ズシッと竿に重みが乗る感触…
プリプリとした歯応えと旨味…
今回は釣って楽しく食べて美味しいなんて、イイダコって素晴らしいですよね!
でも「いっぱい釣って帰って唐揚げに煮物に…」なんて考えていたらボウズなんてことも。
実はイイダコって釣り方1つで100対0も差が付く釣りだって知ってました?今回は実釣も踏まえて皆さんに正しいイイダコの釣り方をご説明します。
これを読めば大抵の人はバンバン釣れるようになります。これであなたもイイダコマスター?!
イイダコに関して!
・イイダコの生態
・潮
・時間帯
・ポイント
・仕掛け
・タックル
・釣り方

・元釣具屋店員 ・釣り歴…20年超 ・釣りのジャンル…ルアー、餌、フライ等 ・2022/10「ダイソー釣具」検索2位獲得 (公式を除く実質日本1位) ・住所…岡山県 ・Twitter…@hopeless_orz
同じポイントでこれだけ釣果が変わる!

こんにちは!ほーぷれすさんは今年はもうイイダコ行きましたか?
僕はこの前○○(以前私が教えたポイント)に行ったんですけどサッパリでした。良かったら○○でのイイダコの釣り方を教えて下さい!
(by匿名さん)
彼は昔からブログを読んでくれている大切な常連読者様。何か役に立つアドバイスがしたい!ということでさっそく次の日同じポイントに調査に行ってみました。
~岡山県・某ポイント~



はぁはぁ……くっ!
甘くはない。イイダコごとき…と舐めていた自分が情けなくて私の頬はりんごのように真っ赤になりました。教えるなんて…自分にはそんな資格はありません。
せっかくお問い合わせ頂いたのにすいませんでした。こちらの方こそ教えて下さい…


教えて下さい。冷蔵庫に入り切らないんですけどどうしたらいいですか?



教えてくれませんか?敗北を…



ぐ、ぐぎぎ…!
ということでキツイ言い方かもしれませんがイイダコはポイントと釣り方が正しければ100杯は軽く釣れる釣りです。釣れないのは何かが大きく間違っているとしか言いようがありません。
では何を間違えているのか?というとほとんどの人が釣り方を間違えています。覚えておいて下さい!ほんの少しの違いでイイダコは爆釣します。
イイダコの生態
釣り方を知る前にまずはイイダコの生態を知りましょう。これを疎かにする人は多いんですが、イイダコに限らず釣りの基本中の基本です!
シーズン初期に大きな仕掛けでは釣れませんし、どんなものを食べているかを知れば釣るイメージが湧きやすい!
外観
イイダコはマダコのように大きくはならず、足を伸ばしても10cmからせいぜい30cmほどまでしか成長しません。
シーズン初期はその頭部の小ささから「親指サイズ」なんて言われてリリース対象で、釣りのターゲットになるのは20cm近くなってから。


目の間には何だか傷のような模様があるのが特徴です。


1個体につき2つ、足の付け根に金色の輪っかのような模様があり、遠くから見たらまるで目玉のようです。
名前の由来
産卵期の雌は頭(本当は胴)の中に米粒のような小さな卵がみっちり詰まっています。だから飯蛸=イイダコと呼ばれるようになったという説が有力。
分類
イイダコはマダコ科マダコ属です。
分布
東アジアに広く生息し、塩分濃度が低い近海の砂泥底を好みます。日本では北海道の南部から南にかけて全国に分布。あまり深い場所を好まず水深15mよりも浅い場所に多い傾向があります。
食性
岡山では主に食べているのは貝類ですが甲殻類や多毛類(ゴカイ)など何でも食べます。
そんな可愛い外見と裏腹に獰猛なイイダコの天敵はマゴチ、エソなど底にいる肉食魚と人間です。
晩冬に産卵するとメスが卵を守り、孵化する頃には死んでしまうので一年しか生きられません。
時期
イイダコは秋から冬、具体的には9月~2月がシーズンです。シーズン終盤には型もよくなりメスには卵も詰まることからあえてその時期だけ釣りに行くなかなかニクイ人もいます。
厳密には8月も釣れますが型が小さく、3月は狙って釣ることが難しいほど数が少なくなります。
余談ですが8月でもデカいイイダコはいます。シーズン初期は基本的に足元にいる個体ほど小さく、でかい奴ほど先駆けてオープンエリアに散っていきます。今回のもでかい個体が半数を占めていました。


