まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
チニングにおいてメインであるボトムゲーム。
まだ歴史が短い釣りとはいえ、先人達は知恵を絞ってきました。
その過程で生まれ、あるいは消えていったリグ達が今回勢揃い!
最新=最高!
時代の先端を行くリグこそがトップなのか?
旧式=王道!
過去に埋もれたリグが今また返り咲くのか?
見合って見合ってぇ…ファイッ!!
チニングにおいてリグに求められる要素
飛距離
チニングでは多くのフィールドにおいて遠投出来る方が有利です。
30m投げられる人と60m投げられる人では単純に魚とリグのコンタントするチャンスが倍になります。
またチヌやキビレは割とピンで釣れることが多いのですが、そのポイントにリグが届かないと話になりません。
飛距離は釣果に直結する要素なのです。
根掛かり回避能力
敷石、沈み根、牡蠣殻…ボトムには何が沈んでいるか分かりません。
またそのような場所は餌が豊富なのでチニングでは外せないポイントになります。
チニングではそんなポイントをよく攻めるので、リグには根掛かり回避性能が求められます。
根掛かりが多いと釣れないだけじゃなくて、ノットを組みなおす手間でストレスが溜まってチニングが嫌いになってしまいます。
沈下速度
チニングでは沈下速度が速くて底取りがしやすいリグが使いやすいシチュエーションが多いでしょう。
何故ならウェーディングが出来るような河川を除けば、ほとんどのポイントが足場が高いからです。
しかしその反面で沈下速度を抑えて潮に乗せて流すドリフトが有効な時もあります。
状況に応じた沈下速度はシンカーとワームの組み合わせで調整します。
感度
ボトムゲームにおいて底質や起伏などを把握することは極めて重要。
その為リグには感度の良さも求められます。
その為価格は高いですが鉛よりもタングステンシンカーを用いる人が多くなっています。
フッキング
リグによってフッキング率に差があるのはご存知でしょうか?
チヌ、キビレの口は小さい上に非常に硬い。
フッキング問題はチニングにおいて避けては通れない問題です。
もちろん釣り人側の誘い方、アワセ方、タイミングなどの問題もありますがリグにもフッキング性能は求められるのです。
手軽さ
楽なのが一番!
良いリグでもラインに結ぶのがやたらと面倒だったらどうでしょうか?
シンカーやフックの交換がいちいち手間なリグって使いたくないですよね。その上数投で根掛かりしてしまったらと思うとちょっと…。
時として手軽さは性能を上回るのです。
コストパフォーマンス
今月のこづかい、まだ残ってたっけ…?
ボトムゲームはある意味根掛かりすることが前提です。
そんなチニングにおいて、いくら性能が良いからって1個辺りの単価が高いリグは使いたくないですよね。
安さは正義。
コスパは大事な性能の1つです。
フリーリグ
・飛距離が出る。
・感度が良い。
・沈下速度が速い。
・根掛かりしにくい。
・フッキングしやすい。
現在チニングにおいてメインとなっているのがフリーリグ。
元々はフリーリグは韓国のバスフィッシングで生まれたリグです。
一般アングラーだけでなくトーナメントでも猛威を振るっていたフリーリグ。
その合理性と釣れっぷりが伝わり、日本でも定着しました。
それをいち早く取り入れたのがダイワのもりぞーさんです。
フリーリグ本来のメリット
ボトムでワームをノーシンカー状態に出来る。
フリーリグはワームとシンカーが離れているのでシンカーが先に着底します。
そして遅れてワームがフワフワとノーシンカー状態で落ちてくるので食わせやすいということですね。
これがバス釣りにおけるフリーリ本来のメリットです。
しかしチニングにおいては事情が変わります。
ソルトではバス釣りよりも遠投&ポイントの水深が深いことがほとんど。
フリーリグをそのまま流用するとワームとシンカーが離れすぎてしまってアタリが取りにくくなります。
その為このようにシンカーストッパーなどで半固定にする人が多いですね。
ちなみにガッチリ動かないよりも、使っていて多少ズレるくらいの方がバラしが減る傾向があります。
またチニングでもノーシンカー効果によって口を使わせるのが有効な時はあるのですが、それでもワームとシンカー間の遊びは10cm程度に留めておくのが良いです。
オススメはデコイのテキサスロックM。
他のシンカーストッパーは細すぎてシンカーのアイがスリ抜けてしまうこともあるんですが、これなら安心。
フリーリグはキャスト時はこのように後方重心のシンカー、ワームの順に真っすぐになるのでよく飛びます。
フォール時もこのようにシンカーからストンと垂直に落ちる為、底取りが速い!
