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カワハギをルアーで狙う「ハギング」とは?釣り方やタックルの解説

ハギング
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あなた

船釣りはちょっとヘビーだなぁ
それに自分はルアーマンだし…

ほーぷれす

カワハギはその辺の漁港でルアーで釣れますよ

一般的にカワハギ釣り=船&エサというイメージが強く、「面白そうだけど自分には縁がないや…」と思っている人が多いようです。

でもカワハギは北海道と沖縄を除く全国どこにでもいて岸から狙えるし、肉食性の強い雑食なので手軽にルアーで釣れるのをご存知ですか?

「いつかそのうち…」と後回しにしたがるあなた!そう、そこのあなたです。

高齢者アンケート「後悔していることNo.1」をご存知でしょうか?

「若い頃にもっと色々挑戦しておけば良かった」だそうです。

人生は待ったなしですから、今やらなきゃ一生できませんよ?

ということで今回はカワハギのルアー釣りについて分かりやすく解説!

この記事は約4分で読めるので、ぜひ参考にして頂き美味しいカワハギを釣りまくってください♪

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ほーぷれす

餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。

「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!

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目次

ハギングとは?

ハギング

そもそもカワハギやウマヅラハギは肉食性の強い雑食性であり、一部のひねくれたマニアックな人達は昔からルアーで楽しんでいたのです。

よく周りの釣り人達から好奇の視線で見られバカにされたものですが、ようやく時代が私達に追いついてきた訳ですね(笑)

ハギングという言葉自体は2010年頃に生まれたもので、釣具メーカー・マルキューがパワーイソメ(味・ニオイ付きワーム)を使ったカワハギ釣りを提案をしたのが始まりです。

「青虫の代わりに餌もどきワームで釣ろうぜ」と商売のためにブームを作ろうとしたものですが、ルアー釣りとしてはお粗末なで「それなら本物のエサ使うわ」と世間の目は冷ややかでした。

しかし2022年12月に「パワーイソメには生分解される根拠がなく、消費者に優良誤認させるもの」として消費者庁からマルキューへ措置命令が出たのです!

パワーイソメが人口餌(≒生分解ワーム)ではないということが知れ渡り、SNSでもメタルジグやジグ単で釣れた報告が相次ぎ「どうやらカワハギはルアーで釣れるようだぞ!」とようやく世間に認知され始めたんですね。

マルキューの意図した形とは別ですが、ようやくハギング時代が到来したのです(笑)

釣り方

ジグ単

ハギング

堤防際に居着いたカワハギに有効で、主に朝夕の高活性時におすすめの釣り方。

岸際のカワハギは活性が高いと浮きたがる傾向にあり、特に朝は表層付近まで浮いてくるのを目視できますよね。

奴らはほぼ例外なく岸壁に付着している餌を食っているので、目の前にワームを送り込むと高確率で食ってきます。

基本的にはサイトで探すか、実績が高いポイントに入るのがいいでしょう。

見えカワハギを狙う時は岸際から一歩後ろに下がってしゃがみ、こちらの姿を見られたり影が水面に落ちないようにして下さい。

こういう基本的なアプローチはちょっとしたアクションやカラーよりずっと重要なので、海をのぞき込む癖がある人は直しましょう。

堤防のヘチ(岸壁)は必ず左右どちらかに潮が流れているので、上流側5mほど先にジグ単をそっとキャスト。

糸ふけを取る程度にゆっくりとリールを巻いて群れにスーッと送り込んでください。

食いが立っていればこれだけで食ってきますが、リフト&フォールを混ぜて上下の誘いを入れると口を使うこともありますよ。

それで釣れない時はチョンチョチョンと軽くシャクリ上げて、フリーフォールで一気に落とし込んで下さい。

ちょっとズルいですが、口を食わなくてもフォールするワームを追って下を向くので次のシャクリで口の周りに掛かるという別の意味もあります(笑)

