ダイソーのタコエギって安いけど、ちゃんと使えるの?
タコエギって割と高いし、根掛かりして無くしちゃうんですよね。だからせっかくなら安い物がいい。
でもあなたが気になるのは、その性能ではないでしょうか?いくら安くても使い物にならないなら買うだけ無駄ですからね。
ということで今回はダイソーのタコエギを徹底解説します!
この記事を読んで購入の参考にしてください。
結論を先に書くと、値段を考えるとすごくいいですよ!
ただもっと安くてよいタコエギがあるんですけど…(笑)
- 概要
- 外観
- いい点
- 悪い点
- 使い方
- 収納
- ダイソーよりもオススメのタコエギ
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概要
- 価格…200円(税別)
- 号数…3号(25g)、3.5号(35g)
- カラー…イエロー、ピンク
- ラトル入り
- ブレード付き
- リアルアイ
- 上向き大型フック
200円は安いですね!
サイズもスタンダードな3号と3.5号。
カラ―もアピール重視のイエローとピンク。
ダイソー分かってますね~!
外観
横から見た写真。
上から。
下から。
前から。
いい点
シンカー
アゴの下についているシンカーは幅が広く底が平らで安定性に優れています
つまり横に倒れにくい→針先が常に上にあるので根掛かりしにくい。
タコは底を攻めるのが基本なので、このシンカー形状はとても有利!
明らかにタコ釣りの経験が豊富な人が開発に携わっていますね。
3本針
セリアのタコエギは全方向に針がついていますが、ダイソーのタコエギはこのように3つの大型針が上向きに付いています。
でもタコはタコエギの上に乗っかってくるので下のフックは不要なんですよね。
それどころか下にフックが付いていると根がかりが増えるので、この上向き3本針が現在のタコエギのスタンダード仕様。
ラトル入り
タコやイカも音が聞こえてるって知ってました?
タコは貪欲な生き物なので、餌がいるとすぐに襲い掛かかります。
つまりタコにこちらの存在を知らせることが一番大事で、その為に音でアピールするのはとても有効。
ダイソーのタコエギは中にラトルが入っていて、振るとシャラシャラと甲高い音がします。
ブレード付き
フックの後方に付けられたブレードは水流を受けて回転します。
その時に光が乱反射すると共に複雑な波動が発生し、タコに強烈に存在をうったえます。
釣具メーカーのタコエギにもよく採用されているのですが、800~1,000円ぐらいします!
200円(税別)ブレード付きはもはや反則レベル。
間違いなく釣具屋の売上に影響しますよ!
しかも色は実績の高いゴールド。
ダイソーで販売されているブレード単体はシルバーのみでしたが、今後ゴールドブレードも発売されるかもしれませんね。
リアルアイ
タコエギについているアイ(目)が釣果に関係あるのかどうか…それは正直誰にも分かりません。
ただ少しでもよく釣れるように、という作り手の願いが込められていることは事実でしょう。
そしてアイがあると釣れないと言って取ってしまう人は聞いたことがありません。
ダイソーは200円という価格の中で出来ることを徹底的にやってくれたんです。
悪い点
パーツが歪んでいる
お分かり頂けるでしょうか?
フックの向きやブレードを接続する為のスイベルシャフトが歪んで取り付けられています。
自分でペンチで修正しないとダメですね。
針が錆びる
全てのダイソー製品に言えることですが、一度使うとフックが錆びてしまいます。
錆びてしまうと刺さりが悪くなってタコをバラしてしまいますし、大きなタコが釣れた時は折れてしまう可能性が高い。
1kgを超えるサイズになると重量感はかなりのもので、底にへばり付かれないように全力で巻き上げないといけません。
その点でダイソーのタコエギには不安が残りますね…。
布が破れる
ダイソーのタコエギの布はとても薄く繊細なので、底を攻めていると岩に当たってすぐに剥がれてしまいます。
どうやら布の耐久性までは考えられていないようですね。
布は貼らずに本体に直接塗装をしてくれた方が長持ちしそうで良かったなぁ。
サイズ別の使い分け
- 3号…94mm(25g)
- 3.5号…109mm(35g)
3号と3.5号ではこれだけサイズ感が違います。
どう使い分ければいいの?
