まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
今回はヒラメを狙って来ましたよ~
岡山はヒラメがなかなか釣れない?
かつては岡山じゃヒラメなんて無理!と言われていました。
ちゃんと狙う人達は日本海まで遠征していましたね。
でもここ10年くらい?
岡山ではヒラメの魚影がずいぶんと濃くなりました。
放流事業なんかもやってますし、生態系的にもかなり上の方であるヒラメを瀬戸内海みたいな閉鎖的な海でやってればそりゃ増えますよね。
野池のバスみたいなもんかと。
ママカリを釣ってたらサビキに食ってくることもありますし、ベイカを釣ってたらエギに食ってくることもありますからw
だからちゃんと専門に狙えばそう難しくはないと思います。
安定して結果を出してる人達もいますから。
ただ狙いどころと狙い方はちょっと考えないと結果は伴わないかもしれません。
それを詳しくご説明していきます。
何もないサーフはダメ!
これは沙美海岸です。
皆さんはヒラメ釣りにどんなイメージがありますか?
日本海とか太平洋で広いサーフで小魚を待ち伏せ…というのは誰もが思い浮かべると思います。
だから皆さん砂浜に行くんですよね!
私も昔は行ってましたよ~、沙美海岸とか渋川海水浴場とか。
でもこれは外れです。
ああいうのはヒラメは高波に翻弄されるイワシ等を捕食しているのです。
波のおだやかで周りに何もない岡山の砂浜で、ヒラメの目の間を小魚が通り過ぎる、あるいは追い掛け回して捕食出来る可能性ってどれだけあるでしょうか?
とても低いと思います。
まぁ沙美海岸にもヒラメやマゴチが割と高確率で釣れるポイントはあるんですけどねw
砂泥底
ここまで書けばお分かりになったかと思いますが、岡山のヒラメにとって何もないサーフにいる価値はほとんどないはずです。
むしろハゼ類やらコチ類やらゴカイ類やらが豊富な干潟等の砂泥底に住みたくなるのは当然でしょう。
実際周りの人達やyoutubeなどで岡山の釣り人が釣っている場所ってどんな場所が多いですか?
沙美や渋川の海水浴場で釣ってますでしょうか?
そういうことです。
地形変化を探せ!
いやいや、俺は岡山でも普通の砂浜で釣ったぞ!
…という方もおられるかと思いますが、よく思い出して下さい。
そこは地形変化がありませんでしたか?
波止が近くに突き出しているとか、石畳が沖に続いているとか、ブレイクがあるとか。
ミオ筋などもそうですが、ヒラメは地形変化につきます。
また地形変化が生む潮に着く魚でもあります。
何もない広大な場所じゃなくて、地形が変化する周辺はチャンス大!
港内も良い
実は港内もヒラメにとっては居心地が良い場所です。
それは上記の干潟理論と同じでボトム系のベイトが多いのに加え、小魚系のベイトも港内に入ってくるので割と待ち伏せ系のフィッシュイーターにとっては安定的に捕食出来る場所なのです。これがシーバス相手だったら皆さん港外の潮通しが良い場所を狙いますよね。
でもヒラメは、ベイトについて移動して追いかけて捕食出来るシーバスほどの遊泳力は無いのです。
ヒラメのナイトゲームでの狙い方
ヒラメは夜行性…なのに夜はあまり釣れないという人も多いのではないでしょうか?
昼と夜では狙いどころや狙い方が違うのです。
視覚、側線、嗅覚…など魚によって得意な器官が違いますが、ヒラメは視力を使って捕食します。
その為、本来は夜行性であるにもかかわらずヒット率が下がると感じることがあります。
だからズバリ書きますと…灯りがある場所は明確にヒット率が高いのです。
ですが明々と海面を照らしている必要はありません。
瀬戸大橋クラスの灯りになると、数百メートル離れていても十分です。
人間にとって明るいと感じていなくてもヒラメは十分に明るさを認識しています。
逆に大潮周りなどで月が海全体を照らす時はどこでもポイントになります。
そういう時は一ヵ所に拘らず歩きやすいフィールドでどんどん歩きながら投げることによってヒット率は上がります。
ヒラメ用に持っておきたいルアー
安定のシャッドテール
ヒラメは水面付近まで浮いてくることもあるんですが、やはり基本的には底にいます。
そしてヒラメの捕食範囲は1.5mと言われますので、底から1.5m以内を攻めましょう。
じゃあテキサスリグにしてボトムベッタリを攻めた方が釣れるの?
…というとそうでもありません。
どういうことかと申しますと、 視覚、側線、嗅覚…など魚によって得意な器官が違いますが、ヒラメは視力を使って捕食します。
そしてヒラメは目が上についているのです。
その為ボトムをズルズル引くよりも、ちょい上をトレースする方が理に適っているのです。
マゴチは底ズル引きでも釣れるんですけどね。
浅場ならミノーが有利
足元からストンと水深がある港などでは上のロデムで良いとして…
干潟や地磯みたいな遠浅で足場も低い場所ではどうでしょう?
そう、沈みすぎて使いづらいのです。
飛距離が出て、底より上を引くはやはりミノーです。
深度40cm~70cm、飛距離65mというハイスペックでパイロットルアーとして最適です。
フラッシュブーストで常に光でアピールするので視覚で捕食するヒラメには強力です。
これはワーム素材では絶対に出来ません。
フラッシュブーストとは、ルアーの中に反射板がバネで固定されていて僅かな潮流やラインテンションの変化などでフラッシングでアピールする機能です。
フックが3つありフッキング率が高い。
せっかくのヒラメバイトを逃したくありませんよね?
