100均の釣具と言えばダイソーがトップですが、それに次いで充実しているのがセリアです!
セリアの釣具コーナーもどんどん充実してきており、少し前からメタルジグも取り扱うようになって益々目が離せなくなってきましたね。
でもなぁ~…セリアのメタルジグなんて使い物になるの?
あなたがそう思うのも無理はない!だって釣具屋では1つ500円以上しますからね。いくら安いからって、安物買いの銭失いほど勿体ないことはありません!
ということで今回はセリアのメタルジグのご紹介です。
結論から言うとまぁまぁ使えるけどフックは絶対交換しないといけません。
あと、ダイソーに置いてあるメタルジグも違いを見つけるのが難しいくらいほとんど同等品でした。
では見ていきましょう!
・セリアのメタルジグの概要
・重量別使い分け
・カラー別使い分け
・インプレ
・欠点
・オススメのフック
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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釣果情報
夜の旧ですシーバス二枚ヒット マルタ ニゴイちゃんもセリアのメタルジグ18gでヒットです\(^-^)/ 1枚目は70cmぐらい 2枚目は75cmぐらいでした\(^-^)/りPE1.5に25ポイントリーダーにパワーアップナゥ( ゚Д゚)ゞ pic.twitter.com/WHdvrlEK15
— 風間真 (@MSwPe6TsTlmNOtT) October 12, 2022
夜の港でセリアのメタルジグを光らせてリフト&フォールで大きな鯖釣れた。エギングロッドで引きが楽しかったー pic.twitter.com/7yYKQLOESH
— たにせん (@tanisengyo) January 27, 2023
セリアのメタルジグによる釣果情報を調べてみたところシーバス、サバ、エソの釣果が見つかりました。
肝心のハマチ、ブリ、カンパチ、サゴシ情報はSNS上では見つかりませんでしたがメタルジグですから釣れますのでご安心ください(笑)
概要
商品名はそのまんま、メタルジグ。
価格は当然100円(税別)です。
重量は18g、24g、40gの3種類。手頃にシーバスや小型回遊魚からライトショアジギングまでのラインナップですね。
カラーはブルーピンク、ブルーシルバー、アカキンとスタンダードなのを揃えてきました。
重量別使い分け
18g
18gはメタルジグとしてはライトな部類。使い道としては小型回遊魚がメイン。メッキやカマスなど小物を釣るのに適しています。
またメタルジグはシーバスにも有効なルアーなんですが、さすがに金属片ですから28gや40gになるとバラしやすいとか根掛かりしやすいなどのデメリットの方が大きくなってきますので18gが丁度いいですね。
例えば大河川など飛距離がいるけれど、根掛かりが多くて一個800円ぐらいするメタルルアーを投げるのは怖いポイントなどにはうってつけですね。
またデイゲームでは足元の岩壁ジギングもシーバスには極めて有効です。
28g
フラットフィッシュ、マダイ、ロックフィッシュ、シーバスロッドで投げるライトなショアジギングになどには28gがピッタリ。
遠投も出来て沈みもそこそこなので年間を通して色んな魚種を釣りたい人向け。
40g
全長84.6mm、高さ14.1mm、厚み6mm
ヤズ、ハマチ、サゴシなど。40gまで行くと用途は完全に青物狙いになりますね。
ショアから使う場合は25mクラスの水深がありよく潮が流れるポイントではでは底取りしにくくなりますが、それ以外の場所なら大体40gで足りるでしょう。
60gもセリアが出してくれたら完璧ですが、今後に期待しましょう!
カラー別使い分け
ブルーピンク
青物狙いでは絶対に外せない!
巻いてよし、落としてよし、澄み潮から濁りまで安定した実績を出す日中のパイロットカラーです。
何故ブルーとピンクを掛け合わせたのかというとブルーはナチュラルカラーとされ日中に見破られにくく、ピンクは濁りが入っている中でも目立ちやすいので、それらを掛け合わせてどんな時でも使えるカラーとして使われるようになったんですね。
その結果実績が高すぎることから青物の定番カラーになりました。
ブルーシルバー
ブルーピンクをよりナチュラルなベクトルに向けたブルーシルバー。使い所はやはりベイトが多くて青物のボイルが見られる状況ですね。
またシーバス狙いの人にはブルーピンクはデイゲームではちょっとアピールしすぎで見破られやすいのでブルーシルバーをオススメします!
