キャンドゥのリール！釣りに使えるのか？

リールって釣具屋で買うと高いですよね！

そんな理由ならわざわざ高いものは買いたくないですよね？

みんながみんなガチで釣りやってるわけでもありませんし。

とはいえ一回使っただけで壊れるとか、あまりにも性能が悪すぎるものは避けたい…。

ということで今回はキャンドゥで販売されているスピニングリールをぶった切る！

結論から言うとあまりにもひどい！全力でやめといた方がいいかと。

代わりのおすすめリールの紹介もしているので、これを読んで賢く節約して楽しいフィッシングライフを送りましょう！

口コミ・評判

キャンドゥの660円の竿と550円のリール、8号針と麩で釣った。#鯉釣り pic.twitter.com/yjIRkSZB6x

— 魔麗獏奘 (@gnbi745) October 5, 2022

記事を書いている時点で唯一見つかった釣果がこちらのコイでした。

使えないことはない…かもしれませんが、詳しくは後のインプレをご覧ください。

外装箱

メインドインチャイナで、発売元は松野工業株式会社とのこと。

大阪にあるガラス製造製造メーカーで、インテリア雑貨やホビー商品の輸入販売もしているようですね。

ギア比

ギア比とはハンドルを1回転させるとスプール(糸を巻いている部分)が何回転するかという比率のこと。

5.1というとノーマルギアと言われるタイプですが、5.8～のハイギアが主流になっている現在においては低めですね。

糸巻量

パッケージでは分かりにくいので号数に換算します。

しかし何故か最初から巻かれているラインは4号-45mです。

「HT200」というのは中国でのこのリールの名前でしょうか。

外観

箱を開けて取り出すと、袋にも入っておらずむき出しの状態でした。

いやなんかもうすでにボロボロなんですけど…(笑)

それでは上から見て反時計回りに様々な角度から見ていきましょう。

　

　

　

カッコよくないことは分かりました(笑)

巻き心地

初めて使うリールはワクワクしますよね！

期待を胸にハンドルを巻…巻…巻けない？！
中でグリスが固着していたのか、何度かガチャガチャとハンドルを動かしていたらようやく回せるようになりました。

ラインローラー

釣り糸はこのラインローラーという部分にひっかけてから竿のガイドに通すのですが、ここがスムーズに回転してくれないと糸がヨレるんです。

糸がヨレるとグチャグチャになってしまって釣りが出来なくなることもあるので、スピニングリールにおいてはとても重要なパーツ！

しかしそれ以前にバリがスゴイ！これでは細い糸なんて傷付いて切れますよ。

ちなみに指でグリグリ押してもラインローラーは回転してくれませんでした(笑)

　

別角度から。

すでにここ欠けてるんですけど…。

ドラグ

ドラグというのは緩めると糸が出ていって、締めると糸が出ていかなくなる機構のこと。

これによって大きな魚がかかった時に糸が切れたり、竿が破損をするのを防ぐわけですね。

ユルユルの状態からたった1/4回転させただけなのに、一気に硬くなりすぎて調整がシビア！

…と思いきや、動き出しは硬いのにそれを超えるとズルズル～と糸が出ていきます。

折りたたみハンドル

ハンドルの根本のボタンを押すと…

　

このようにハンドルを折りたたむことができるので収納に便利。

釣具メーカー製のリールでも採用されていないものも多く、剛性や見た目よりも携帯性を優先する人にはうれしい機能です。

逆転ストッパー

今は懐かしい逆転ストッパー。

ここを切り替えることによって、スプール(糸を巻いている部分)を逆転させることができるようになります。

大物が掛かって糸が切られそうな時にこの機構を利用して耐えるもので、フカセなんかでは今でも必要な機能。

ただキャンドゥのリールを使う人には不要だと思うのですが…。

ハンドル左右入替え

ハンドルがついてる反対側のキャップを外します。

　

するとハンドルが引き抜けるようになります。

　

ハンドルを入れ替えることができます。

まぁ普通のリールは全部できるますけど。

安価なオススメリール

私はコチラを強くオススメしますよ。

価格が安い
性能もなかなか
見た目もカッコイイ

安物とはいえさすがダイワ製だけあり、アマゾンのベストセラーにも輝いています。

まとめ

税込み550円と安価ですが、使い捨てでもオススメできません。

小学生のお子さんへのプレゼントだとしても、もうちょっといいものにしてやって下さい。

安い物が必ずしもお得とは限らないといういい例ですね。

返品したいよ～(笑)

　

キャンドゥの釣具一覧の記事はこちらです。