餌ほどの食わせ能力はありませんが、ワームは針持ちが抜群なので高活性な個体を効率よく釣るには最適です。

マイクロジギング

ハギング

堤防際に居着いたカワハギに有効で、主に昼の低活性時におすすめの釣り方。

朝浮いていたカワハギたちも徐々にレンジが下がっていき、日が高くなると底ベタになります。

こうなると餌でも食わせるのに苦労するほどで、ジグ単ではなかなか釣果は期待できません…。

そこで有効なのがライトゲーム用の極軽量メタルジグ(マイクロジグ)で、食い気がないカワハギにリアクションで口を使わせることが出来ます。

餌用の仕掛けにもキラキラした集魚板がついているものが多ように、そもそもカワハギは光るものや派手な動きに弱いんですね。

キャストはせずに足元の岸壁をバーチカルに誘うのですが、一旦ボトムまで落としましょう。

その後はチョンチョンチョンと3回軽くシャクリ上げ、ラインテンションを緩めてフリーフォールの繰り返し。

底から10~50cmを攻めるイメージでそれを繰り返すだけあり、根掛かりするのでフォールの度にボトムを取るわけではありません。

「メタルジグなんて口に入らないだろ?」と思われるでしょうが、カワハギは食えそうな部位=フックに食ってくるんで大丈夫。

アシストフックならボディにワンテンポ遅れて落ちるし、物によってはフラッシャーや金針が使われているので目立ちやすいのも理由です。

ダウンショット

ハギング

ダウンショットリグとは餌の代わりにワームで胴突き仕掛けを再現したもので、今回ご紹介する中ではもっとも確実性が高い釣り方です。

ただし代わりにジグ単やメタルジグのように「型にハマれば強い」という釣りではなく、ダラダラポツポツと釣れ続ける感じ(笑)

付け方ですが針先から5mmほどタラシが出るくらいで十分で、バス釣りのように大きく付けると口に入りません。

「それなら餌でやった方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ワームは餌よりも格段に針持ちがよくルアー釣りのフットワークの軽さを活かせます。

ハイシーズンともなればメジャーポイントは釣り人だらけになりますが、人の間を縫うように港全体を高速ランガンできるのがメリットですね。

釣り方は足元に仕掛けを落とし、チョンチョンとシェイクしながら持ち上げて落として2秒ほどステイさせるだけ。

コツは餌釣りに比べてシェイクの時間は長め(5秒以上)に取ることと、ステイは短めにおさめること。

シェイクを長くするのは「食おうとしても食えない」という焦らせ効果を狙ったもので、その反動で食えそうな時(ステイ)に一気に食ってきます。

ただしワームだと長くステイさせると見切られるので注意。

ヘチで釣れない時は少し沖にキャストして着地して「引き釣り」のようにズルズルと底を引くようにリールを巻いてください。

またカワハギは根魚顔負けで岩場が好きなので、底がゴツゴツした所では少しシェイクを入れて重点的に攻めるのも有効です。

タックル

ハギング

ロッド

ロッドはアジング用のショートロッドを流用しましょう。

ハギングでは主に堤防のヘチを狙うため必然的に短竿の方が有利であり、ロッドの長さは5~6フィート前半までが使いやすいですよ。

またカワハギは餌取り名人と言われるほどバイトを捉えるのが難しいため、「コッ」という反響と「ヌメッ」という荷重の両方に対応するソリッドティップが必要です。

これらを兼ね備えるのはがアジング用のショートロッドを置いて他にありません。

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詳しくはこちらをどうぞ⇒ソアレXRの記事を読む

リール

リールはスピニングの1000番を使いましょう。

ハギングにはドラグなど性能はそれほど関係ないので安いもので十分ですが、なるべ小さくて軽い物がいいですね。

使えるとしても2000番までで、2500番まで行くと重くてこの釣りにはマッチしません。

おすすめはこちら⇒23レガリス1000Sの記事を読む

ライン

ラインはPEラインの0.3号が最適。

釣り方の性質上シーバスや根魚もかかりますし、底に軽くスタックしたルアーぐらいは回収できる強度はあった方がいいです。

じゃあ「太ければ太い方がいいのか?」というと、潮の抵抗を受けやすいし浮力が邪魔になるのでバランス的には0.3号がベスト。

バリバスのアバニ ライトゲーム スーパープレミアムPEの0.3号が品質が高いのでおすすめですよ。

ジグ単だけor小型だけならエステルラインでもいいんですが、汎用性がないので他の釣り方に対応できません。

詳しくはこちらをどうぞ⇒PEラインの記事を読む

リーダー

リーダーはフロロカーボンの4~5LBがおすすめ。

PEラインの強度は同じ号数でも商品によって異なりますが、根掛かりした時に結束部で切れないようにリーダーを少し弱めにしてください。

リーダーも色々あって、中には餌釣り用のハリスのパッケージだけ変えてるものもあるのでお気を付けください。

おすすめはシーガ―のプレミアムマックスで、ルアーフィッシング用にしなやかに作られておりPEラインとの相性がバッチリです!

