ワームの補修も出来ないなんて笑われますよ?

フィックスルアー
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9/28 Youtube更新しました!

ほーぷれす

まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。

タイトルを見て「なんだとこのヤロー!」と怒りましたか?
…ごめんなさい。
例え恨まれてでも私はあなたを救いたいのです!

これ以上お金をドブに捨てるのはやめませんか?
この記事を読めばあなたもお金がザックザク!

おまけに出世したり結婚出来たり体の痛い所が治ったり…はしませんが、間違いなくお金が節約出来ます。

ということで参考して頂けば嬉しいです!

目次

ワームは捨てずに補修しよう

フィックスルアー

ワームって高いよね…

ハードルアーは根掛かりさせない限り長く使えますが、ワームはそうは行きません。
釣り方によって消耗が激しく、年間で計算すると凄くお金がかかっているのです。

例えばバス釣り。
スレたフィールドで欠かせないダウンショットリグなどのチョン掛けやネコリグはワームが裂けやすく、バイトがあれば高確率で無くなってしまいます。

最近では「メタバマ」なんていうメタルバイブにワームを4つも付けるという、懐事情を度外視した恐怖のリグが生まれました。

あるいはチニング。
チヌの強靭な口によりワームはすぐにボロボロになる他、PEラインを使用して瞬発的なフルフッキングを入れる為ワームの頭(オフセットフックのクランク部)はすぐに裂けてしまいます。

試しにここで1パッケージ800円のワームを1度の釣行で全部使いきってしまうと仮定して下さい。
その消耗を半分に抑えられたら400円お金が浮きます。

週に1回400円
1ヶ月なら1,600円
1年で19,200円
4年で76,800円

なんと4年経って「そろそろ新しい道具を…」と思った時に高いロッドやリールが買えてしまうんです!

あ~あ、またワームの頭が裂けちゃったよ。

ほーぷれす

そのワーム、捨ててしまうにはまだ早い!

ちょっとワームが千切れたくらいで捨てちゃうのは勿体ないです。
補修して繰り返し使うことが出来たら、欲しかったあの釣具が買えるかも?!

ということでこの記事ではワームの補修の方法をご説明しますので参考にして下さいね!

①ライター

ライターで補修するメリット

・釣り場で使える
・手軽に持ち歩ける

ワームを補修するのに一番手軽な方法はライターを使うことです。

ライターは接着剤などのように漏れる心配もないし手軽に持ち運べるのがいいですね。
またPEラインを使用する人ならノットを組んだ後にPEラインの端を焼く為に、普段からライターを持っていますよね?
折角もっているなら使いましょう!

使い方はワームの裂けた場所を炙り、固まるまで冷ますだけ。
釣り場なら水につければすぐに固まりますよ。

ライターで補修するデメリット

・補修しても脆い
・ワームが変形しやすい
・小さいワームには使えない
・臭いが出る

ただしライターを使ったワームの補修には弱点があります。

ライターで炙れるのはワームの表面だけなので、深く裂けている場合はすぐにまた裂けてしまいます。

またライターで炙るとワーム自体が変形してしまいます。
ホッグ系ワームのように小さなレッグが沢山ついている物や、ストレートワームのように細い物は炙る時に注意が必要です。

メバリングやアジング用のワームに至っては小さすぎるのでライターは使用出来ません。

それと人によっては臭いが気になって使いたくないという人もいるでしょう。
煙を吸い込むと有害ですしね。

おすすめのライター

ライターを使ってワームを補修する場合、どんなライターでも良いという訳ではありません。
いくら安いからって使い捨ての100円ライターは使い物になりませんよ!

使用出来るのはターボライターだけです。
ライターを傾けても火の向きが変わらないし、風の影響も受けないので狙った所を炙ることが出来ます。

とはいえ補修の為だけにライターを持っていくというのも面倒ですね。
ということで補修にも使えて釣りにも最適なラインカッター2をおすすめします。

安いライターはすぐに使えなくなりますが、これは全然壊れません。
絶対の自信があるのか、保証書までついています。

またPEラインとリーダーと結んだ後に余ったラインの端を焼く時も、ライン本線に熱のダメージが及ばない機構になってます。

フタにもロック機構がありますし、水飛沫で壊れないように防滴仕様になっているし、ガスが無くなれば100円ショップで買えばいいです。

このライターはPEラインを使う釣り人なら絶対持っておくべき。
ついでにワームの補修にも使っちゃいましょう!