潮


タコに潮なんて…と思うかもしれませんが、意外なことにイイダコには潮が関係します。全然潮が動いていない時よりも適度にトロトロと動く方がよく釣れるんですよ。
最初の頃は潮が動いてベイトが入ってきて時合になったのか?などと思ったこともあるんですが、そうじゃないんですね。
イイダコはそもそも中層~表層を泳ぐ小魚を捕食しません。底にいるハゼぐらいはもちろん襲いますが、基本的には底にある貝類や甲殻類、ゴカイ類を捕食します。
チヌやキスみたいにルアーでも釣れるけど完全なフィッシュイーターでないターゲットは、潮が動くことによって活性が上がる傾向があるんですよ。
とはいえイイダコに速い潮は厳禁!特に大潮の日に潮が飛ぶような場所は絶対釣れませんよ。そういう日は港内や普段潮が動かない干潟に行くべきですね。
時間帯


イイダコは夜行性なので夜の方がよく釣れる。こんな話もネットでは見られるのですが、キッパリと言いますが岡山県では夜はイイダコはあまり釣れません!
昼に50杯釣れるところでも夜に行ったら良くて5杯といった所。それぐらい差が出るのでイイダコ=昼というのは岡山県では常識です。
つまり昼と夜とどっちが釣れるのかは住んでいる地域によるというのが正しい。これを地域性と言って餌を始めとした環境の違いが食性に変化をもたらすのです。
ポイント
漁港


足元から水深があり、敷石やゴミなど色んなものが沈んでいるのでそれを住処とすするイイダコがいます。
足場もよくアクセスがいいことが多いのでビギナーさんにはオススメですよ。ボウズが少なくシーズン当初から終わりまで安定して釣りやすいのは漁港ですね。
砂浜


タコというと岩の隙間などにいるイメージがありますし実際そうなんですが、イイダコは砂泥底に潜り身を隠します。良い動画があったんでどうぞ。
浜は根掛かりが少なく圧倒的に手返しが良いことと、人が密集しないので釣りがしやすいもの魅力ですね。その反面広い釣場のどこにイイダコがいるのか?ということが掴めないとボウズもありうるという難しい一面もあります。それさえ見つけられれば無双出来るんですけどね。
たまに砂浜に干潮時に取り残されて、ニュ~っと足を伸ばして宇宙人のように立ち上がりポテッと倒れるバカなイイダコもいます。。だから早朝の砂浜でイイダコ拾いなんてことをやってる人もいるんですが、明るくなると人間より鳥の方が先に見つけるので可能性は低いでしょう。
イイダコは魚のように移動が速い生き物ではありませんから干潮時に潮が干上がるような所はダメで、浜では基本的に遠投出来た方が有利ですね。後でご説明する飛距離の出るタックルがオススメです。
磯


イイダコは近くに敷石や磯なりがあって沖が干潟になっている場所はイイダコの有望ポイント。イイダコは砂に潜るとはいえ、岩の隙間や牡蠣殻などが近くにあればそちらに優先して入りますので。
ただし狙うポイント自体はガキガキの岩場なんてダメですよ!根掛かりしてしまって釣りになりませんからね。
仕掛け
テンヤ


テンヤというのは錘と針が一体化しているものです。マダイのひとつテンヤを知っている方ならヘッド形状が同じなのでお馴染みですね。ただしイイダコを釣る為に針が2本付いている物が多く、最近ではノリを良くする為に写真のようにフックが4つついているものもあります。


テンヤについて調べていると「らっきょ」という字を目にする機会が増えませんか?昔からテンヤはらっきょうやネギの根本の白い部分が餌に使われてきたんです。
もちろんイイダコは肉食なのでらっきょうやネギが好きな訳ではありませんよ。それらが使われてきた理由は「白っぽくてイイダコが好きそう」というだけであり、別にスポンジや消しゴムだって釣れるのです。
釣具屋さんに行けばイイダコ用の小さなテンヤがおり、餌の代わりにワームがセットされているものもありますね。
テンヤは針が上を向いていて根掛かりしにくく、大きな餌をセット出来るので良型のイイダコ狙いに特に有効です。
また8号~12号という比較的重い物が流通していますね。
以下はあなたにオススメのテンヤです。


オクトパスハンターのイイダコテンヤ。バランスの取れた使いやすいテンヤです。


号数がヘッド部に書いてあるですが写真では分かりにくいですね。しっかりとヘッド部がボトムで立つので根掛かりにくく掛かりが良い。


4本針仕様で掛けたイイダコを逃がさない!


