポッパーで決まりですね♪
チヌ
まだルアーのシーバスを3回(ジグヘッドオンリー)しかやったことのない超ド初心者の友人が、家族旅行の合間という短時間の釣りで年なしチヌを釣ったそうな…
— まつたか (@RiB_ERTAS) July 22, 2019
しかも…ダイソーポッパーらしいですwww
どんなアクションさせてたんだろう…?
釣りってのはこれだから面白い😂 pic.twitter.com/So3wCOBmDr
ブラックバスだけでなく50cm超えのチヌまで釣れるとは!
これがダイソーのポッパーの実力ということですね。
青物
なんとダイソーポッパーでカンパチが!
もう高い釣具メーカーのポッパーなんて不要?!
他にもスモールバス、ニゴイ、海ならシーバスやキビレなんかも釣れますよ!
ダイソーポッパー9g(旧作)
仕様
- 価格 :110円(税込)
- 製造国:中国
- サイズ:7.5×1.8×1cm
- 重量 :9g
- ラトルあり
初代のダイソーのポッパーはそりゃあひどいもんでした。
何が酷いって、5分使ってたら浸水して沈むのです。
その後に出たこちらのポッパーはいわば2代目で、さすがにそこは改善されていました。
後でご説明する6gのポッパーの方が新作なのですが、飛距離が出る9gの方が飛距離が出るので海での実績ではむしろこちらが上です。
外観
なんとカラーは4種類もあります。
- マットタイガー
- ラージマウスバス
- ベイト
- レッドヘッド
といったところでしょうか。
上から見た写真。
レッドヘッドが一番目立ちますね。
下から見た写真。
腹側の色も凝ってますね。
カップは大きいですが浅め。
インプレ
キャストフィールはよく、バ用ポッパーにしては重い方なのでよく飛びます。
大河川や海など広大なフィールドではこの飛距離は武器になりますね。
ウキ姿勢は水平。
ダイソーの旧ポッパーはポッピング系ようで、ボコン!と音は結構出してくれます。
アクションはポッピングのみで、首振りアクションは出ません。
注意点として強く音を出そうとしてロッドアクションを強めに加えると水から飛び出してしまうことがあります。
この辺はさすがに釣具メーカーの物に比べてバランスが悪い故でしょう。
釣果的にはやはり釣具メーカーのものには敵いませんでした。
ダイソーポッパー6g(新作)
仕様
- 価格…110円(税込)
- サイズ…7cm
- 重量 …6g
- ラトル…あり
- カラー…金黒色、ブルー
- 素材…本体/ABS樹脂、フック/炭素鋼
- バスフィッシングに!
- 音とスプラッシュでアピール!
- ブラックバス、ナマズ、チヌ、シーバスなど
- ラインをスプリットリングに結んでキャストする。
- ロッドワーク+リーリングで音とスプラッシュを出して魚を誘う
- 使用後は水で洗って乾かす
- 周囲の安全を確認してから使用する
- 子供の手が届かない場所に置く
- 子供が使う時は保護者がつく
- 直射日光、高温多湿の場所は避ける
旧作もまだ現行商品ですが、やや小ぶりな6gで新作ポッパーが登場しました。
旧モデルが7.5cmだったので5mmほど全長が短くなっており小ぶりな印象を受けます。
またフックもワンサイズ小さくなり、間も空いていることからフック絡みも無くなりました。
外観
見た目ですでに前作より大幅レベルアップですね。
特にブルーの背中の青から側線の金、ベリーのシルベ―へのグラデーションがキレイです。
釣具屋で販売されているものにも負けない美しさ!
クリアウォーターではブルー、マッディウォーターでは黒金を使うとよいでしょう。
上から見た写真。
個人的にはトップなのだからもっと視認性の良いカラーにしてほしかったです。
下から見た写真。
黒金の方はアピール度が高い!
ブルーの方はラメが入っておりキラキラしていフラッシング効果も。
アゴのオレンジはバイトマーカー的役割があります。
カップ形状は上あごが長く、深さはないタイプ。
浮き姿勢はほぼ垂直で、浮力はそれほどたかくありません。
インプレ
飛距離
キャストに関してですが、9gから6gと半分近く重量が減ったことから飛距離は落ちます。
しかしこのサイズのポッパーならこんなものなのかな、と。
またダイソーのポッパーは水平浮きなことから想像してもらえるかと思いますが、後方に重心が手中しているものほどは飛距離は出ません。
といっても飛行姿勢は安定しており、空中でクルクル回るようなこともなくスーッと真っ直ぐ飛んでくれます。
スピニングやベイトフィネスリールなら大丈夫。
バス釣りに使うなら大場所でない限り飛距離的には問題ないでしょう。
アクション
アクションに関してですが、ダイソーポッパーは水平浮きなので水面に浮いている状態ですでにカップが水を掴みやすく、とてもポッピングさせやすいのは良いですね。
前作に比べて首振りもしやすくなっているので一点でネチネチと使えるのは良いことです。
ただ釣具メーカーが首振りアクションを謳っているポッパーほど大きく左右には動きません。
音
またボコン!という大きな音でなくポコッという小さ目の音がします。
これはダイソーのポッパーがやや細身だからでしょうね。
ラトル音も旧作に比べて小さくなっていますし、野池にはピッタリかなと。
さすがに釣具メーカーが発売している1500円級のポッパーには敵いません。
特に大手メーカーの物は着水音にまでこだわる徹底ぶりですから、やはり性能は違います。
ダイソーのポッパーの使い方
ポッピング
ポッピングとは、ポッパーにロッドでチョン!とアクションを加えることによって音を出させることです。
ポッパーの口はお椀のように抉れており、ここに空気が入ったまま水中に強く飛び込むことでこのような音が出る訳ですね。
ポッピングといっても単純ではありませんよ!
