ジグロック…俗に言うダイソージグ。
あなたこれ安いけど本当に釣れるの？
釣具屋で販売されている同じような物は価格が高いですよね。
１つぐらいならともかく、根掛かりも考慮して何個か補充するとなるとお財布の中身が心配になるのではないでしょうか？
とそんなあなたの為に今回はダイソージグロックについて徹底解説します！
結論から言うとまぁまぁ良かったです。値段を考慮すれば全然お得だと思いますよ。
それではどうぞ！
・仕様
・インプレ
・欠点
・セリア製との違い
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中！
＼SNSもよろしくね！／
仕様
価格は当然100円（税別）。釣具屋で同じような物を買おうとすると、重量にもよりますが基本的に500円以上はするので破格ですね。
重量は18g、28g、40gの3種類。シーバスロッドで投げられるライトな物からライトショアジギング用までと言ったラインナップですね。
カラーはブルーピンク、グリーンゴールド、シルバーの3色展開。
パッケージ上の対象魚はサワラ、ハマチ、アジ、サバとなっていますが、もちろん他にも色々釣れます。
・18g…全長66.2mm、高さ11.7mm、厚み4.6mm、重量18.7g
・28g…全長75.5mm、高さ11.8mm、厚み5.2mm、重量27.8g
・40g…全長84mm、高さ14.5mm、厚み5.8mm、重量40.9g
インプレ
バランス
バランス的にはリア寄りのセンターといった所でしょうか。センターバランスは使い手や使い所を選ばない使いやすい設計なので良し。
これが極端な後方重心だと飛距離は出ますが全然アクションしないし、フォールが早すぎて食わせにくいですからね。そういうのは少なくともビギナーさんには向いていません。
ダイソーらしい万人向けの良い選択です。
飛距離
残念ながら飛距離はそんなに出ません。
というのも幅広設計なので飛行姿勢を崩しやすく、キャスト時の空気抵抗が大きいのです。その点はマイナスですね。
無風や追い風なら問題ありませんが、横風や向かい風には弱いデザインです。
アクション
ただ巻き
これはちょっと驚きました。
ダイソーのジグロック、安いけどちゃんとよう動くじゃないですか。ウォブル気味にパタパタとリアを振ります。
本来メタルジグはワンピッチジャークなどロッドアクションを付けながら巻くのが基本なんですが、ビギナーさんには難しいんですよね。
リズムが合わずにロッドアクションとリーリングが一致せず不自然になってしまうんです。
しかしダイソーのジグロックなら巻くだけでも食わせやすい。これはジグロックの厚みが薄いから出来る技。上で書いた幅広設計もそこを考慮した上でのことだったのかもしれませんね。
フォール
ワンピッチジャークやロングジャークなど、ロッドで跳ね上げてフォールで食わせる使い方ではどうなのかと検証しました。木の葉のようにヒラヒラとアクションしながら落ちていきます。フォール速度は遅めでしたね。
この特徴もビギナーさんには使いやすいでしょうね。とはいえ中級者以上には不要なのか？と言われるとそんなことはありません。水深のある堤防ではなく磯やサーフなど、水深が浅いポイントにもピッタリですよ。
欠点
フックが弱い＆錆びる＆針先が鈍い
ジグロックはリアにトレブルフックがついているんですが、これは流石にダメですね。
バス用のフックならともかくソルトのメタルジグに使って良いフックではありません。1度使っただけで錆びるし、細くて曲がるし、針先も鈍い。
いくら安いからって肝心の魚を逃がすのは論外なのでフックだけは交換しないといけません。ジグロック自体が安いのだから、その浮いたお金でリア用アシストフックを買いましょう。
トリプルよりも強度と貫通力で勝るアシストフックがオススメです。DUO製は値段も手頃で針先キンキンで強度もバッチリです。
ポチップ
フッキング率を上げるためにはラインアイ（ラインを結ぶ穴＝スナップを取り付ける穴）にもアシストフックをつけた方がいいです。
一応ダイソーからもアシストフックは販売されているんですが、ジグロックの最小である18gに対応した11号サイズしかありませんし、錆びやすいです。
28ｇ、40ｇに使うならDUO製の#13がいいですよ。
ポチップ
セリア製との違い
セリアの釣具コーナーもどんどん充実していっており目が離せませんね。ダイソーのジグロックとセリアのメタルジグって何が違うか調べてみましたよ！
ん…？パッと見るとカラー以外全く違いがないように見受けられますね。
厚みも全長も全く同じなんですけど…。
ここで嫌な予感がしてネットで調べてみるとダイソーのジグロックと同じ物であるという考察が目に入ってきました。
しかしダイソーが公式にそう言っている訳ではないので断言は出来ません。ということで細部を見ていきましょう。
違いを見つけました！
ジグロックはほぼ平面なのに対し、セリアの物は目とエラの部分が少し凹んでいます。分かりにくい！
ここからは本体以外になりますが、フックに大きな違いがありました。ジグロックの方がトレブルフックが１サイズ小さいのです。
目のシールもダイソーのジグロックの方がほんの少しだけ小さいです！
スプリットリングはジグロックの方が少し大きいですね。
ということで２つ商品を見比べてみました。
ほんの少しの違いはありましたが、本体は同じ可能性が高いですね。40gは全長77mm(アイを含めず本体部のみ)で全く同じですから。
ただここからは更に私個人の考察なんですが、これは別にダイソーのジグロックがパクられた訳ではないと思ます。そんなことをしたら訴訟を起こされる可能性だってあり、非常にリスキーですからね。
いやダイソーだってダイソーVJとかパクリ似ている商品を販売しているじゃないか！と言われたらそうなんですが、企業同士が裏で話をしてリベートと引き換えに同意を貰っているのかもしれませんし、それは我々ユーザーには分かりません。
あなたダイソーのジグロックとどっちがいいの？
好きなカラーがある方でいいですよ。釣果は全く変わりません。
まとめ
- 18ｇ、28ｇ、40ｇ
- ブルーピンク、グリーンゴールド、シルバー
- センターバランスで使いやすい
- 飛距離はあまり出ない
- ただ巻きでアクションする
- フォールが遅め
- セリア製とほぼ同じ
ダイソーにはジグロック以外にもメタルジグがあります。こちらの記事もどうぞ！
ダイソーの釣具の一覧記事はこちら！
コメント