まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
ルアー釣りで楽しめる高梁川の魚達の過去記事をまとめました。
今年は是非淡水の釣りを楽しんで下さい!
ルアー釣りで楽しむ!高梁川の魚達
高梁川は岡山三大河川の一角で、県西を流れる一級河川です。
その流域面積は岡山県の中でも最大で、非常に広大かつ雄大。
しかし高梁川のルアー釣りと言えば、河口のシーバス、下流域のバス、上流域のトラウトぐらいしか聞きません。
それってもったいなくないですか?!
中流域である総社市、高梁市で釣りをしている人なんてほとんど見ませんよ。
ということで、高梁川でルアー釣りで楽しめる魚って何がいるんだろう?
下流から上流に向かってルアー釣りで調査をしてみました。
シーバス
まずは皆さんご存知の潮止です。
ここから上は淡水、ここから下は海水です。
主にはシーバスやチヌが釣れる場所ですが、雨で落ちてきたナマズ・バス・雷魚が釣れることもあります。
6月の梅雨や9月の台風シーズンにはフナやギルなども落ちてきて、海の魚そっちのけで入れ食いになることもあります。
さて本日の状況ですが、前日の雨の影響で淡水の流入量もそれなりにあり、濁りもあります。
これはシーバス釣りにおいてとても好条件。
しかし考えることはみんな一緒のようで、シーバスアングラーがたくさん人いました。
高梁川の潮止は超が付くほどのメジャーポイントですので、割り込み人とクロスに投げるとか日常茶飯事。
みんな投げたい所に投げることが出来ません…。
それを解決する為の当地奥義があります。
それがこの…
高梁川名物「潮止歩き」!
ここ、思いっきり立入禁止なんですけどね…。
実はこのポイント、何人も落ちています。
小学生が大人の真似をしてここを歩いて釣りをしている時もあり、警察が出動することもありました。
でもこんなことをする必要はないんですよ。
何故なら秘密兵器があるのです。
ということで取り出したるは高梁川の秘密兵器メタルマル19g。
これはバイブレーション以上の飛距離を叩きだし、沖の本流を直撃出来ます。
しかも浮上しやすいので根掛かりの多い潮止めでも攻めやすいという素晴らしい名作ルアーです。
使ったことがない人は是非どうぞ。
ということで、まずは手堅くシーバスゲット!
さぁ~それではいよいよ中流域へと上がっていきましょう!
カワムツ
倉敷市の酒津にある堰の近くに来てみました。
流れが速い!
水深もありそうです。
魚はいないことはないでしょうが深みにいるのでしょう。
今度は総社の堰へ。
ちなみに堰のすぐ下流は釣りはしてはいけません。
それにここは浅すぎ&流れが速すぎでいないと思います。
ということでもう少し下流でルアーを投げてみましたがアタリはありませんでした。
限られた時間で高梁川を広範囲に渡って開拓するには、広すぎる場所は不利!
そう判断した私はもう少し北上して、高梁川の支流である槇谷川へと行ってみました。
まるでアマゴやニジマスでも釣れそうな景観ですね!
総社市に住んでいたらたまに癒しの釣りを味わいに行くと思います。
少し上流へ車を走らせるとこのような場所に出ます。
いい感じです。見ればカワムツがたくさん泳いでいました。
余談ですが、この道は田舎道で信号がないので油断している人が多いのですが警察がネズミ獲りをよくやってますのでお気を付け下さい。
釣りにきて罰金を払うなんてバカバカしいですよ。
頭上に障害物がなく、フライフィッシングにも向いていますね。
ということでスプーンを投げていると…
レギュラーサイズのカワムツが釣れました!県北の渓流のトラウトもいいですが、身近な里川のカワムツもいいものです。
魚体の美しさに周りの景色も相まって癒し効果は抜群です!
ダイワのルミオンは、里川のスプーンフィッシングに最適です。
他のスプーンに比べてエッジをシャープにしてあり、キレのあるアクションやレンジキープ力が高いのが特徴です。
1.3gを購入しておけばカワムツ釣りは大体足ります。
ニゴイ
次に来たのは高梁市。
高梁川と成羽川との合流点です。
成羽川は広島県の庄原市の東城町から流れてきています。
その為広島県側では東城川とも呼ばれます。
余談ですが小田川も広島県の福山市山野町を流れて高梁川と合流します。
その為小田川は広島県側では山野川とも呼ばれます。
ということで投げてみますが…水量が多く水深も深い!