タコエギの標準である3.5号を主軸にして、浅場や流れが緩い場所では3号という使い方をするのが一般的ですね。
本当は4号も欲しいところなんですが、残念ながら記事を書いている現在ダイソーには4号は販売されていません。
使い方
STEP1…足元に落とす
タコが確実にいるのは足元です。
港湾の護岸では基本的に足元に敷石が入っていますから、そこがタコの住処になってるんですね。
もちろん沖にもタコはいます。沖にシモリ(岩)がたくさんあると知っているならそれを狙うのもアリですよ。
STEP2…シェイク
竿でチョンチョンとタコエギを動かしてやります。
真下に落としている場合は僅かな力でもダイレクトにタコエギに力が加わるので、軽くでいいですよ。
これを10秒ほど続けます。
STEP3…移動
これでアタリがないなら3mほど歩いてまたシェイク。これを繰り返して護岸沿いに移動しながらタコを狙っていきます。
タコは動きが遅いし、あまり長距離追いかけてきません。だからこのように移動距離を抑えてネチネチと誘うのが有効なんですね。
ヒット→ファイト
もしも竿先に重みを感じたら、それはタコか根掛かりです。思い切りアワセて下さい!
タコは餌を捕まえると底に張り付きますが、そうなるとどんなに頑張っても釣りあげることはできません。
強いアワセを入れるのは、タコが完全に張り付く前に一気に引きはがす為なんですね。
ただ底に張り付くようなものがない砂地の場合は別。5秒くらい待ってタコがしっかり乗ってからアワセる方が確実なので、状況に応じて使い分けましょう。
収納方法
ダイソーでエギケース自作しようと思って隙間テープとA6のファイル買ったら普通にセリアにエギケース売ってた
— 鳥取で気ままに釣りする@減量中 (@kinnafu) December 19, 2021
もちろん100円 pic.twitter.com/S7AdKQdU8V
タコエギ用のケースなんてニッチなものが100均にあるはずがありませんよね。
だから代わりにエギ用ケースを使いたいのですが、ダイソーには販売されていません。
だからA6のクリアケースに防水すきまテープを貼って自作する人もいるんですが、それでは保護シートもないただのスポンジを貼っただけ。
取り出す時に中身が落ちるので、普通のルアーケースの方がいいですよ。
釣具メーカー製ならいっぱいキレイに入るんですが1,000円を超えてしまいます。
とはいえそう壊れるものではありませんから、タコ釣りが好きな人ならメーカー製がオススメです。
メイホウのタコエギケースはタコの赤!
ダイソーよりオススメのタコエギ
ここまで読んでもらって申し訳ないんですけど、ダイソーよりもマルシン漁具のタコエギの方がオススメです(笑)
オクトパスタップという商品名で、記事を書いている現在アマゾンでは199円(税込)送料無料でダイソーよりも10%以上安いんです(笑)
安くても釣具メーカーなので、ダイソー製よりも性能は上。
しかもオールピンク、オールオレンジ、グローとハイアピールカラー揃い。
あとダイソーにはない4号がラインナップにあるのもいいですね。アピール力の高さや飛距離など4号にはメリットが多く、大場所で釣りをする時や良型を狙う人には必須です。
まとめ
- 200円(税別)
- 3号&3.5号
- ピンク&イエロー
- シンカーが幅広で安定性が高い
- ラトルが入っていて音でアピール
- ブレードで光と波動でアピール
- 針が錆びやすい
- 布が破れやすい
- マルシン漁具の方が安くて性能は上
ということで私がダイソーのタコエギを使うとしたら以下の場合です。
・ラトルとブレードの効果に賭けてみたい時
・小型メインの場所で小型(3.0号)を使いたい時
ダイソーで販売されている釣具の一覧はこちらの記事をどうぞ!
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