まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
バス釣りにおいて中四国で最もメジャーな川、岡山県倉敷市の倉敷川。
今回はそんな倉敷川の春バスが釣れるポイントをご説明します!
春のバスはどこにいる?
春バスの状態の推移
春と言っても産卵前(プリスポーン)と産卵後(アフタースポーン)と回復傾向のバスでは居場所が全く異なります。
倉敷川の場合ですが
- 3月前半まではバスは越冬中。
- 4月は産卵まっただ中(ミッドスポーン)
- 5月に入るとアフターが増え
- 6月に入ると全てのバスがアフター&回復個体も出てくる
…といった流れです。
それぞれの状態に応じた春バスの居場所について。
これは全国共通ですが深場で越冬したバスはそれに隣接するシャローで産卵します。
これは川でも変わりません。
プリスポーンの春バスの居場所
春バスがどこにいるのか?というとその前段階のバスの居場所から予測する形です。
例えばプリスポーンの前段階である越冬地はこの天城周辺と…
この下流域周辺になります。
この周りにあるシャローエリアがプリスポーンのポイントということです。
(※具体的なポイントは後程説明します)
アフタースポーンの春バスの居場所
そしてその場所で産卵した春のバスはまた移動します。
産卵はバスにとって命に係わるほど大変な行為。
その後しばらくは、産卵場の近くの流れが弱い場所でストラクチャーに身を寄せます。
倉敷川は下流の水門開放時以外は基本的に流れは緩いんですが、具体的に言うとインサイド(曲がりの内側)です。
そういう場所には時期的にテナガエビなど動きの遅いベイトもいるので、まだ小魚を追い掛けまわせないバスの格好の餌になります。
アフターからの回復傾向の春バスの居場所
上記の状態からバスは徐々に流れのある場所へと移動します。
比較的上流域でもアフター個体がいるのはその為です。
上流では流れがある場所の近くの緩い場所がよくなり
中流ではアウトカーブの方が反応が良くなります。
そこから完全に回復すると、多くのバスが上流の流れの中に入って小魚を積極的に追いかけ回します。
3月後半~5前半月(プリスポーン)の春バスのポイント
吉岡川合流点
10:15の釣る所から再生するようにしていますが、これ吉岡川合流点からちょっと上流側です。
合流点付近はとても浅く岩がゴロゴロしています。
シャロー&ハードボトムはやっぱりプリに強いんです。
藤戸大橋
天城から藤戸にかけて越冬したバスはこの藤戸大橋周辺に集まります。
天城のかえで団地横ではメインチャンネルは4m近くありますが、この辺の岸際は水位にもよりますがインサイドでは1m~1.5mくらいとシャローになっているのでそこで産卵が行われるのです。
特に北側(左岸)は足元が抉れていて、そこにバスがウジャウジャいます。
春の倉敷川では最大のメジャーポイントなので、自分の姿がバスから見られないようにする必要があります。
そこでご当地釣法のご説明!
道路の塀の上からライトリグを投げて「吊るし」でネチネチと攻め、バスが口を使ったらアワセを入れます。
それと同時に塀から飛び降りて川岸に降りて行く…というのが流行っています。
20代しか出来ない合理的な荒業ですよねw
私がやったら転んでタックルや骨が折れそうなんでやりません。
やってる方はお気を付け下さい。
六間川合流点
藤戸~天城で越冬したバスは上流方向だけでなく、下流で隣接する六間川合流点にも産卵に来ます。
合流点は水深が浅いシャローエリアになっており、岸際の護岸にバスがいます。
プリの荒食い状態ならサスペンド&ジャークで誘えるミノーが強いです。
クランクなど巻物でも釣れるんですが、荒食いシーズンとはいえ最近まで越冬していた&まだ低水温なので止められるミノーが強いんです。
どっちかと言うとプリ向きですが、5月~6月初旬のアフター初期まで狙えます。
中新開水門
ワンドと周辺の岸沿いは浅くなっていてバスの産卵場になっていて春に強いポイントです。
ブッシュが多かったり場所によっては足場が高いのでなるべく強めのタックルで行きましょう。
丙川合流点
ここは冬バスポイントですが、プリ~ミッドの春のバスにも最適なポイントとなります。
全体的に流れが緩く浅いポイントなので、産卵に向いている訳です。
広いポイントですがこの時期は沖に遠投するよりも岸際狙いに徹する方が良し。
適度な飛距離とややスローに攻めるのに適したライトテキサスが便利です。
6月後半以降(回復傾向)の春バスのポイント
国道2号線
国道2号線の周辺は流れが効く所と緩い場所が混在しています。
アフターになってから回復に連れて徐々に上流に向かっていたバスは、この周辺で緩い方に溜まっています。
プレッシャーは高いのでライトリグが吉。
常盤橋
横の水路と繋がっていてますが、ここの水門は普段は閉まっています。
ここがワンド的役割も果たしてくれるし、水門が開けばベイトは入ってくるし、周辺はウィードが多いポイントです。
小瀬戸橋
浅く周辺には水門が多いポイントです。
水門が開いていれば夏でも釣れるポイントなんですが、アフターのバスもこの周辺についています。
ウィードの中にいるでライトテキサスがいいですね。
下灘橋
流れは緩いんですが周辺に比べて少し水深があるエリアです。
狙うべきは橋脚とシェード、その周りの護岸。
中層にサスペンドしてるので、ジャークベイトで食わせましょう。
春バスに絶対に必要なルアー
ハリーシュリンプ
この動画を見て下さい。
春バス攻略に欠かせないテナガエビですが、本来エビというのは前向きに歩くのです。
そして逃げる時だけ後ろに跳ねるんですね。
ハリーシュリンプの逆付けは前歩きとバックスライドを両方こなせるすごいリグです。
ちなみにホッグ系ワームはどれも一緒なんて思っていません?
ハリーシュリンプは全てが計算されて作られている名作です。
あまりにもよく出来ているのでチニングでも定番ワームになっております。
ファットウィップ
私のマストアイテムです。
メーカーはあまり好きじゃないんですが、商品と作った工場の人達に罪はありませんw
まず見た目通りにライトテキサスにピッタリなのと、ジグヘッドワッキーにすると細かく震えながらフォールするの加えて巻いてもプルルル…とバイブレーションするんですよ。
そうなるように計算して三角の断面に設計したようです。
1つで3役こなせてどれも良く釣れます。
ヴィジョンワンテン
春に絶対に必要なジャークベイト。
多分ジャークベイトとしては世界一なんじゃないでしょうか?
どんなに新しいジャークベイトが出続けても廃れない定番中の定番。
アクションが素晴らしく、本場アメリカで人気爆発してプロにも愛用者が多いというのも頷けます。
ソルトでも愛用する人が多いですね。
使ったことがない方は是非。
他のジャークベイトが使えなくなります。
ソウルシャッド45SP
アフターのバスには小型シャッドのただ巻きがムッチャ効きます。
春の倉敷川で目の前で10匹ぐらい連発されたのを見た時は驚きました。
こっちはライトリグ使っててボウズなんですよ。
咄嗟に手持ちの6cmぐらいの中型シャッドに代えたんですが無反応。
相手はその後も連発という…。
産卵直後はテナガエビ食ってるんですが、回復しかけの個体は明らかに小型の小魚系を偏食することがあるんですよ。
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