またシンカーが細いということはボトムをトレースする時に石と石の間をスリ抜けやすいとこと。
フリーリグは根掛かりもしにくいのでチニングには最適です。
ただし敷石の切れ目などの場合だけ別で、細い形状でストンと落ちていくので隙間のの奥まで入っていきやすい一面もあります。
シンカーはこちらがオススメ。
よく飛んでボトムの引き抵抗も少なく、根掛かりしにくい傑作です。
魚に違和感を与えないマットカラーも良し!
チニングではこちらのペアーリングタイプも人気です。
着底後のリグの暴れが少なく安定する印象。
ただし10gになるとドロ底などでは引き抵抗が強いのと、太い分スリ抜け性能は落ちます。
チニングに使うオフセットフックは#2がスタンダードですが、クレイジーフラッパーなどのボリューミーなワームには#1もオススメです。
ゲイプ幅があって掛け代も多いので明らかにフッキング率が上がることがあるんですよね。
#1のフックなんて30cmのチヌなら余裕でフッキングしますよ~。
シルバーウルフフックSSに関して興味がある方はこちらの記事もどうぞ。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーフリリグSS 1/4プロパック | 1870 | 7 | 267 |
シンカーストッパーは絶対必要な物ではないので省きますと、フリーリグは1つあたり311円です。
テキサスリグ
・ワームとシンカーの一体感がある
・斜めにスライドするようにフォールする
バス釣りでは第一線を張るテキサスリグですが、チニングではフリーリグにお株を奪われています。
しかし使い所はあり、人によっては欠かせないリグです。
フリーリグとの違いはワームの姿勢と沈下方向。
ラインテンションを張ることによって斜め下にスライドするようにカーブフォールします。
流れがある水域ではこれによってドリフト釣法が可能!
ドリフトは食わせの能力は一番で、ハマった時の爆発力はすごい物があります。
ポイントに届くギリギリの重量のシンカーでなるべくスローに使って下さい。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーNEWバレット 1/4プロパック | 1494 | 9 | 166 |
テキサスリグの合計価格は210円です。
MKリグ
・飛距離が出る。
・感度が良い。
・根掛かりしにくい。
・沈下速度が速い。
・シンカーとフックの交換が簡単に行える。
MKリグとはマキノさんが広めたリグで、マッキンリグと読みます。
同じことをやってた人は多いと思いますけど。
昔のチニングではリグは専用の市販品を使用するのが一般的で、なかなか良いお値段がしていたのが悩み所でした。
そんな時に流行ったのがこのMKリグ!
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
カン付きチヌ針6号 | 247 | 11 | 22 |
ナス型オモリ2号 | 200 | 10 | 20 |
スナップ#0 | 216 | 20 | 10 |
カン付チヌ針、ナス型オモリ、スナップ……全部足しても52円!
(※記事を書いている時点でのAmazon価格です)
スナップでシンカーとフックを直結するだけのシンプルなリグなんですが、これが実に使い勝手が良いです。
リーダーを切らずにシンカーとフックを手軽に即交換出来るのは大きなメリット。
リーダーが短くなるのを嫌がってこまめにシンカーやフックを交換せずに魚を逃している人が何と多いことか…。
そんなMKリグですが、最新のフッ素コート式オフセットフック&タングステンシンカーにすれば性能はバリバリアップ!
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーフリリグSS 1/4プロパック | 1870 | 7 | 267 |
スナップ#0 | 216 | 20 | 10 |
他のリグ同様にタングステンシンカー等を使うと321円。
金額的なメリットは無くなるものの、それでも手軽さは全リグ中ナンバーワン!