②瞬間接着剤

瞬間接着剤で補修するメリット

・釣場で使える
・硬化時間が短い
・ズレ防止にも使える
・釣り以外でも使える

瞬間接着剤には、他にはない強みがあります!
それは硬化時間が早いので釣り場ですぐに使えることです。

ワームの裂け目に流し込んだら水中にワームを入れて下さい。
そうすればすぐに固まりますから。

また補修だけではなく、フックの軸に塗ってワームのズレ防止にも使えますよ。

家庭でも何かと使用することがあります、買っておいて損はしません。

瞬間接着剤で補修するデメリット

・価格が高い
・白濁化する
・硬くなる

2gで290円ぐらいするので、他の接着剤や専用補修液に比べたら高いですよね。

それと瞬間接着剤は固まると白濁化します。
これは気にしなければいいだけなんですが、気になる人は気になるでしょう。

それと一番の問題は補修した箇所がガチガチに硬くなってしまうことです。それはもうワームにフックをセットしようとした時に針先で貫くのに苦労するほど。
結果として綺麗にフックをセットしにくいんですよ。

そして接着部自体は頑丈なのですが、その周りはそうではありません。
ワームとしての柔軟性が損なわれるので今度は接着部の周りが裂けてしまうのです。

おすすめの瞬間接着剤

買うならコニシの「アロンアルファ釣名人 低粘度」にして下さい。
補修に使った後、蓋をちゃんと閉めていれば次回も使えます。

釣具屋に置いてある激安の瞬間接着剤はダメです。
次回使う時に中までカチカチに固まってしまい、使い捨てになっちゃうので結局高くついてしまうのです。
これじゃ補修の意味がないですよね。

③セメダインスーパーX2

セメダインスーパーX2で補修するメリット

・価格が安い
・白濁化しない
・弾力がある

セメダインスーパーX2はワームに使う補修材としては有名ですよね。私も以前は使っていました。

まず値段が安いのが嬉しいですよね。

また、瞬間接着剤と違って白濁化しないのもポイントが高いです。

また、接着強度に関しても全然問題ありません。
補修した後にワームを引っ張っても簡単には千切れないし、グニグニというワームの弾力も健在。

セメダインスーパーX2で補修するデメリット

・粘度が高い

良い商品なのですが、ネチョ~とするぐらい粘度が高いので補修する時にワームの裂け目の奥まで入っていかないのです。
中央で大きく裂けているとか、裂け方によって十分に補修に使えるんですけどね。

実際これをワームの補修に使っている釣り人は多いんですよ。

いやもう本当に惜しい。これで粘度が低ければパーフェクトでした。

ちょっと面倒ですが、時間をかけて爪楊枝などを使って上手いこと裂け目の奥の細かい所に塗るんならアリです。

セメダインスーパーX2について

セメダインにはスーパーXとスーパーX2があり、おすすめはスーパーX2の方です。

どちらも強度や粘度に差はありませんが、硬化時間が違います。
スーパーXは約11分、スーパーX2は7分で硬化します。
値段は200円ほど高くなりますけど。

ワームの補修をする時は1つだけじゃなくて、千切れたワームを大量にストックしておいて一度に全部補修する人が多いですよね。硬化時間が短い方が作業時間がかからなくて快適ですよ。

④フィックスルアー

フィックスルアー

フィックスルアーで補修するメリット

・強度が高い
・ほどよい粘度と硬化時間で使いやすい
・接着面が柔らかい

ワームの補修液でオススメなのはフィックアスルアー。
やはりライターや汎用接着剤とは補修のしやすさが全然違い、専用補修液でも一番人気なのも頷けます。

まずライターや瞬間接着剤とは補修後のワームの強度が違います。
ワームをグニグニと曲げたり引っ張ったりしても千切れません。
ほど良い粘度で使いやすく、補修した箇所も硬くなりません。

接着というよりワームを溶かして固める感じで、しっかりくっ付きます。

セメダインスーパーX2と違って粘度が低めなので裂け目の奥にも浸透しやすいです。

内容量は14mlで、破損の状態にも寄りますが3インチホッグ系ワームなら大体100個くらいは直せます。

フィックスアルアーの欠点?

ここまでベタ褒めしたフィックスアルアー。

しかし性能的に優れているにも関わらずあえてライター、瞬間接着剤、セメダインスーパーX2を選ぶ人達は割とたくさんいます。

もちろん上で紹介したようにそれらにしかないメリットもありますが、どうもそうじゃないみたい…。
その理由はフィックスルアーの重大な欠点にあった?!

全部使いきる前に固まってしまう…

フィックスルアーは1,300~1,500円とまぁまぁ良いお値段がします。
それが半分しか使っていないのに固まって使えなくなっちゃったら、そりゃあダメですよね。

ワーム代を節約する為の補修なのに、補修費用が高いならやる意味がないですよね。

でも大丈夫!
フィックスルアーの欠点を解決出来る画期的な方法があります。

以下でその方法をご説明します!

完全無欠!フィックスルアーの本当の使い方

フィックスルアー

フィックスルアーのフタを外すと、このように筆になっています。
マニキュアと一緒ですね。

これでワームの裂けた箇所にペタペタ塗って補修♪…しちゃいけません!
この筆を使うとフィックスルアーが固まってしまいます。

上で書いたようにフィックスルアーはワームを溶かしてくっ付けて補修します。
ところがこの筆を使ってワームを補修すると、筆に溶けたワームが付着します。

補修完了してフタを閉めると…分かりますよね?
瓶の中に溶けたワームが混ざります。
それを繰り返すうちにフィックスルアーが固まるんです。

明らかにメーカーのミス!
ネットでも色々探しましたが、解決法を書いているところが見つかりません。
ということでこの記事に辿り着いたあなたに教えちゃいます!

