あなたダイソーにちょい投げの仕掛けを買いにきたんだけど、いろいろあってどれを選べばいいのか分からない…
ダイソーの投げ釣り用品は100ｍも遠投するようなものではなく、ちょい投げと言われる類に入るものが中心になります。
しかしそれでも複数の種類が陳列されており、どれを買えばいいのか戸惑っちゃいますよね。
だけど釣具屋じゃあるまいし、店員さんに商品説明を求めるわけにもいきません！
さぁ困った～…ということで今回はダイソーの投げ釣り仕掛けを徹底レビュー！
それぞれの仕掛けの違い付け方を解説していますので、購入の参考にしてやってください♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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投げ釣り仕掛け
概要
- 価格…100円(税別)
- 針…6、7、8、9号
- 入数…2本針×3セット
- 全長…約105cm
- キス・ハゼ・カレイ
ダイソーにある投げ釣り仕掛けの中でもっとも売れていると思われるのがコレです。
オモリは別で用意しないといけませんが、それもダイソーに売っているので問題ありません。
3セットも入っているのでコスパは抜群！
特にファミリーフィッシングなど、ちょい投げ仕掛けを大量に消費しやすいシーンでオススメです。
ちなみに店頭ではこんな旧パッケージが置いてあることもありますが、糸は劣化するので念のため新パッケージの方がオススメです。
外観
ここからスナップ付きサルカンを引き抜くと仕掛けが取れるようになっています。
サルカンから約29cm間は糸に撚りが入っているのですが、これは仕掛けを絡みにくくなる工夫です。
エダス（本線の途中で出ている糸）の長さは約6cm。
道糸（本線）と絡まないように根本にパイプがセットされています。
針は一般的な投げ釣りに使われるタイプで、口の小さいターゲットにも向いている形状。
軸にはケン付きといって小さなカエシが2つ付いていて、青虫などの餌をセットした時に取れにくくなっています。
針先チェックしてみましたが、さすがに釣具メーカー製に比べたら針先は甘いですね。
使い方
道糸（リールの糸）を丸オモリに通してからサルカンに結び、投げ釣り仕掛けのスナップを取りつけるだけ！
この時に太さが道糸＞投げ釣り仕掛けの糸になるようにしましょう。
そうじゃないと根掛かりした時に道糸側が切れて、仕掛けを全部作り直さないといけなくなります。
まとめ
この価格で3セットは安い！
針先があまり尖っていないのは頂けませんが、ハゼなど簡単な釣りには持ってこいですね。
これは買いです！
ただし根掛かりが多い釣場にはあまり向いていません。
そういうポイントは大物が期待できますので以下の仕掛けがオススメです。
針先が内側を向いており、岩場周辺でも果敢に攻めることができますよ！
ポチップ
ちょい投げ仕掛け
概要
- 価格…100円(税別)
- 入数…2本針×1セット
- 針…6、7、8、9号
- 全長…約105cm
- キス・カレイ・ハゼ
全部セットになっているのでこれ一つですぐに釣りを開始することができる優れもの。
ただし針は１セットしかないので注意です。
最初からついているオモリは8号なのでちょい投げには最適ですね。
外観
ここから引っ張ると仕掛けを引き抜くことが出来ます。
こちらもスイベルから約29cmは糸に撚りが入っており仕掛けが絡みにくくなっています。
エダス（道糸の途中で出ている糸）は約6cmで、絡み防止にパイプがセットされています。
ここまでは上でご紹介した投げ釣り仕掛けと同じですが、こちらは赤針になっていますね。
赤は魚の食い気を誘うと言われ、投げ釣りでは使われることがよくあります。
次に天秤側を見ていきましょう。
輪っかのついた金属のアームが2本あり…
その下には赤く視認性のよいオレンジのオモリがついています。
よく見ると号数が書いてくれていますね。
使い方
リールの糸を竿のガイドに通したら、天秤のどちらかに結びます。
結んでない方をグイッと90度曲げてＬ字にしてください。
折り曲げてない方に道糸を結び、折り曲げた側にちょい投げの仕掛けを取り付ければ完成！
なんでこんな形をしているのかというと、ちょい投げという釣りは割と仕掛けが絡みやすいのです。
そこでこのように仕掛けを道糸からなるべく離してやるわけですね。
まとめ
天秤と投げ釣り仕掛けがセットなので安いっちゃ安いですね。
天秤はほぼロストすることがないので、上でご説明した3セット入りの投げ釣り仕掛けほどのお買い得感はありません。
買うなら2つまででいいかと。
ちなみにもうちょっとお金が出せるなら、私はハヤブサの投げ釣りセットをオススメしますよ！
- 65cmのショート仕掛けで扱いやすい
- 仕掛けが立ってしっかり漂う
- 仕掛けが折りたためてコンパクトに収納できる
- 硬質ハリスで絡まない
発売以来またたく間に浸透して大人気のちょい投げ仕掛けです。
ポチップ
弓型ちょい投げ天秤
概要
- 価格…100円(税別)
- 入数…2本
- 素材…ステンレス鋼
- キス、ハゼ、カレイなど