時代は古いですが、今もなお使用する人は多い名作リグです。
ゼロダン
・飛距離が出る。
・感度が良い。
・沈下速度が速い。
・根掛かりしにくい。
・シンカーストッパーが不要。
・シンカーとフックを同時に結べるので手返しが速い。
・フックだけ、シンカーだけを交換出来ない
リーダーがないダウンショット=ゼロダン。
直(ジカ)リグ、リーダーレスダウンショットなどとも呼ばれます。
フックとシンカーがスイベルやリングで一体化されていること、オフセットフックを使用していることがMKリグとの違いですね。
当然スナップよりも一体感、強度、糸ヨレのしにくさ(スイベルを介している物)などの性能はゼロダンの方が上になります。
ただ弱点もあり、スナップのように開け閉めが出来ないのでフックやシンカーだけを手軽に交換することが出来ません。
フッキング時にチヌやキビレの口の中で歯に当たるとフックポイントは容易に潰れてしまいますので、これは頂けません。
バスの柔らかい口とは違うのです。
またフリーリグに比べてゼロダンやMKリグはフッキング率が低めなのをご存知でしょうか?
フックとシンカーが一体になっているということは、フックも魚の口に入りやすいので邪魔になるのです。
入らなくても重量物がぶら下がっているのでフッキングパワーはロスしますし。
ここまで書くと悪い事ばかりのようですが、ジカリグにもメリットもあります。
1つ目のメリットはフッキング以外ではフリーリグと同様の性能を持ちながらもシンカーストッパーが不要なことです。
フリーリグを使用する時にシンカーストッパーを通すのはいちいち手間だ、という人も多いのではないでしょうか?
それにシンカーストッパーは使っていればズレてきます…。
トップガイドに詰まったり、レベルワインダーまで巻き込んじゃってリールを修理に出す人もいるとか…。
その点シンプルかつトラブルが少ないのがゼロダン。
2つ目のメリットはシンカーをセットする手間が省けること。
その釣場に通いこんでいる人は、使用するシンカーとフックはもう決まっているはずです。
それならあらかじめゼロダンにしておけばフックをセットする手間も省けますよね。
しかし市販品はシンカーとフックの組み合わせがチニングにはイマイチ…。
チニングに万能な#2だと3.5gのシンカーとの組み合わせしかありません。
ということでチニング用のゼロダンを自作しちゃいましょう!
必要なのはデコイから発売されている便利アイテム、オープンスイベルS!
これに好きなシンカーとフックを通して、最後にペンチで隙間を潰すだけ。
これでタングステンシンカー+フッ素コートされたフックという、市販のゼロダンを超えるゼロダンの出来上がり!
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーフリリグSS 1/4プロパック | 1870 | 7 | 267 |
オープンスイベルS | 245 | 7 | 35 |
1つあたりの単価は346円です。
チェリーリグ
・飛距離が出る。
・感度が良い。
・根掛かりしにくい。
・ワームが浮く。
・価格が高い。
チェリーリグはワイヤーにバレットシンカーをセットした物とフックを一体化させた物。
ゼロダンの進化版と言っても良い、非常に優秀なリグです。
完全な後方重心なので飛距離が出る。
ラインテンションを張るとワイヤーが持ち上がり、ワームが浮く。
シンカーの前に浮いた状態のワームがある為、シンカーがスタックしにくい。
シンカーが離れているのでワームの自由度が高い。
非常に素敵なリグなんですが、チニングにおいてはやっぱり問題もあります。
市販品はシンカーとフックが一体型なので交換出来ないのです。
しかも市販品は高い!
ということでチニングにチェリーリグを使うなら自作をオススメします。
必要なのがデコイのストレートスイベル6!
ワイヤーをカットして好みの長さにします。目安としてはオフセッットフックの全長と同じくらいです。それがワームをボトムから離しすぎず、ワームとシンカーの位置関係など最終的なリグのシルエットが自然になります。
ただ私はゴロタ場攻略の為にオフセットフックの全長×1.5倍くらいの長さにします。ワイヤー部が長いと障害物を乗り越えやすいので。
次にワイヤーにバレットシンカーを通します。
そしてワイヤーの端をペンチで曲げる!
これでもうシンカーは外れません。
ここでも必要なのはデコイのオープンスイベル!
これにストレートスイベルのリングとお好みのフックを通してカシメれば、自作チェリーリグの出来上がり!
使わなくなったバレットシンカーを部屋の隅で遊ばせていませんか?
有効活用しましょう!