イイダコテンヤはロックを外して簡単に餌orワームの変更が可能!


らっきょうを模した白いワームがセットされています。
スッテ


テンヤに代わってよく使われるようになってきたのがスッテです。私は両方使いますが、今はスッテ派の人の方が多いかも知れません。
今は昔よりもルアーフィッシングが浸透しており、イイダコ釣りにシーバスロッドやエギングロッド等を流用する人が多いのです。8~12号(1号=3.75g)のテンヤに餌を付けるより、3号~5号のオモリにスッテを付けるライトで手軽なスタイルが好まれています。
飛距離が落ちないかと心配する方もおられますが、今はPEラインが全盛期。軽めのスッテをルアーロッドで投げてもそれなりに飛距離が出るんです。
スッテのメリットは全方向に細かく針がついているからとにかく掛かりがよく、小型でも乗りやすいということですね。
以下は何を買えば分からないという人にオススメのスッテです。


イイダコスッテの王者になってから久しいイイヤン。やっぱりよく釣れるいいスッテなんですよ。


最初から6号のオモリがついています。この上にスッテ部が乗る形です。


シンカーは底が平らになっていて転がりません。


イイヤンのスッテ部の重量は2.6g。


底で浮いてユラユラすると思っている人がいますが、実は違います。本体自体は浮きますがカンナの重みで沈むんですよ。またイイヤンは背中にスペースがあって空気が入っている為姿勢が安定しています。


パッケージ裏にも書いてあるスッテ2つ仕様なんですが、根掛かりしにくい砂泥底のポイントではイチオシの強力な仕掛けです。2つのスッテがナス型オモリを支点にクルクルと動いて猛烈アピール!水深がある漁港の護岸などでは上下の誘いも効きます。
コンパクトで空気抵抗の少ないスッテ(イイヤン)に8号のナスオモリ(写真は4号ですが)を搭載。飛距離は80mほどで、人が攻めていない沖の竿抜けポイントを直撃!イイダコが抜かれておらずパラダイス状態でしたね~。
おすすめアイテム


イイダコ集寄ブレードという商品です。


今回の釣果を支えた縁の下の力持ち的アイテムで、これをつけるだけで釣れる数が増えます。
具体的に言うと、イイダコはテンヤを見つけても追いつけないことが多々あります。そこでテンヤに先行してイイダコ集寄ブレードが通ることで、その後に遅れて来るテンヤを抱いてくる訳ですね。
タックル
タックルの重要性について



