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旭川とは
旭川とは岡山三大河川のうち、中央を流れる一級河川です。
特徴としては146もの支流があること、下流の一部を除いて流れが速いことです。
この旭川ですが河口のシーバス、上流のトラウトを除いて釣りをする人がほぼいないという大変もったいない川です。
ということで旭川にはどんな魚達がいるのか?という調査をしてみました。
シーバス
ということで下流から上流に向かって釣りあがります。
最初に行ってみたのはこちら、旭川の潮止めです。
ちょっと話が脱線しますが、県庁前の水門は5月~10月くらい?は農業用水の確保の為に水門を閉めます。
そうするとベイトやらシーバスやらの遡上限界となり、魚がそこで足止めをされるのです。
その時期には多くのシーバサーが訪れます。
逆を言えば、水門が下りている現在は潮止め~県庁前水門の区間は何が釣れるのでしょうか?
右が上流の淡水側、左が下流の海水側です。
しかし今は下流の水門が閉まっているから、下流側も淡水化しているはず。
試しに下流側に行き川の水を口に含むと……やはり汽水じゃありません。
完全に淡水です。
ということでミノーを流芯に投げ早巻きしながら歩いていますと…ガツン!
おぉ、引く!走る!
これだけ引くと雷魚やバスじゃないなぁ。
何だろう?
淡水シーバスでした。
ここまで遡上したのはいいけど水門が下りて海に戻れなくなってしまったのでしょう。
かわいそうにw
あるいは三つ又の堰も水位によっては段差を乗り越えることが可能らしいので、そちらから上がってきた線もありますね。
なお、この区間の釣りは10月中は全魚種禁漁となりますのでお気を付け下さい。
アイマのコスケ。
飛行姿勢が安定していてよく飛び、巻いてよし流して良しなオールマイティーミノー。
レスポンスの良さ、秀逸なロールアクションも良し!
40~80cmという浅いレンジを巻けるのも、旭川との相性抜群です。
ナマズ
前回の場所から少し北上した所に旭川の支流である祇園用水があります。
ここは前から気になっていました。
ここはタナゴ釣りをする人にも人気で、聖地なんて呼ばれたりもします。
じゃあそれを食ってるフィッシュイーターもいますよね?
水門の北側(上流側)。
とても良さそうなのですが流れが速い!
歩きながら流れが緩む場所を探して投げていきましたが、魚からの反応はありませんでした。
ということで今度は水温の下流側でやってみることに。
アユモドキかぁ~。
さすが岡山市ですね!
高梁川でもかつては生息していたそうですが、30年ほど前を最後に確認されなくなりました。
でも今も高梁川のどこかに生息していると信じたいですね~。
この祇園用水ですがやはり流芯は速い。
ということで流れが緩む所に狙いを定めました。
更にそこにシェードが絡むポイント。
何かいるんじゃなかろうか?
ということで必殺のスプーンを投げてボトム付近を攻めていますと…
デイナマズゲット!
こういうナマズもフィッシュイーターですから流れのヨレ、そしてシェードという要素はバスやシーバスと同じでとても大事。
ルアー釣りの基本ですね!
チヌークの7gは下流で使うスプーンとしては定番中の定番。
スプーンというジャンルのルアーがある限り廃れることはない本物です。
ニゴイ
前回の場所から少し北上して、旭川の本流へ。
この辺りは地形変化が大きい。
そしてそういう場所には必ず魚がいるのです。
変化という要素は釣りの鉄則ですね!
こういう場所では金属ルアーの飛距離+強い流れの中でも安定している必要があります。
ということでブレードをつけて安定させたスプーンを使います。
これがもう抜群によく釣れて、川釣りにおいてはかかせないんです!
これをアップに投げて、深くなっている淵に送りこむと…
グン!
強烈な走りを見せてくれます!
今度は何が来たんだ?!
でっかいのニゴイです!
旭川で川釣りといったらニゴイは外せません!
基本的にはサイトで釣るのが簡単ですが、流れが速い川ではよく淵に潜んでいますのでボトムを探るといいですよ。
ブレードスプーンは大変オススメです。
ブレードの回転によりダブルフックが高速回転し、触れたら速掛けです!
