ルアー界に激震！ダイソーのスプーンが3倍釣れるチューン公開（ソルトもＯＫ♪）

ダイソーから凄いルアーが発売されましたね。
今回発売されたスプーンはルアー界史上最高クラスのコスパ！
これは釣具業界から悲鳴が出ますよ…。

ダイソースプーンのインプレ

仕様

重量　：1ｇ、1.8ｇ
カラー：からし、シルバー、オリーブ、ゴールド
入数　：２個
価格　：110円（税込）
対象魚：トラウト、ヤマメ、イワナ、アジ、メバルなど

　

・スナップ（付属していません）を使用する
・巻き速度に変化を付ける
・ルールによって返しを潰して使う
・使用後は真水で洗って乾燥させる
・子供の手が届く所におかない

カラー

カラーは左からからし、シルバー、オリーブ、ゴールドの4種類。

以前から
「ダイソーには釣り好きの開発者がいる」
「釣りのプロやメーカーと共同開発している」
と噂されていますが、多分その通りでしょう。

この4色は定番です。
渓流で欠かせないゴールドとシルバー、エリアでオリーブとイエローを押さえるとは！

昔の教科書では
「ゴールド＝強アピール、光量が少ない時」
「シルバー＝日中に、クリアウォーター」
というようなことが書かれていて信じている人もいますが逆です。

金より銀の方が反射率は高い。
それが魚の反応と必ずしも一致するかと言えばそうではないですが。

おそらくですがダイソーはこれで様子見をして、よく売れるような他のカラーも投入してくるでしょう。
楽しみですね～！

サイズ

ダイソーのスプーンは1gと1.8gの2展開。

1gは1.9ｍｍ。
1.8gは2.5mm。
こうしてみると結構大きさが違いますね。

　

ちなみに厚みは1ｇも1.8gも同じで約1.2ｍｍでした。　

アクション

リーフとコロラドの中間的な、いかにもといったスタンダードな形状。

実際に投げて見るとアクションはまさに普通のスプーンと言った感じ。
ダイソー製ってどうなの？という心配もありましたが、ちゃんとしっかりウォブルしてくれます。

この普通のアクションというのがダイソールアーにとても大事なことなんですよ。
市販品とあまり変わらないアクションということですからね。
これなら今までエリアで使用していた人達も違和感なく使えます。

巻き速度が一定より速くなると1gも1.8gもアクションが破綻してクルクル回ってしまいますが、これは高い釣具メーカーのスプーンでも同じことです。

コストパフォーマンス

・ダイソースプーン1.8g…55円
・ダイワプレッソアダム1.8g…427円

ダイソーのスプーン、55円はいくらなんでも安すぎです。
それに対してダイワのアダムは記事を書いている時点でアマゾンで427円。

スプーンは金属片であり、プラグほど設計による差が生まれる物ではありません。
そりゃ確かにフックや塗装や細かなバランスなど違いはあるでしょうが、どこに7.76倍もの性能差があるというのでしょうか？

価格破壊も良い所。
これ釣具メーカーは大変ですよ…。

ダイソースプーンの使い方

ただ巻き

ダイソーのスプーンの基本的な使い方はただ巻きです。

スプーンは遅く巻くとアクションせず、早く巻くとアクションが破綻してクルクル回ります。

エリアならともかく、速い流れの渓流で使いこなすのはとても技術がいるのです。
まずは流れが緩い場所で一定層を同じスピードで巻いてこれるように練習して下さい。

これが出来れば実際のフィールドでは8割ただ巻きで通用でしますから。

フォール

ダイソーのスプーンはラインテンションを抜くと左右どちらかにヒラヒラとスライドフォールします。

このただ巻きと違ってこちらから積極的にリアクションバイトを狙っていく攻撃的な釣り方となります。

ただ巻きで反応が無い時はフォールを試すのはルアー釣りの鉄則です。

3倍釣れるチューン

連結チューン

もう見るからに釣れそうでしょう？
実際良く釣れるんです！

この連結チューンはいわばジョイントスプーン！
ただ巻きでも艶めかしく動くと共に、フォールやシェイクも効果的。

またスプーン同士がお互いのアクション破綻を防いでくれるので、スプーン単体ほど気を使いません。

フックが２つある為フッキング率も高いのが特徴です。
大物狙いにも◎！

　

60オーバーのニゴイや…

　

ノッコミチヌだって溜まらず食付いてきます♪

ブレードチューン

スプーンのブレードチューンは私の必殺技！
ダイソーのスプーンでもその威力は変わりません。

このブレードチューンはブレードがスイングしてアピール力を高めてくれると同時に、抵抗にもなってスプーンのアクション破綻を防いでくれます。

またブレードの波動は小型のベイトをイミテーションしており、スプーン本体ではなくブレードにバイトが集中するのもミソ。

　

ボトムコンタクト時はブレードの上に乗って根掛かりしにくいこのフックシステムですが、魚がバイトするとこのように大きくフックが開いて抜群のフッキング率を誇ります。

連結チューンが大物やリアクション狙いなら、こちら小型魚までバイトさせてしまう汎用性の高さが魅力で、ソルトでもライトゲームの対処魚が色々狙えますよ！

　

トラウトよりもずっと口の小さなカワムツだって余裕でフッキング！

　

メバルにも抜群に効きます！

金属片だから飛距離は申し分ないし、メタルジグやメタルバイブよりもずっと浮き上がりやすいので沖の表層を攻められるのは強いですね！

という訳で是非皆さんもダイソーのスプーンを使ってみて下さい！

極薄のブレードです。
市販のブレードでこれに勝る物はありません。

　

シングルバーブレスのプラグ用フックがブレードチューンには必要です。
ダイソースプーンに最初から付いてるフックは横アイですから使えませんよ～。

ソルトで使用することを前提に作られていますから淡水用フックに比べて錆びにくいのも特徴です。

ダイソースプーンのフックに注意

ダイソーのスプーンですがフックだけは交換をオススメします。
肝心の魚が釣れなきゃ意味がないので、スプーンが安かった分はフック代に充てましょう。

まず刺さりが悪い。
これは品質の良い釣針を作っている大手メーカーの物じゃないので仕方ありません。

それでも針先を尖らせようとした結果でしょうか？
返しより先の部分がいびつに削られているようです。

釣りの途中で「妙にフッキングしないな？」と思ったら針先が折れていたこともありましたｗ

オススメは断然このフックです。
針先はキンキンですし、パワーバランスもエリアの50ｃｍレインボーとか狙わないなら一般的なトラウトには丁度良いです。

あとバーブレスというのがいいのですよね。
返しがないということはフックが刺さりやすいということですし、ちゃんとフッキングしたら返しなんてなくてもバレません。
ある程度釣りの経験が豊富なら、バーブがあっても釣果が上がらないことは知っているはず。

また多くの管理釣り場ではフックは返し無しの物が義務付けられています。

ダイソーのスプーンに元々付いているフックには返しがついているので、そのままでは使えませんのでご注意を！

ダイソーの釣具の一覧記事はこちら！