 

その補修法とは、この注射器型スポイトを使用して補修液を吸い取ってワームの裂けた箇所に注入するのです!

 

フィックスルアー

テキサスリグなどオフセットフックを使用した場合、ワームで一番よく千切れてしまうのは頭の部分ですよね。

 

フィックスルアー

ここにスポイトを奥まで差し込んで注入!
これによって内部まで確実に補修液が浸透し、しっかりと補修することが可能なのです!

フィックスルアー

ワームの上側のフックを抜く部分もよく千切れますよね。
ここもフィックスルアーを注入してしっかり補修しましょう!

そうこうしている間にスポイト内の補修液が減ってきました。
ここで補充する時に注意!

そのままスポイトを瓶に入れるんじゃなくて、周りについているワームが溶けた補修液を拭き取ってからにして下さい!
注射器型のスポイトは金属で出来ているので拭き取るのは簡単なはずです。

ただしティッシュペーパーだと繊維が付着してしまい、瓶の中に混入してしまいます。
とはいえ普通紙だと綺麗に拭き取るのは難しいです。

 

キムワイプ

といことで、ここでキムワイプの出番です。
え、知らないですって?!

色んなことに使えるのですが、リールのメンテナンスにもよく使われる商品です。
有料でリールメンテナンスをしている業者さんだって使っています。

ティッシュのように繊維ゴミが出ず、破れず丈夫なのが特徴です。
安くて色々と使い道があるので持っておいた方がいいです。

破れないので、汚くなって使えなくなるまでずっと使えます。
頻繁にリールメンテをしない人なら下手すればひと箱買えば一生もちます。

キムワイプは掃除やメガネを拭いたりなど、釣り以外でも何かと使い道がありますよ。

ワームの癖の直し方

茹でて直す

ワームの補修と言っても、裂けているだけではありません。
しばらくルアーボックスの中で眠っていたワームには必ず癖がついています。
気になりますよね~

特にじっくり見せて食わせるワームや、アクションのバランスがシビアなワームでは癖は見過ごせません。
ということでワームの癖を改善する補修についてご説明します。

 

モッサ

激釣れワーム、モッサ。
約1年ルアーボックスの中に入れたままなので完全に癖がついています。
張りと弾力のある素材のワームは裂けにくいんですが、クセが付きやすいですよね。

 

モッサ

ということでモッサを茹でて補修します。

鍋に湯を沸かしたら10秒ほど茹でる。
これだけです。

逆に10秒茹でても直らない癖は、3分茹でても元には戻りませんので無意味です。

 

モッサ


どうでしょう?!
だいぶ癖は取れましたので、これなら十分使えます。

張りが弱い素材のワームならもっと綺麗に直りますよ。

茹でることのデメリット

・ベタベタする
・塩が抜ける
・柔らかくなる

茹でたワームを冷やしてから触ると、何だかベタベタします…
これはワームが入っていたパッケージに戻して、ワームの液を塗ってやったら改善します。

また塩が少し抜けてしまいます。
それによって比重がどうこうキャストの飛距離が云々はありませんが、一部のワームにおいては塩を入れている位置まで計算した上でワームの姿勢やアクションを考えています。
そこが少し乱れてしまいますね。

また茹でたワームは元よりも少し柔らかくなる傾向があります。
「アクションが良くなっていい!」…と前向きに捉える人もいますが、逆にデプスのワームなど動きにくいからこその良さがあるワームも存在します。

ワームのアクションのレスポンスが悪いということは、動きのオンオフがしやすいということです。
またレスポンスが悪いワームを強めに動かすことによってアクションさせると、とても強い波動が出ます。

そういったワームの良さを消してしまうことにも繋がるので、デメリットやワームとの相性を理解した上で使いましょう。

チニングではワームの補修は必須

チニングはワームの消費量がハンパない!
絶対に直して使うべきですよ~。

以下のまとめワームまとめ記事も読んでね!

\残り時間わずか!/

フィックスルアー

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • チニングはワームの消費量が半端無い!なんて書いてるけど、
    海で「〇〇ing」と名付けた釣りをする人たちは、もうちょっと齧られたワームがどこに行ったのかを考えてほしい。バイトあるやんw魚おるやんwと喜んでるけど、プラゴミの事とか考え無さすぎ。釣り業界は自分さえ良ければいいって考えの人が多すぎる。

    • 匿名さん、こんにちは!

      まさにその通り!
      私も~ing系の釣りをするものとして図星です。

      私は釣りが下手なので、気をつけていても根掛かりして海底にゴミを残してしまうことがあります。
      そのゴミは私が死んでも、私の孫がおじいちゃんになっても残り続けるのでしょう。

      せめてもの気持ちに落ちているゴミを持ち帰ったり、ブログで得た収益を釣場維持&放流募金に回させて頂いています。
      こんなことで私の罪が消える訳ではないのですが…。

      大切なご意見をありがとうございます!
      また色々教えて下さい!

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