メタルジグ

ハギング

ルアーは3g程度の軽量メタルジグ(マイクロジグ)をメインに使います。

カワハギには細身でフォールが速いものよりも、幅広でフラッシングが強くてスローにフォールするものが有利。

トレブルフックはラインが絡みやすいし根掛かりしやすいので、アシストフックのものが使いやすいですよ。

それらを兼ね備えた魚子メタル3.0gが最も釣果的に安定しています。

ただ魚子メタルに反応がない時にナッゾジグ3.5gに変えると反応がいいことも。

リアのブレードがハマる時があるので両方持っていくのがおすすめですよ。

詳しくはこちらをどうぞ⇒ナッゾジグの記事を読む

ジグヘッド

ハギング

ジグヘッドは豆アジ用の極小タイプが適しています。

捕食時には大きく開くとはいえ、それでもカワハギの口は小さいのでノーマルサイズ(#8~10)のフックだと、貴重なバイトを逃してしまいますよ。

私が使っているのはクリアブルーのサイコロヘッドMiniで、ヘッドが面形状なので水を受けやすくスローにフォールできるのが売りです。

その分飛距離は出ないんですが足元付近しか攻めないので関係ありません。

フィールドにもよるでしょうが基本的には0.8~1.0gでほぼ足ります。

詳しくはこちらをどうぞ⇒豆アジ用ジグヘッドの記事を読む

ハギング

さらに豆アジ用の鬼爪を付けるとフッキング率がアップ!

シーズン後期の良型はともかく、9~10月の小型は付けておいた方が無難ですよ。

ワーム

ハギング

ジグ単にはアジング用のストレートワームが最適です。

アジング用のワームはどれも軟らかい素材が使われており、メバリング用と比較するとフッキング率が高め。

シャッドテールはバイトはありますが暴れすぎて口に入りにくいため、ハギング用にはストレートワームが無難です。

更にリブが入っていて折れ曲がりやすく、好きな位置で違和感なくカットできるものがベストですね。

詳しくはこちらをどうぞ⇒アジングビームの記事を読む

 

ハギング

ダウンショットにはパワーミニイソメの中が最適です。

太やノーマル素材のものはカワハギの口に入らなかったり、入っても掛かりにくいのでおすすめできません。

カラーはどれでも釣れますが、カワハギは派手なもの好きなのでハイアピールな赤が私の経験上は好成績です。

朝夕の薄暗い時間帯は夜光ピンクも効きますよ。

詳しくはこちらをどうぞ⇒パワーイソメの記事を読む

仕掛け

ハギング

市販のほとんどが3本針×2セットですが、2本針×3セットの方がコスパが高くてルアータックルで使いやすいのでおすすめ。

カワハギには「狐針」or「ハゲ針」の主に2種類の針が使われますが、吸い込ませて乗せるかorこちらから掛けていくかの違いです。

ハギングで使うワームは本物のエサと比較すると食いは渋く、積極的に誘って掛けるので迷わずハゲ針にしましょう。

岸から釣れるのは小型が多いので針のサイズは3~4号を選んで下さい。

「それでもこんなに大きな針がカワハギの口に入るの?」と思うかもしれませんが、ハゲ針は先端だけ口に入ればいいので大丈夫。

またある程度ワイドゲイプ(懐が広い)方がしゃくり上げた時にスレ掛かりで拾えるという姑息な算段もあります(笑)

 

ハギング

仕掛けの底にはナス型オモリを付けるのですが、仕掛けが流されないように重さは3号(軽くても2号)を使いましょう。

仕掛けを目立たせるために赤色や夜光タイプなど派手なものがおすすめ。

また集魚板の代わりに#3~4のコロラドブレードを付けると、フラッシングに加えて強い波動も生まれてアピール度マシマシですよ!

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まとめ

ハギング
  • ジグ単…
    朝夕の浮いている群れに有効
    ドリフトで口元に送り込む
    リフト&フォールも有効
  • マイクロジギング…
    底に沈んでいる活性が低い群れに有効
    3回シャクってフリーフォール
    ボトムちょい上を狙う
  • ダウンショット…
    カワハギ仕掛け+パワーイソメで狙う
    シェイクは5秒以上
    ステイは3秒位以内
  • タックル…
    アジングロッド5~6フィート台前半
    スピニングリール1000番
    PEライン0.3号
    リーダー4~5lb
  • メタルジグ…
    ~5g程度の幅広でフォールが遅いもの
  • ジグヘッド…
    豆アジ用の#14相当0.6g程度
  • ワーム…
    アジングビーム、パワーイソメソフト中

いかがでしたでしょうか?

美味しいカワハギを釣りまくってください!

堤防のエサ釣りに関してはこちらの記事をどうぞ。

\残り時間わずか!/

ハギング

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