干潟はもちろんですが、地磯でも手前まで来たら竿を上げてやればまず根掛かりしません。
岡山の地磯は遠浅なのでフローティングタイプのミノーは必須なのです。
で更にサイレントアサシン129Fは動きが激しいのでアピールが強くヒラメに効果的です。
その代りスレたシーバスには全く強くありませんw
よくヒラメ用ということで販売されているミノーもありますが、ああいうのは基本的に太平洋や日本海など外海のサーフでの使用を前提にしたものです。
ハッキリ言いきっちゃうと遠浅地形である岡山のフィールド(磯、干潟、小さなサーフ)では通用しません。
岡山の浅場においてこのサイレントアサシン129Fフラッシュブーストは、現在発売されているミノーの中で最も優秀です。
持っておきたいですね~
荒い場所ならテキサスリグ
岡山のヒラメ狙いの釣り人はシャッドテールばかり使用します。
多分ですが
「みんながシャッドテール使ってるし」
「よく分かんないけどコレでいいんじゃない?」
…という理由なのではないかと。
ユルく楽しむのもそれはそれでアリなのですが、ある程度ガチでヒラメ釣りを追及している人達は、テキサスリグは必ず使用するといっても差し支えありません。
なんでかというと単純で、根掛かりもしないし草も拾わないからです。
シャッドテールが苦手とする場所をフォローしてくれるのがテキサスリグなのです。
正直みんな勿体ないなぁ…と。
テキサスリグを使えば今まで捨てていたポイントで釣りが出来るというのに、みすみす捨てているようなものです。
とはいえ飛距離を出そうと思ってシンカーを重すぎると、上で書いたようにボトムちょい上を引けずにボトムベッタリになっちゃいます。
状況に応じて使い分けですね。
足場の高さと必要な飛距離で重量を使い分けます。
10gを基準に、浅場なら7g。深い所だと14g。
ダイワのこのシンカーはいいですよ~!
- 飛距離が出るタングステン
- 警戒心を与えないマット塗装
- 1個あたりの単価が安い
プロパックといって、個数が多めのパックはお得になっています。
現状シンカーは性能面、コスト面ともにこれ一択です。
リブのおかげで潮受けが抜群によくアピール力抜群。
沈みもゆっくりなワームなのでスイミングに適しているのも大きな魅力です。
テキサスリグ最大の弱点はワームのズレです。
これが本当に鬱陶しい…
しかもワームも安い物ではありませんから、ちょっとズレるくらいですぐ捨てるのは勿体ないですよね
ということでスクリューキーパー付きのフックをハッキリとオススメします。
倉敷市のヒラメポイント
倉敷市で有名なポイントの一覧です。
玉島のハーバーアイランドにある人気ヒラメポイントです。
秋から冬はヒラメ狙いの人がよく訪れます。
でも意外と知らない人も多いみたいですね?
水島方面のサノヤスもヒラメは釣れます。
ただ波止の外向きは人だらけなので、港内向きが良いでしょう。
港内東側の護岸でも釣れますし、北にある磯でも釣れます。
下津井方面でよく釣れるのが大室港です。
港内側、港内側、北のサーフと磯…全体で釣れるのがこのポイントの特徴でしょうか。
児島方面ではヒラメで有名なポイントですね。
大畠釣り公園が閉鎖されてしまった今、潮通しやアクセスの良さで考えると児島でもトップレベルのポイントになります。
ここもヒラメが釣れます。
トッパナが空いてなければこちらがいいでしょう。
岡山市のヒラメポイント
新岡山港は足場もよく駐車場もあり市街地からのアクセスもいいナイスな場所ですよね。
近くには百間川水門などもあり、ベイトも多いことからヒラメにもいいですね。
旭川の河口あるこのエリアも有望です。
児島湾のヒラメ狙いの人ならチェックしたいですね。
残念ですが2022年の秋頃?まで工事で立入禁止です。
この港は波止が無茶苦茶長くて波除けが低くて、釣り歩くには最適です。
またママカリ等のベイトも豊富なのでヒラメも寄ってきます。
玉野市のヒラメポイント
宇野が一番有名ですよね~。
人も多いですが、沖の潮通しは良いのでヒラメはいます。
ヒラメと言えばサーフ!俺はサーフでヒラメを釣りたいんだッ!
…という方はこちらにどうぞ。
広い!広~~い!
児島や玉島などヒラメ狙いの人でごった返している人はこちらへどうぞ。
どこでも入り放題、投げ放題!
瀬戸内市のヒラメポイント
永安橋から南の西大寺大橋にかけてもヒラメが釣れることがあります。
ここはハゼが多い秋向きですね。
1~2月はヒラメも産卵前ですしもっと海寄りの方が釣果は固いと思います。
綱代崎はフェリーに乗らないといけないのですが、牛窓では有名なポイントですね。
牛窓海水浴場は牛窓のヒラメポイントとしてはかなり有名です。
駐車場やトイレも完備されてるのが最高ですね~
牛窓港のフェリー乗り場から東にかけての護岸一帯でもヒラメの釣果が見込めます。
護岸の上から釣りをすることになりますが、足場が高くて上に登れる場所は限られます。
さらに足場は幅は広くないのに人が多いので釣り歩くことが出来ません。
潰れた診療所の前で、足場がそこそこいいので年中釣り人が多いです。
こちらでもヒラメが上がることがあります。
最後に
ここまで書いておいてアレですが、今回ご紹介したのは県内のメジャー?なポイントです。
行ってすぐ簡単に釣れるほど甘くはないです。
特に広いサーフではヒラメにあえる可能性は少ないでしょう。
そういう場所でもピンで釣れるタイミングや立ち位置はあるにはあります。
もしくは割と高確率で釣れる小場所を探すかですね。
ということで、みなさんも開拓頑張ってください!
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