アカキン
アカキンはまだ薄暗い朝マズメやもう少しで真っ暗になってしまうという夕マズメ…つまり光量が少ない時間帯の鉄板です。
またアピール度が高いのでヒラメを狙う時にも極めて有効なカラーです。ヒラメなら時間帯や光量関係なしにパイロットカラーですね。ヒラメは基本的にカラーで見破るということがなく、目立つカラーに勝る物もはありませんので。
インプレ
センターバランス
セリアのメタルジグはこのよう厚みがなく薄っぺらく作られています。
重心のバランス的には真ん中よりもやや後ろ寄りですが、この程度なら分類としてはセンターバランスといって良いでしょう。
飛距離よりもフォールアクションにこだわった、水受けの良いメタルジグに多い重心設計です。
アイシール
セリアのメタルジグは大き目のアイシールが貼られています。
使ってると取れちゃうんですが、それはセリアだから仕方ないですよね。でもアイシールはバイトマーカー(魚が食いつく時の目印)的な役割があるので剥がれたらまた貼りましょう。
アイシールなんて安いものですよ。ルアーに貼るアイシールは4mmサイズの物が万能で、セリアのメタルジグにもこれがぴったり。
飛距離
セリアのメタルジグはあんまり飛びません。といってもメタルジグですから他のルアーに比べたらぶっ飛びなんですけどね。
やはり扁平(=薄っぺらい)に作られているので、飛んでいる途中にバランスを崩しやすいようで空中でクルクルと回ることも何度かありました。
朝マズメや夕マズメなら青物も手前まで入ってくるので問題ないですが、日中は沖に突き出した波止などでないとこのメタルジグではちょっと厳しいですね。
アクション
ただ巻き
セリアのメタルジグのアクションはまぁまぁ良いですよ。
基本的にメタルジグというのは薄いほど水流を受けてよく動くのですが、セリアのメタルジグ扁平なので普通に合格レベル。
巻くとウォブリング(お尻を左右に振る)するので青物やシーバスはもちろんですが、底よりちょっと上を巻いていたらヒラメも釣れます。
流石にメタルジグですから巻くだけではプラグほど食わせる能力が高いとは言えませんが、巻くだけで釣れるというのは初心者の方達にも使いやすいのでいいんじゃないでしょうか。
ちなみに巻くだけで釣れる確率がグン!と上がる改造についても後程書いていますので読んで下さい。
フォール
セリアのメタルジグはフォールが強い!
ヒラヒラと揺れながらスライドします。これはフィッシュイーター全般に効くアクションです。
扁平なのでフォールする時にボディ側面でしっかり水を受けるので、フォール速度は重量に対してやや遅め。これが活性の低い魚に有効なんです。
ショアスローといって扁平で軽めのメタルジグを使用してなるべくフォールスピードを抑える釣り方があるのをご存じでしょうか?セリアのメタルジグの形状はどっちかと言うとこのショアスローに分類されますね。
沈むのが遅いということは激流&ディープには向きませんが、サーフや地磯など水深がないフィールドではとても使いやすく根掛かりも減るしメリットが多いんですよ~。
欠点
塗装が弱い
セリアのメタルジグは底を取っていたらすぐに塗装が剥がれます。
トップコートはしているのかどうか分からないぐらい薄いんですが、100円だからしょうがありませんよね。流石にこれは釣具屋で売っている物と比べたら可哀想かと…。
その辺が気になる人は釣具メーカーのメタルジグを購入することをオススメします。
日本で恐らく一番売れているであろうメタルジグ・ジグパラ。塗装は綺麗でフックも尖っていて弱点らしい弱点がないのに安い。そりゃ売れますよね。
フックの品質が悪い
爪に当てて針先の尖り具合をチェック!
尖っているフックもあるんですが、ツルツル滑るフックのまぁ多いこと…。
妙に内側を向いているフックも混ざっています。これじゃ魚の口に刺さりませんよ…。
塗装と違って針先の鈍りは釣果に直結しますから、ここはあまり妥協しない方がいいです。メタルジグ本体が安く済んだ分はフックに投資すべき。
改造
ブレードとアシストフックを付けるだけで、市販の釣具メーカー製のメタルジグに負けないほどよく釣れるようになります。
フィッシュイーターは後ろからガジガジとバイトしてくることはほとんどなく、基本的には横や下から食ってきます。
その為アシストラインを付けることによってフッキング率がグンとアップします!せっかく魚が食ってきたのに釣れなかったら何の為に釣りをしてるのか分からないですよね。
これだけの簡単なチューン(改造)で巻くだけでも十分によく釣れるようになりますよ。リアフック(後ろのフック)も変えると尚良しです。
まとめ
- 重量…18g、28g、40g
- カラー…ブルーピンク、ブルーシルバー、アカキン
- 飛距離は出にくい
- フォールはスロー
- 塗装が弱い
- 針先が鈍い
- ブレードチューンとフックを交換するだけで大変身
セリアの釣具の一覧はこちら!
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