このワーム曲がってるけど、ちゃんと釣れるの?
ダイソーの釣具コーナーの隅にヒッソリと佇むミミズワーム。
パッケージも古いしデザインもいかにも安っぽい…。
ここ最近のダイソーの釣具の進化はすさまじく、完成度の高い新作ワームが発売される中でそれは異色といっても過言ではありません。
でも新しいワームが出たからって、古いワームの価値が下がるわけじゃないですよね。
ということで今回はダイソーでも珍しくなってしまった?ミミズワームを徹底レビュー!
結論からいうと魚自体は一応釣れますが、買うほどではないかなと。
それではこの記事を読んで、ダイソーの安くて楽しい節約フィッシングライフを満喫しましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!
\SNSもよろしくね!/
評判・口コミ
#初めてバス釣ったルアー教えてくだちい
— ⚡️内耳⚡️ (@naychic_no9) September 5, 2022
ダイソーのミミズワーム
初めてバス釣りした時に釣れたからハマったんだとおもう pic.twitter.com/LiXbTgOr2y
久しぶりのデイナマ、60位。春に向けてボイントの障害物取りに行ったついでにヒゲダンサーにバイト。ジグヘッド+ダイソーミミズワームでヒット! pic.twitter.com/yoTFvb6lBc
— シャローたこぽん (@takopon_fish) November 20, 2016
ヒラスズキ狙ってんだけどサラシ薄くて少し飽きたからダイソーミミズワームで岩の足下探ってたらドーン❗️😅
— エンドルフィン (@kazukyuri) May 25, 2022
メシゲット(笑)
でかくね?これ何?カサゴ?それ系としかわからん pic.twitter.com/YGu8RxEUWo
よく釣れるという評価は見つけられませんでしたが、釣果自体はポロポロ上がっていました。
パッケージ
- 品名…ワームミミズ
- 価格…100円(税別)
- 入数…4本
- カラー…レッド、ブラック
- サイズ…10cm
注意!
パッケージの裏には針の付け方が記載されていますが、このイラストの通りにやっちゃダメですよ!
針先が出ておらず掛け代もほとんどないので、これでは魚が食ってきても口に掛かりません(笑)
この説明はオフセットフックを用いる場合のものでしょう。
外観
全体。
ストレート形状ではなく曲がっているのが特徴的ですね。
ボディ。
細かいリブがたくさん入っています。
テール部。
ボディよりも広がって水をよく受けるようになっています。
裏面にもリブがたくさん入っていますね。
断面。
何と裏面はフラット!
この手のワームは基本的に真円に近い形状をしているものが多いのですが、これは珍しいですね。
ただダイソーがこれを狙って作ったんじゃなくて、金型が安くすむからじゃないかな~と想像しています(笑)
カラー
いかにもミミズという感じのレッド。
薄いピンクにした方がよりリアルだったのが残念。
こちらは水が澄んでいる時にナチュラルカラーとして使うとよいでしょう。
ブラック…というよりも透過系のスモークグレーといった感じ。
特にテール部はうっすらと下の枠線が透けて見えているのが分かりますか?
とはいえレッドよりもシルエットは明確なので、ささ濁り以上の水質ではこちらを使用するとよいでしょう。
アクション
ダイソーのミミズワームは素材が硬めなのです。
だからアクションが小さめで、強い力を加えてやらないと自由度が低い感じ。
スローに使うのにはあまり向いておらず、水を掴むようにしっかり動かしてやった方がいいでしょう。
重量
重量がパッケージに書いていなかったので測ったところ3.2gでした。
軽めのジグヘッドやシンカーと組み合わせればベイトフィネスでもじゅうぶん投げられますね。
使い方
ダウンショットリグ
最初はダウンショットリグで使用したのですが、テシンカーは1.8~2.7gが使いやすいですよ。
しかしテール部が僅かに動くだけでアクションは控えめでした。
平べったいのでボディがよく曲がりそうと思っていたのですが、素材に張りがあるためか稼働幅が狭くて動きが硬い。
かなり強めにシェイクしてやらないと動かないので、ダイソーのミミズワームはダウンショットにはあまり向いていませんね。
ジグヘッドワッキー
ミミズワームの中央に1.3~1.8g程度のジグヘッドをつけたもの。
特にロッドで操作しなくてもミミズワームがアクションしながら落ちていきます。
ただしテール側は小さく震えますがヘッド側はほとんど動きません。
素材の張りと厚みによって曲がりにくいのでしょう。
テキサスリグ
沈み物が多くて根掛かりしそうな場所はコレ一択となります。
しかし曲がったまま動かないワームを真っすぐ引いてくると不自然なことこの上ありません。
フックからワームがズレている状態で釣ってみろと言わんばかり。
これではロッドでアクションを加えてやらないと食わすのは難しいですね…。
フリックシェイクと比較
ダイソー ミミズワーム | ジャッカル フリックシェイク | |
---|---|---|
価格 | 110円 | 702円 |
入数 | 4本 | 8本 |
コスパ | 27円/本 | 87円/本 |
釣れっぷり | あまり釣れない | 非常によく釣れる |
意図的に曲がっているワームと言えばフリックシェイク!
ということでダイソーのミミズワームと比較してみました。
ダイソーのコスパのよさは分かりますが、それを考慮しても惨敗です。
正直このワームはあまり釣れません…。
フリックシェイクを使ったことがない人は一度使ってみることをオススメします。
ジグヘッドを中央にセットしてフォールさせた時のアクションはビビりますよ(笑)
何をしても食わない見えバスが狂ったように食ってくることもありますからね。
まとめ
- 意図的に曲がった形状
- 底面はフラット
- 素材は硬め
- あまりアクションしない
釣獲力が低いのでバスにはオススメできません。
ニゴイ、ナマズ、チヌなど簡単な魚になら使えますが、それもダイソーの他のワームにした方がいいかと。
曲がったワームということでダイソーのチャレンジ精神に期待しましたが、期待外れでした(笑)
クネクネ系ワームはやはりフリックシェイクが絶対王者ですね。
ダイソーの釣具一覧はこちらの記事をどうぞ。
コメント