ちょん、と弱めの力を加えればチュポッという小さな音。
バシッ、と強めの力を加えればボコン!という大きな音がします。
コツはラインを緩めた状態から一瞬アクションを加え、直後にテンションを緩めること。
基本的な使い方としてはチュポッ、チュポッ、ボコン!ポーズ…という感じです。
この時のポーズは3秒ぐらいがベスト。
~2秒では食わせの間が足らずにバイトせず、4秒~では見切られることも。
首振り
ポッパーもペンシルベイト同様に左右に首を振ります。
ただカップが水を噛んで移動距離を抑えるというポッパーの特性がある為あまり大きくスライドはしません。
ですからポッパーの場合はドッグウォークとは言わずに首振りという表現をする人が多いですね。
当然カップがある為チュポン、チュポンと軽めのカップ音を出しながら首を振ります。
動かし方ですが、強めのロッドアクションを加えるとボコン!と大きな音と共に前進してしまうので×。
弱いロッドアクションを連続して入れることによって左右に首を振ります。
ちなみに首振りアクションはポッピングのように3秒も止めると見切られます。
ポッピングの場合は音が大きく、強く水を動かし、大きな波紋が出るのでバスを騙しやすい。
しかし首振りはそこまでのアピール力もなければ大きな波紋も出ない為、リアクション要素が少なくじっくり観察されちゃうんです。
だから私は首振りアクションはリアクションというよりも食わせのイメージで使っていますね。
だからといって単調な首振りも✖で、1秒程度の短いストップを合間に混ぜるのが○です。
スプラッシュ
スプラッシュとはポッパーのカップで飛沫を出してバスを誘う方法です。
バスが大きなポップ音を嫌ったり、首振りでは見切られる時に有効!
ただし音や波動のアピール力はとても乏しいので、クリアウォーター専用のメソッドですね。
マッディ野池でこれをやってもほとんど釣れません。
釣れたとしてもそれは飛沫効果ではないでしょう。
動かし方としてはゆっくりとリールを巻いてラインが張っている状態でロッドアクションを加え、ポッパーの前進を加速させるようにします。
この力が一瞬に集中するとボコン!とただのポッピングになっちゃうんですね。
ダイソーポッパーも色んな使い方が出来るのですよ!
改造
フェザーフックチューン
ダイソーのポッパーの性能を引き上げるチューン!
まずダイソーのルアー全般に言えることですが、フックが針先が鈍いしすぐ錆びます。
ですのでフック交換も兼ねてフェザーフックにしちゃいましょう!
ポッパーのリアフックをフェザーフックにするのはポッパーではよくある改造です。
1つ目はブレーキ効果。
ポッパーはペンシルなどと違い、移動距離をなるべく抑えて一点で誘うのが基本です。
リアフックにフェザーがついていると、ポッパーが前に動こうとする力に対してブレーキをかけてくれるんですね。
2つ目は視覚効果。
水中のフェザーは水流でたなびいたりしてその動きや質感に生命感があり、ポッパーを止めている時はフェザーそのものが誘いになります。
流石にダイソーのポッパーにフェザーフックを期待するのは価格的に無理があるのでフックだけ別に買いましょう。
フェザーの色は白、それを縛るスレッドは赤の物が実績が高い傾向があります。
サイズは#8がノーマルですが、個人的にはちょっと大きめの#6をオススメしますよ。
リアフックをワンサイズ上げることによってもブレーキ効果は生まれますし、ダイソーポッパーの水平浮き姿勢が若干後方重心になってくれて首振りしやすいので。
ちなみにフェザーフックは何もポッパーだけに使う物ではありません。
上であげたブレーキ効果と視覚効果はミノーやメタルバイブなど、水中のルアーにも使われることがしばしばあります。
ダイブチューン
ダイソーポッパーは水平浮き姿勢ですが、リアに0.5g~1g程度のオモリを張ることで垂直浮きに出来ます。
水平浮きほどポッピングや首振りは出来ませんが、ロッドアクションを加えることで音を出しながら水中にダイブします。
これがトップに出来らない魚に対して極めて有効なんですよ!
まとめ
- 飛距離重視…9g
- アクション重視…6g
- 性能は釣具メーカー製には劣る
- 魚は一応釣れる
買いかナシか…2択で答えるならナシかと。
そもそもポッパーはキャストミスして木や対岸に引っ掛けでもしない限りロストしません。
そう考えるとダイソーポッパーの存在する意味(コスパ)はメタルバイブやバイブレーションに比べて少ない…と言わざるを得ないんですよね。
学生がお小遣いで買うとか、節約を第一に考えたいならいいのですが。
ということで私なら少し高くてもポッパーは釣具メーカー製のものにします。
ダイソーのポッパーには絶対に超えられないのがこれ。
ずいぶん昔に発売されたのに、いまだにポッパーの王者に君臨する化け物ポッパー。
多くのポッパーがその後世にでまいたが、いまだにPOP-Xの牙城は崩せていません。
チュパッ、チュパッという控えめかつライブ感溢れるポップ音+ワイドな首振り。
自分は10年前に買ったPOPXをいまだにロストしていませんから、安くてそこそこなポッパーを買おうという気になれません。
ダイソーの釣具一覧はこちらの記事をどうぞ。
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