ダイソーのタチウオ用品！仕掛けやワームの総まとめ

ダイソーに行ったらタチウオ関連の釣具がめちゃ充実しておどろきました(笑)

餌釣り用だけじゃなくてルアー釣り用まで揃っていてダイソーに死角なし！

ということで今回の記事ではダイソーのタチウオ釣具をぜんぶ解説します！

使えるものはダイソーで安く済ませ、ダメなものは釣具メーカー製に頼ってかしこくお金を使いましょう！

太刀魚用テンヤ

概要

テンヤとはキビナゴ等の餌をセットして使う餌用ジグヘッドみたいなもので、タチウオ狙いとしてはメジャーな釣具です。

ヘッド部はちゃんとグロー（夜光）仕様になっています。

どうせ安物だから無塗装のギラギラシルバーで出してくるんじゃないかと不安でしたが、ダイソーはちゃんと考えて作ってますね。タチウオは光る物に弱いのでテンヤはグローは鉄板です。

アイシールもついていて、これで200円(税別)は安いですね。

重さ

船で使うタチウオテンヤの重さは30~50号といったものが一般的で、ダイソー製は3～6号なので波止でのオカッパリ用ということですね。

ちなみに1号=3.75gなので、ダイソーで一番重い6号でも22.5g。

タチウオの餌としてよく使われるキビナゴは10cm前後で約10gなので、合わせて30g少々。ミディアムクラスのシーバスロッドがあれば十分なげられますね。

使い方

　

この上の部分に餌を刺して使います。タチウオが食ってくると、下側についている一番大きな針に掛かる訳ですね。ただダイソー製の釣具は針先があまりとがっていないので、フッキング性能はイマイチです。

　

こんな風にキビナゴやワームをセットします。

　

ダイソーのタチウオテンヤを買うと針金とワイヤーリーダーも付属でついてきます。

餌が取れないように針金でテンヤにくくり付けましょう。

またタチウオは歯がするどいので、糸を切られないように先端にワイヤーのリーダーを付けるのが有効なシーンがよくあります。付属のワイヤーリーダーの全長は13cmでした。

後は投げたら狙いの層まで沈めて巻くのが基本。それでアタリがなければたまに竿をしゃくってアクションをつけてください。

改造

テンヤの下のアイにトレブルフックを、シングルフックにトレーラーフックをセット！

触れたら即掛けの反則仕様です。ダイソーの商品はどれも針先の尖り具合がイマイチなのでオススメ。

評価

個人的には評価は50点。

確かに安いですが、タチウオテンヤって基本的になくならないんですよね。底をズルズル引きませんし、きわどいストラクチャー横をかすめるものでもありませんので。

値段と性能の兼ね合いならメジャークラフトの銀龍をオススメします。ヘッドが低重心なので水平姿勢を保つのですが、餌の姿勢でタチウオの食いが全然違うのです。

針の尖り具合も抜群ですし、ダイソー製を買うメリットをそんなに感じません。

タチウオ用ジグヘッド

ヘッド部からはステンレス線が出ており、ワームをまっすぐ刺すだけでキレイにセットできます。

ダイソーのタチウオ用ジグヘッドの価格は200円とダイソーVJと価格ですが、向こうはアイシール＆フック2個付きなので割高感がありますね。

　

でもその分こちらはグロー仕様になっているのでその違いでしょう。

　

11gと14gの2種類がありますがどちらも軽めなので飛距離が出ないし、あまり深い所を攻めるには向いていません。

波止は足場が高いところや水深がある所も多いので、今後20gが販売されてくれることを期待しましょう。

　

フックは4番相当の大型トレブルがついていますが、刺さりはそんなによくありませんので上で紹介しているものに交換した方がいいです。

ダートアクション、フックの質ともに品質のよいものを求める人にはZZ（ジージー）ヘッドをオススメします。

タチウオ用ワーム

ピンテールワーム

ダイソーのタチウオ用ピンテールワームは三角の断面形状をしています。

この形状の目的は専用ジグヘッドと組み合わせることによってダート(左右に飛び跳ねる)させるですね。
いわゆるワインド系ワームで、タチウオ狙いでは定番。

もちろん日中のシーバスにも抜群によく効きますし、ダート幅を抑えたゆっくり気味のスローワインドならヒラメも釣れます。

　

