これはもう価格破壊！ダイソーのグラブワームのインプレ

見た目はいかにも釣れそうなダイソーのグラブワームですが、百均の商品であることに不安を感じている人も多いのではないでしょうか？

ハッキリいうと安物だから信用できない、と。

確かに安物買いの銭失いほどもったいなことはありませんよね。

ということで今回はダイソーのグラブワームを徹底レビュー!

結論からいうと普通に釣れますが、釣具メーカー製のグラブワームに慣れた人には物足りないかなと。

それではこの記事を読んで、お得で安上がりな釣り生活を満喫しましょう♪

パッケージ

カラー

グリーンパンプキン

マッディウォーターからクリアウォーターまで安定して釣れる実績カラーで、迷ったらコレ！

黒のフレークが入っており、地味な中にもちょっとしたアピール力と生命感を持たせる工夫がされています。

ウォーターメロン

こちらもバス釣りのワームの定番カラー。グリパンよりもクリアウォーターで使われることが多いです。

ウィードが多い場所だと保護色になるので警戒心の強いバスにも効きますよ。

こちらも黒のフレークが入っていますね。

外観

頭部と尾部はこんな感じで正円断面になっています。

　

ずんぐりとした太く短い胴ですね。

小さなリブが入っていて水を掴みやすくなっています。

　

胴体後端は先細りしてカーリーテールと繋がっています。

透過系のカーリーなのでブラックのラメが目立っていい感じですね。

重量

パッケージに重量の記載がないので測ってみましたが2.8gでした。

インプレ

飛距離

6.3f/Lのスピニングタックルにフロロカーボンライン4lbsでキャストしましたが、飛距離は15m程度。

大きなカーリーテールが空気抵抗になるので飛距離はこんなものでしょう。

風の影響を受けやすいのでクルクルと回転して失速してしまうこともありました。

アクション

カーリーが厚いのでレスポンスはよくありませんね…。

アクションさせるには早巻きやロッドアクションをつけるなど、強く水を動かす感じで操作する必要があります。

とはいえ個体差が激しいようで、早巻きするとバランスを崩して回転してしまうものもアリ、何だかな～…と。

強度

パッケージにはソルトインで飛距離とフォール速度がＵＰと書かれています。

塩を入れると確かに比重は高くなりますが、そのぶん強度が落ちるんですよね。

ですがダイソーのグラブワームに関しては心配するほどではなく、ごく普通の強度でしたよ。

使い方

ノーシンカー

グラビンバズというメソッドをご存知でしょうか？

着水と同時にロッドを立てて速くリールを巻くことによって、水面に引き波を立てる方法なんですがこれが時にハマるんです！

主に夏向きの釣り方ですが、これにしか反応しないバスもいるんですよ。

オフセットフックはデコイのキロフックが刺さり、ゲイプ幅、バランスの取れた形状など総合的にオススメ。

オープンな場所なら針先はワームに埋め込まず出しておきましょう。

ジグヘッドリグ

グラブワームの中層巻きは永遠の定番メソッド。

小魚が多いフィールドや水質がステイン～クリア気味で見切られやすい時はテロテロ巻くと見切られるんで、サーッと素早く巻きましょう。

三面護岸水路などオープンかつ飛距離がいらないポイントではジグヘッドリグが一番ですよ。

重量は2g前後、フックサイズは#1がピッタリ。

ワイドゲイプ、刺さりの良さなどパーフェクトジグがオススメですよ。

テキサスリグ

ストレート系ではアピール力が足らないけど、クロー系では見切られる…。

そんな時にはグラブワームのテキサスリグが効きます。

バザーズワームシンカーNewバレットがマット塗装されててオススメ。

ギンギラギンに輝くシンカーだとバス、ソルト問わず魚に警戒されることがありますので。

ダイソーのグラブワームには3.5～5.5gが使いやすいですよ。

ダイソーのグラブワームに関してよくある質問

DMで読者様から頂いたご質問です。

放置でも釣れますか？

釣れないことはないと思いますが、私がよく行く「癒しの小バス池」の何でも食う小バスに何度やっても見切られました(笑)

釣れないんだけど？

ぶっちゃけ釣具メーカー製のワームほどは釣れません。

活性の高いバスを探して広く広範囲に探れば釣れますよ。

ゲーリーの4インチグラブと比較

	ダイソー グラブワーム	ゲーリー 4インチグラブ
価格	110円	748円
入数	入数4本	10本
コスト	27円/本	74円/本
重量	2.8g	3.5g
カラー	2色	78色
他のサイズ	なし	2,3,5.5,6,8インチ
釣れ具合	普通	よく釣れる

ダイソーのグラブワームはゲーリーの4インチグラブによく似ており、パクリリスペクトとかオマージュなどという噂があるので比較しました(笑)

まぁグラブワームなんてたくさんありすぎてどれも似てるんですけどね。

驚いたのは重量の違い。

ボディの長さは同じぐらいでも、これだけ重量が違うと使い勝手はまるで変ってきます。

これは入っている塩の違いだけじゃないよなぁ～と思い、画像解析を行ってみました。

これをご覧ください！

　

うっすらと重なっているのがゲーリーの4インチグラブです。

ボディの長さを揃えてみましたが、ダイソーのグラブワームの方が明らかに細い。

さらにカーリーの大きさも全然違いますね。

これではダイソーの方が飛距離で劣るのは仕方ありませんね。

ただしコスパではダイソーの圧勝！

塩入のワームは強度が低いのでコストを気にする人も多いと思いますが、1つあたり本家の約1/3の値段で買えるなら惜しくないですね。

ただ釣果的には劣るので、そこをどう捉えるかかと。

またカラーやサイズの豊富さの点でもダイソーの負けです。

まとめ

ダイソーも着眼点はよかったんですが、実際に使ってみて魚の反応がイマイチでした。

本家は定番中の定番ワーム。

形は似ていても性能では敵わなかったようです。

わるい言い方をすれば、よくワゴンに入っている誰も買わない安物グラブワームみたいなもの。

よい言い方をすれば魚はちゃんと釣れるのでコスパが最重要！という人にはオススメです。

ダイソーの釣具一覧はこちらをどうぞ。