こちらはちょい投げに使う天秤のみで、針のついた仕掛けは別売りなので注意してください。
弓型と言われるタイプでアームが弧を描いており、グニョ～と弾性が効くので魚が食ってきた時に食い込みがいいのが特徴。
また任意の重さのオモリをセットできるという利点もありますよ。
外観
全体図。
一番上には糸を結ぶための小さなサルカンがセットされています。
一番下にはオモリをセットするための輪っかと、開かないようにするためのコイル状のストッパーがあります。
アームは細いですがステンレスバネ棒なので弾性があり曲げても元に戻るので安心。
長さ約15cmで、緩いアーチを描いています。
先端にはパイプがセットされており、力が加わった時にステンレスバネ棒が開かないよう工夫されていますね。
使い方
まずストッパーを上にあげてください。
そこにナス型オモリをセットし、再度ストッパーで固定してください。
アーム側に仕掛けをセットしたら完成！
まとめ
弓型の天秤は湾曲しており、それがクッションとなって魚のアタリを弾きにくいのが特徴です。
ステンレス線が細めなこともあり、軽めのオモリを組み合わせてライトなルアーロッドでチョイ投げするのにいいですね。
ハゼやキスなど小型の魚を釣るにはピッタリ！
ただ欠点を言うならばダイソー弓型天秤は短いので仕掛けが絡みやすいんですよね。
また線径も細くてライトな魚に特化しすぎています。
使いやすさや大物がかかる可能性にも考慮するならダイワの快適天秤アーチの35cmがオススメ。
ポチップ
投げ釣り用ロケット天秤
概要
- 価格…100円(税別)
- 重量…6、8、10、15号
- 抜群の浮き上がり
- キス・カレイ・アイナメ
ロケット天秤はもちろん投げ釣り仕掛けを遠くに飛ばすためにあるのですが、仕掛けが道糸に絡みにくいなどの利点もあります。
外観
全体はこんな感じ。
では竿に近い方から見ていきましょう。
サルカンが天秤についていますが、溶接されていませんね。
抜けないとは思いますが…。
その下。
上部に羽、下部にオモリがついておりアームが貫通しています。
一般的なジェット天秤と同じ形状ですね。
別角度から。
ちゃんと号数も分かるようになっているので釣り場で迷うことがありません。
その下。
輪っかの隙間が広い…溶接してほしかったなぁ。
外れないか不安が残ります。
その先の輪っか。
ここに仕掛けをつけます。
使い方
道糸を上側に結び、仕掛けは下側のアームにセットしてください。
向きを間違えちゃダメですよ！
投げる時はこんな風にオモリが後ろへ移動することにより、仕掛けと道糸が離れて絡みにくく…
投げた後は一直線になり、羽根（オレンジの部分）によって仕掛けが浮き上がりやすく根掛かりしにくいという仕組みですね。
まとめ
安くて性能的にも問題ないので大いにアリですね！
ただダイソーに販売されている天秤は15号までのちょい投げ用ですから、そのうち物足りなくなってくるでしょう。
ちゃんと遠投したいなら25号が投げ釣りの標準なので以下の天秤をどうぞ。
ポチップ
胴突仕掛け
概要
- 価格…100円(税別)
- 入数…2本針×3セット
- 針…6、7、8、9号
- 全長…104cm
- エダス…11cm
- メバル、カサゴなど
こちらは他のちょい投げの仕掛けとは違い、一番下にオモリがきて針は浮いている状態になります。
根掛かりが多い場所でのちょい投げにはこの仕掛けがベスト！
外観
スナップを引き抜けば仕掛けが取れるようになっています。
こちらはエダスに絡み止めのパイプはセットされていませんね。
上で解説しているちょい投げ仕掛けの針に比べ、針先が内側を向いているのが分かりますか？
これによって根掛かりが減るんです。
使い方
片側道糸を結び、反対側にナス型オモリをセットするだけです。
ただ仕掛けの上下の向きを間違えないように気を付けてくださいね。
エダス（途中で出ている針がついた糸）がブラ～ンと下に垂れさがるのは間違いです。
まとめ
波止周りのカサゴ（ガシラ）釣りにはとても適していますね。
ただし針先が尖っていないので刺さりが悪いのが難点。
根掛かりの多い釣場、初めてで底の状態が分からない釣場用に使うとよいでしょう。
釣果よりもコスパを重視する時にオススメです。
メバルやアジなど、カサゴ以外の魚種を狙う時は3本針で針先が内側を向いていないタイプがオススメ。
以下の仕掛けは針先の尖りも抜群です！
ポチップ
総合まとめ
総合的に見てダイソーのちょい投げ仕掛けはどれもお買い得です。
釣具メーカー製にも安さが売り！みたいなのがありますが、それと同等の性能で値段はグッと安い！
ビギナーさんやファミリーフィッシングには特にオススメですね。
初めていくポイントではダイソー製で節約し、ここぞ！というポイントでは釣具メーカー製のちょっといいものという風に使い分けるのがよいでしょう♪
あ、最後に以下の仕掛けは忘れずもっていって下さいね！
ポチップ
これがあれば何でも釣れますから(笑)
ダイソーの釣具一覧はこちらをどうぞ！
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