上の穴はタチウオ用ジグヘッドを差し込むところ、下の穴はダイソーのケミカルライト25を差し込むところです。

もちろん一般的なケミホタル25も入りますよ。その方が発光時間や光量の点でオススメです。

ワインド用のワームはまっすぐ付けないとちゃんとダートしてくれません。でもタチウオ用ジグヘッドの棒をワームの穴に差し込むだけなので、誰でもまっすぐにセットできますよ。

　

こんな感じです。

　

テール先端はかなり細く、ワインドの邪魔になる抵抗が少なめ。

さらに溝が切られている部分を支点に曲がるので、大きく左右に振られます。

　

うっすらとウロコやヒレの模様も。100円で2つ入りなのに芸が細かいですね（笑）

　

光を当てると全体が光ってタチウオにアピール。でも思ったほど強い発光ではありません。

　

安さより釣果を優先する人にはこちら。上でご紹介したZZヘッドと組み合わせて使うのが一般的で、ワインド系のワームでは最高の釣れっぷりを誇ります。

どじょうワーム

どじょうワームはジグヘッドではなく、テンヤにセットする為のワームです。つまり餌の代用ですね。

餌は食いの良さは素晴らしいのですが事前の入手が面倒、臭いが出る、手が汚れるなどデメリットがあります。そのため禁煙では手軽なワームがかなり流行っています。

ちなみにどじょうワームはただ巻きに主眼をおいて作られているので、ピンテールワームのようにロッドアクションを加えてもダートはしません。

使う時は餌と同じようにズレ防止に付属の針金で巻いてください。

　

背びれ、腹びれ、尻びれまでとてもリアルに再現されています。

　

もちろんこちらもタチウオ用というだけあってグロー仕様。ただピンテールワームと同じくそんなに強い発光ではありません。

太刀魚仕掛け

こちらはウキ釣りでタチウオを狙う時の為の仕掛けです。

太刀魚仕掛けは5号が標準。食いが浅いなら4号、型が大きいなら6号と状況応じて使い分けて下さいね。

　

これが仕掛けの全体図。

この順番に仕掛けを作る必要があります。めんどうくさいですが、常夜灯にタチウオが寄ってきている時などは部類の強さを発揮します。

もちろんこのウキ釣り仕掛けを作る為の道具もダイソーにありますよ！
ただし１つ注意点。

ダイソーにもウキ止めゴムは売っていますが、市販のウキ止め糸を買った方がいいです。

ウキ止めゴムには大きな弱点が2つあります。

絶対にウキ止め糸の方がいいですよ。

メタルジグ

タチウオは餌やワーム以外のルアーにも食って来ます。特に手返しという点ではメタルジグに圧倒的なアドバンテージがありますね。

船でのタチウオジギングでは40gをメインに使うと良いでしょう。水深20m前後までは十分使えます。

使い方としては落としてからシャクリ上げてくると、タチウオもジグを追って上がってきます。
それでアタリがなければまた落として同じことを繰り返しましょう。

オススメのカラーは定番のゼブラグロー。全体が光るフルグローはアピール力の高さと引き換えに、群れに警戒されることもあります。

船のように群れを魚探で探してジグで直撃する時は、同じ場所で長く釣り続けるにはゼブラグローが丁度いいんです。

その他のタチウオ用品

フロロカーボンリーダー

タチウオの歯は鋭いので、細いリーダーではすぐにかみ切られてしまいます。タチウオ用ジグヘッドやテンヤを使う時は、必ず太いリーダーを使用して下さいね。

　

ワイヤーリーダー

ワイヤーリーダーはルアーの動きが悪くなってしまったり、異物として認識されて見切られることもあります。

しかし切られてしまうのはそれ以前の問題！タチウオの活性が比較的高い時はそれほど食いはおちませんが、状況によって使い分けましょう。

トレーラーフック

トレーラーフック4本とそれを挟んで固定する為のゴムが8個ついています。

トレーラーフックの役目はフッキング率を上げること。テンヤのシングルフックに取り付けることにより、活性の低いタチウオのショートバイトとることが出来ます。

まとめ

ダイソーのタチウオテンヤもジグヘッドも確かに安いしよくできています。

ただどちらも基本的にほとんど根掛かりしないし、切られてロストしない為に専用リーダーがある訳で。そう考えるとダイソーの安さが今一つ活きないんですよね。

ちょっと辛口ですが、魚影が濃くて何を投げてもよく釣れる＆しょっちょう釣りに行くという人にはよいと思います。

ダイソーの釣具の一覧はこちらの記事をどうぞ。