このポイント全然駄目だ~…移動しよ
こういうことありませんか?
その場合の大半は後20~30m仕掛けを飛ばせたら釣れるんですよ。例えポイント選択が正しくても、イイダコがいる場所まで仕掛けが届かなきゃ釣れる訳ありませんよね。
ロッド
「8fぐらいのシーバスロッドかエギングロッドを持っていたら大丈夫!」…この記事を読んでいるあなたはこんな言葉を期待いたのではありませんか?
それでも普通に釣れますが、条件がよほど良い日に当たらないと数は稼げません。晩酌のツマミに10数杯釣って満足ならそれも良いでしょう。ただ今回は数釣りしたい人の為にガチなタックルを紹介させてもらいますよ!
<ロッドに求められる要素>
・沖のポイントを直撃出来る遠投性
・仕掛けを背負いやすい適度なしなやかさ
・底から引きはがすバットパワー
まず10号テンヤ(37.5g)を余裕を持ってブン投げられるロッドであることが前提です。その為にはロッドはある程度硬くて長い物が向いています。
とはいえイイダコ釣りは3号程度のオモリをつけたスッテも投げますから、ガチガチのロッドだとロッドが曲がらないので逆に飛ばせません。
また適度に曲がるロッドならバットでファイト出来るので底から引きはがすのも楽です。
これらを総合すると理想は10fのMパワーのシーバスロッドですね。MLだと柔らかすぎる為3号など軽いテンヤはいいですが5号以上は飛距離が出ませんし、根掛かりを外すのも困難ですし。
その中では優れたコスパとデザインで定番中のシーバスロッド・ラテオ100Mを強くオススメします。いや本気でイイダコの数釣りをしたいならこれを買って下さいと今回の記事では言い切らせてもらいます。
多分イイダコ釣りにおいてはこれが最強でしょう。持て余しそうな人はシーバスやライトショアジギングと兼用して下さい。
リール
イイダコは小さいからリールにパワーなんて…と思う人いるんですが、残念ながら違います。引きがどうとかではなく、単純に水の抵抗で重いんですよ。それを遠投した遥か沖から巻いてこないといけない訳です。リーリングを止めたら張り付かれますしね。
リールは21カルディアのLT4000-CXHがベスト。最初は1万円台ということもあってカルディアってどうなんという先入観があったんですが、全く持って安くて良いリールです。LTはやっぱりギアが大口径化されていてパワーがありますし、ボディとローターが両方ともザイオンV(ザイオンの1個下)を使われていてカッチリしており巻きパワーをロスしません。一昔前の安い4000番だとローターがぐにゃんぐにゃんな物が多かったですが、これはショアジギングにだって普通に使えちゃいますよ。
ライン
イイダコ釣りにはPEライン1.5号が適しています。スピニングリールは糸が太ければ太いほど飛距離が落ちるのはイタイんですが、イイダコ狙いで0.8号なんて辞めた方がいいですよ。
イイダコ釣りはボトムを攻める釣りですからテンヤがスタックしたら0.8号なんて細いラインじゃ回収出来ません。
また掛けたイイダコに岩に張り付かれたら強引に引き剥がさないといけないので太いラインの方がキャッチ率は上がるのです。
じゃあ太ければ太いほどいいのかというとそうでもなく、1.5号でテンヤが回収出来ない時はガッツリスタックしているのでいくらラインを太くしても回収出来ません。飛距離も落ちるしラインを切るのも大変なので。
王道ですがアップグレードX8にコスパで勝るPEラインはないかと。シマノのピットブルも8本撚り12本撚りが安く売られていますが、そんなに高評価の声を聞かない限りやはりそういうことなんでしょう。私も戻しましたw
釣り方
①遠投する
上記の仕掛けとタックルでエイヤ!と投げる訳ですが、イイダコは基本的に遠投が有利です。
とりあえず最初はあなたが持っているロッドで一番投げやすい号数を選択するのですが、よく分からない人はロッドに書かれている適合ルアー下限重量+上限重量を÷2で割った重さの仕掛けを選んで下さい。
投げたら着底するまで待ちます。
テンヤの重量ならよほどの強風や流れでない限り、まず着底感は分かるから心配いりません。
②ズル引き
着底したらリールを4~5秒かけてゆっくり巻いて下さい。
イイダコはあまりに早い動きには追いつけないし、そもそも巻く速度が早ければ仕掛けが底から浮いてしまいます。それではイイダコは釣れません。
だからこの時に仕掛けの重量を調整するのが大事なんです。
例えばガキガキのガレ場で重い仕掛けはすぐにスタックして使いにくくて大変です。しかし足場が高い場所や水深がある場所では軽い仕掛けでは底から浮いてしまう。
つまり底を感じながら根掛かりしないギリギリの重さを選択するのが正解です。これが出来るか出来ないかで釣果は倍近く変わります。
シェイク
イイダコが高活性の時はズル引きだけでもいいのですが、大抵の場合はそれではすぐに釣れなくなります。
魚相手だったらわざと速い動きで誘うこともあるんですが、イイダコにはそれは逆効果。釣れない時ほどスローに探るが鉄則です。
でもご存知ですか?イイダコって目が良いし、一説には頭も良いそうです。実際警戒心を感じたら巣穴から出てこなくなることもあるんですよ。そんなイイダコを相手にスローな展開をしていると見切られることもしばしば。
スローに攻めないといけないけど、スローに攻めると見切られるという矛盾がここで発生するんですね。そしてこの矛盾を解決してくれるのがシェイクな訳です。
小刻みにティップでチョンチョンとアクションを入れることで、移動距離を抑えつつも細かく動いてイイダコに見切られることが無くなります。だから上手い人はズル引きだけじゃなくてちゃんとシェイクも使っているんですよ。
アワセ
この辺は賛否両論があるでしょうが、私は即アワセ派です。
聞きアワセというのは竿が重くなった時にチョンチョンしてイイダコがテンヤを抱いているのかスタックしているだけなのかを確認してアワせるというものですが、そんなことしてる間に張り付かれますよ。
イイダコとはいえ岩の隙間や牡蠣殻の間に入られたらどんなに太いラインを使っていても回収出来ません。テンヤがもったいないしイイダコも悲惨だしノットを組み直すのも面倒です。