しかも立ち位置的にダウンに投げるしかないので、どんどんスプーンが浮いてきます。
川釣りの王道とも言えるルアーであるスプーンですが、こういった状況では使いものになりませんね。
こういったダウンの釣りでは、リップで水を掴んでくれるプラグが有利です。
レベルシャッドスプリンター68SRは1.5mまでのシャロー向きに調整した、クランキングシャッド。
クランクベイトと違って流れのある川でも使いやすい!
バスだけに使用するなんてもったいないのでオススメです。
ルアーを本流に入れて、流れで下流に向かって引っ張らせていると…突如大きなアタリが!
竿が大きな弧を描いています!
何とか寄せてくると…
ニゴイが釣れました。
2匹釣れたのですが、2匹とも驚いたことにシーバスばりのエラ洗いをします。
水が良くて強い流れの中で生きているからでしょうか?
元気すぎます!
ハス
ここまで来ると木々に囲まれ、水は綺麗。
ブラック企業勤めでストレスに苦しんでいる日々が嘘のようです。
普段の道路沿いの水路での釣りが悪い訳では決してないのですが、やはり濃密な自然の中の釣りは格別なのです。
割と有名な有漢川(うかんがわ)です。
ちなみに吉備中央町を流れる旭川の支流”宇甘川”は”うかいがわ”と読みますが、”うかんがわ”とも読みます。
ちなみに一級河川にしては小さくない?と思われた方もおられるかもしれませんが、一級とか二級とかいうのは大きさではなく、国が指定ですか都道府県が指定するかの違いです。
美しい渓相です。
水が濁っているのは雨の影響であり、普段は水は透き通っています。
ここには以前はヨツメ(オヤニラミ)もいたそうです。
現在はどうなんでしょうね?
それにしても、こんな場所で釣りが出来るだけで幸せです。
竿を置いてコーヒーを飲むと、美味すぎる!!
至福の癒しを味わったら釣り開始。
ここではスプーンと並んで渓流の王道であるスピナーの出番。
AR-Sは数あるスピナーの中でもトップクラスの実力者。
抜群のレスポンスを誇るブレードに、糸ヨレを防ぐローリングシャフト、トゥイッチで左右にスライドアクションも生み出すとう優れものです。
日本の渓流魚には、やっぱりスピナーがよく効く!
おぉ~久しぶりのハスです!!
5月後半-8月前半が産卵期で、オスにはオイカワと同じような美しい婚姻職が現れるのですがコイツは薄いですね。メスかな?
この口が無茶苦茶かっこいいと感じるのは自分だけでしょうか?!
ウグイ
ということで高梁川最北の中井町までやってきました。
ここから北は新見市になりますので、今回の釣行の主旨から外れますのでここまでです。
それにここは東西に支流があるので、本流も有望なんじゃなかろうか?という作戦です。
ここまで来ると高梁川といえど川幅もさほど広くなく、流れも速い為魚がいる場所といない場所が割と分かりやすいです。
淵がダメなら瀬。
瀬がダメなら淵。
どちらかに魚はついているのですが、それは時間帯であったり水量であったり濁りの度合いなどによって変わってきます。
それはルアーを投げて魚からの反応で確認しましょう。
淵にアップに投げたら、まずはラインをフリーにして底まで沈めます。
底をとった後、ズルズルと引きずってしまうと岩に挟まって根掛かりしてしまうので、一度底を取ったらそこからゆっくり巻き上げます。
ある程度巻いたらまた底取りを行う…の繰り返しです。
すると…ガツン!
いいアタリです!アジングロッドがギュンギュンと引かれます。
とはいえスピード感はありますがナマズやニゴイほどの大きさではありません。
なんだろう?と寄せていると…
久しぶりのウグイです!最大29cmで、3匹連続で釣れました。
イメージとは裏腹に金属的なバイトと強い引きのフィッシュイーターです。
今回使用したのはこちら。
流れが強い川での淵でも使用できるスリムスイマーのコンパクトエディション。
さらにシングルフックを外してブレード+ダブルフック使用にすることによって、更なる安定性&高いフッキング性能を持たせました。
美しいヒレピン!