ハス
旭川の更に上流。
牟佐にある新大原橋周辺です。
やはり堰は外せません。
魚が足止めを食らうので、この周辺には必ず何かが潜んでいるからです。
旭川自体が全体的に流れが速いんですが、ここはそれにプラスして水深もあります。
なかなかボトムが取れません。
ならば岸際の岩に何かいないかな?と思って攻めたんですが反応無し。
魚が常時居着くには流れが速すぎるのかなと。
あきらめて対岸(東側)に移動。
対岸側は水遊びする子供もいるような場所なので緩やかです。
川を見ていると…ん?!
小魚がピッピッと水面を飛び跳ねて逃げました。
何だろう?
見ているとまた小魚が追いかけられました。
追っている魚はそんなに大きくない。
カワムツ?小バス?
ルアーを投げてみると…
正体はハスでした。
シルバーに光り輝いています。美しい…
ハスに関してですが、こいつら遅巻きでも一応食ってくるんですが反応が悪い事や見切ることが多いです。
逆に見切られないように早巻きする方が良い反応が出やすいですよ。
ミノーのトゥイッチなんかにも反応が良い魚です。
以前は岡山市にトラウトエリア タキがありましたから、トラウトタックルをお持ちの人もおられるのではないでしょうか。
使わなくなったタックルをもう一度活躍させては如何でしょうか?
もちろんメバリング・アジングタックルでも全然OKで、私もアジングタックルでやっています。
ステップダートはその名の通り左右にダートするジャークベイトで、ダートの後のフォールが魚に見切られないように少し早めに設定されています。
スレて口を使わない魚や、ハスのように遅い動きを見切る魚にとても効きます!
海で使っても面白そうですね!
ウグイ
ここは旭川と宇甘川の合流点です。
岡山のの市街地からも離れ、なんとものどかな所です。
こういう所で川釣りを楽しみながら…というのも面白い人生かもしれませんね。
県北の津山へもトラウトを釣りに行けるし、海へだって行ける中間地点。
こういうのも悪くないかもしれません。
岸際は水が動かず底質も泥っぽい。
う~ん…宇甘川側は捨てて、旭川本流側へ。
流れが効いているので宇甘川とのギャップが良い感じです。
この中間を攻めると…
カンッ!
ウグイキター!!
ウグイは基本的にはボトムをゆっくり巻くと反応が良いですよ。
魚のサイズの計り方には種類があります。
口の先端から尾の細くなっている部分までであらわす”標準体長”
口の先端から尾びれの一番引っ込んだ部分までであらわす”尾叉長”
口の先端から尾びれの後端までであらわす”全長”
ちなみにウグイも他の魚同様、大きくなればなるほど魚食性が強くなります。
35cmくらいになるとバスさながら、頭上を泳ぐルアーに物陰から飛び出して食いあげてくるようになります。
やっぱりスピナーは川魚には欠かせませんね!
ARスピナーは数あるスピナーの中でもトップクラス。
レスポンス抜群、糸ヨレしない、ロッドアクションを入れればスライドするという素晴らしいスピナーです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
先生、今日酒津公園の池で、ハスとバスが釣れました!
1.6gスプーンに、記事のとおりのブレードチューン、、、
開始すぐに釣ることが出来ました。
ハスは本当にキレイな魚で、はじめはルアーが釣れたんだと思いました笑
いつも記事の更新を心待ちにしていますし、過去記事も大切に読み返しています。
これからもご指導よろしくお願いします!!
おぉー、なおたろさん、ハスゲットおめでとうございます!!
あの池で釣るとはやりますね!あそこでは私も狙っては釣れません!
でもあの池って倉敷で釣れる淡水魚のほとんどが生息してますので、ひそかにある意味とても貴重な管理釣り場ですw
ハスはメタリックシルバーでむっちゃ美しいと思います!
そしてあの口がまたカッコイイんですよね~。
今は釣具記事&釣場記事ばっかり書いてますが、記事数が増えて落ち着いたらまた釣行記事も載せていきたいと思っております。
これからもよろしくお願いします!