でも十分に乗ってから合わせないとバレることあるでしょ?
これは確かにそうなんですが、私にとってはデメリットがメリットを上回っているのです。
ちょっと考えてみて下さい。テンヤが1個500円だとしますから、1度の釣行で5個ロストしたら2500円ですよ。交通費とコーヒー代入れたら3000円ですよ。せっかくイイダコがたくさん釣れても「これが3000円かぁ…」と思うと損した気分になりませんか?私なら3000円あったらラーメンを3回食べに行きます。
ゆっくりズル引いたりシェイクをしている訳ですから重みを感じた時にはある程度乗ってますから、十分に抱かせて…なんて考える必要はありません。確かにそれですっぽ抜ける時もあるんですが、ラインブレイクするぐらいなら次のイイダコを釣りましょう。
バラシ対策
せっかくイイダコが掛かったのに寄せている途中でポロリ…誰しも経験があるのではないでしょうか。



運が悪かったな~…
いいえ、運じゃなくてあなたが悪いのです!それでは順番に解説していきますよ~。
まずロッドが重くなったら大き目かつスイープにアワセます。これはイイダコの身にしっかり針を刺す意味合いと、底から引きはがす両方の意味があるんですね。瞬間的なアワセは身切れ起こすだけなのでやめましょう。
ちなみに自身の経験からアワセ不要論を唱える人もいるし実際それでも釣れるんですが、気がする…じゃなくて数値化して何年にも渡って比較したことはありますか?数字というのは残酷な物ので、アワセを入れないとやっぱり多少なりともバラシ率は増えるのです。
また上級者になったらアワセの時の重量感でイイダコのサイズを予測します。良型なら素早くゴリ巻きして底に張り付かれないようにし、小型なら無理にリールを巻き過ぎず一定のテンションでバラさないように巻いて来ます。
で、そのバラさない方法なんですが…


このように竿を寝かしてラインと一直線にしてリールで巻いて寄せるのです。



え~?ロッドの曲がりを使わないとテンション抜けて余計にバレるでしょ?
そうじゃないんですよね~。
イイダコがもっともバレやすいのは水面まで浮かして水面スキーをしている時です。その時こそテンションが緩むのですよ。
そこをイイダコを水面下まで浮かせはするけど水面を割らないようにコントロールする為にロッドの角度は邪魔。一直線にしてリーリングで調整するのです。そうすれば水の抵抗で常にイイダコにテンションが掛かってるのでバレが減ります。
これは地元チェーン店のイイダコマスターの店員さんと意見が一致したメソッドです。立場は違えど本気でイイダコを追うと行きつく先は同じということか!
活かしバッカン


イイダコを釣りたいなら活かしバッカンは必需品ですよ。バケツに入れてたら逃げてしまいますからね。
このようにチャックがついていて、イイダコを入れたらすぐに締めて下さいね。
貝が釣れたら中にいる


実際テンヤを投げて空き缶や牡蠣殻を釣り上げた時は中にはイイダコが入っている確率はかなり高いです。地面に叩きつけて割って中のイイダコを取り出して下さい。
まとめ+α
以上がまとめとなります。
頑張って釣りまくって下さいね!
※いつもブログを読んで下さっている常連読者様へ
禁断の裏ブログに今回のポイント載せてますので興味があればどうぞ。
コメント
コメント一覧 (2件)
毎度ありがとうございますシーズン開幕ですね。今回も既出のポイントでしょうか?気になります
LANDYさん、まいどです!
今回は既出の場所ではないです。岡山の中でも比較的早期から始まるポイントです!