そして最後にウグイをリリースした時、フラフラと泳ぐウグイを食おうと40cmぐらいの魚が近づいてくるではありませんか。
なんとバスです!
恐らく上流のダムから稚魚が流れてきて成長したんでしょうね。
ちなみに新見市のニジマスが生息している場所でもバスはいます。
夢がある話ですよね~
アブラハヤ
もう結構満足していましたが、せっかくここまで来たのだからもう少し釣りをするか~と高梁川の支流”成羽川”へ行きました。高梁川との合流点をしばらく走っていると…
小さな小さな、名もなき支流を発見しました。
目の前に大きな川があるんだから普通はそちらで釣りをするんでしょうが、自分はこういう小場所が大好きです。
何がいるのか気になって仕方ありません。
川幅が比較的広い所でもスプーンを投げてみましたが、どうも反応が見られません。
でも絶対何かいると思うんだけどな~。
そう思い歩いていると…
支流の更に支流を発見しました。川幅はわずか50cmほどでしょうか。こういう場所は見逃しちゃいけません。
何かいる!そう信じる気持ちが開拓の原動力なのですから。
水草が群生する中、僅かな隙間にスプーンを入れると…
クン!
小さなアタリが!合わせると…
なんとアブラハヤです!
これはレアです!
倉敷でもハスやウグイは稀に釣れることがありますが、アブラハヤはまず見ません。
ヌメリのある黒金な体色。カワムツとも明らかに顔が違います。
こういうことがあるから小場所は馬鹿に出来ません。
ナマズ
もうたくさん高梁川の魚を釣ったので満足していたのですが、せっかくここまで来たのだから…と欲を出しました。
黒鳥ダムの少し下流辺りでなかなかの急流ですが、こんな所にもちゃんと魚はいるはず。
海でも山でも新規開拓する時は長靴があれば入れる場所が凄く増えます!
普通の長靴じゃ歩きにくくてしょうがありません。
このモバイルフレックスブーツは小さくたためますし、足にフィットして自由度も高いのでオススメです。
ということで最後は川釣りの定番中の定番。
キングオブスプーンこと、チヌークの7gです。
淵にキャストしてゆっくり巻いていると一瞬、確かにルアーの後ろに魚が付きました!
ニョロッとした動きしたね~。
もう一度投げて巻きます…がもう姿を現しません。
警戒されている?
タナがあってないのか?
ということでリーリングの途中でフォール入れるようにして底付近を探っていると…
グン!
竿に明確に伝わるアタリ。
アワセると、まぁ走る走る…!
これは大きいぞ。ハスやウグイじゃない。ニゴイ並みの引きの強さです!これは…?!
出ました清流ナマズ!
水が綺麗だとナマズの色も白っぽいですね!これだけ綺麗だと、泥抜きせずに食べられるんじゃないでしょうか?
普段はナマズは割と水路っぽい所で釣っているので、このような清流で釣る機会はなかなかありません。
バスもそうですが、ナマズも清流で釣れると嬉しさ倍増です!
高梁川水系は下流のバス、上流のトラウトだけでなく中流域でもルアー釣りが楽しめることが分かりました。
他にも何かしら魚種が眠っているはずです。
ということで総社、高梁に住んでいる方々も是非やってみて下さい。これだけ立派な川が近所にあるのだから釣りをしないと損ですよ!
良かったらこちらの記事もどうぞ!
コメント
コメント一覧 (4件)
高梁川みずべのわたしらへんで30センチくらいのニジマスが釣れました。
エリシオさん、こんにちは!
そんな所でニジマスですと?!
落ちマスって奴ですね。交通事故クラスの珍しい魚です、おめでとうございます!!
ホープレスさんどうもです
聞きたいことがあって新見市の井倉洞の前らへんってなにか釣れますか?
ダイソーアングラーさん、こんにちは
ルアー釣りでしょうか?
それならあそこはニゴイ、ニジマス、バスが釣れますよ。
レアなところで言うとランドロックのサツキマスとスモールマウスバスもいます。
とくにスモールは私の知る限り県内では新見の一部にしか生息していないと思います。