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーNEWバレット 1/4プロパック | 1494 | 9 | 166 |
ストレートスイベル#6 | 330 | 10 | 33 |
オープンスイベルS | 245 | 7 | 35 |
278円。
ちょっと高いですけど別に大差はありませんね。
根掛かりが減るなら逆にコスパは良いかも?
ビフテキリグ
・飛距離が出る。
・沈下速度が速い。
・ワームがズレにくい。
・ボトムの巻きでは抵抗が強い。
テキサスリグとフリーリグの中間的な性能を併せ持つビーフリーテキサス(BE FREE TEXAS)リグ、略してビフテキリグ。
ビフテキリグはフリーリグ同様に遠投が出来ること、沈下速度が速いという長所を持っています。
更にストラクチャーコンタクト時、シンカーが盾になってくれるのことでワームがズレにくいという優れモノ!
フリーリグはどうしてもワームからストラクチャーに当たるのでズレやすいんですよね。
とまぁここまでは良い事尽くめなビフテキリグ。
その割にはチニングのボトムゲームではあまり使われていない印象です。
その理由は2つ。
1つ目の理由ですがビフテキリグはイメージと違って、ボトムを巻いて来る時に抵抗感がとても強いのです。
ビフテキリグはシンカーの後ろでワームが少し浮いているイメージがあるのですが、それはフォールから着底まで。
実際にボトムを巻くとワームは横倒れになり、このように斜めに角度が付きます。
テキサスリグのようにシンカーとワームが一直線にならずにボトムとの接地面が多いので巻き抵抗が強いし、ワームのアクションも最大限には活かせません。
使用場面としては巻きによる横の釣りではなく、縦の釣り。
それもストラクチャーに当てるようなフリーリグだとワームズレが懸念されるようなポイントですね。
2つ目の理由ですが、実はこのシンカー欠陥があったのです。
リーダーを通す穴の管が使っているうちに割れて、そこにラインが挟まることが多発しちゃっていました。
ただ製造メーカーのジャングルジムは偉かった!
私がメールで状況を伝えると「送って下さい」という話になり、対策品に全部交換してくれました。
今まで釣場で使用したであろう分も考慮されてか、多目に送ってくれましたw
更に直筆のお手紙と説明まで添えてくれちゃって。
ちょっと感動しましたね!
もう手紙は捨てましたけどw
ちなみにもし対策品でも管が割れちゃったら、爪楊枝などを指して周りをライターで炙って下さい。
プラスチックで出来た管が溶けて割れ目が塞がります。
爪楊枝を指すのは、管の穴が塞がれないようにする為です。
ビーンズシンカーにはタングステンモデルもあります。
より小型化されて飛距離&感度アップ!
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
ビーンズTG 7g | 624 | 3 | 208 |
ビフテキリグのタングステンバージョンではリグ台は252円です。
2WAYシンカー
・テキサスリグとビフテキリグの2通りの使い方が出来る。
・タングステン素材の物が無い。
割と最近ダイワから登場したこのシンカー。
何と1つで2つリグが作れるユニークなシンカーで、チニングにおいても非常に有効です。
ラインを上から下まで通すか、途中で抜くかを選択出来ます。
さらにマットカラーでチヌ、キビレに警戒心を与えにくい。
フリーリグモード!
遠投&速い沈下速度&ボトムバンプでワームが立つ!
というかこれ、ビフテキと同じですよね…
テキサスモード!
沈下速度が遅く、ワームは横向きになりやすい。
スイミングやドリフトで使用するのに適しています。
またテトラ地帯など深い穴に落としたくない時にも有効です。
着眼点は凄く良いシンカーなんですが、残念ながら素材が普通の鉛です。
タングステン版の製品化を強く望みますが、値段がちょっと心配ですねw
→タングステンバージョンが発売されました!
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
2WAYシンカー7g | 454 | 4 | 113 |
タングステン版がないので他のリグと単純比較は出来ませんが、1つあたりは157円です。
グライドリグ
2022年7月に発売されたばかりのグライドハンガーを使用したリグをグライドリグと呼びます。S/M/Lと3種類サイズがありますがチニングに使用するならSサイズです。
詳しくは上の記事を読んで頂きたいのですがたくさんのメリットがあります。
まだ発売されたばかり&人気で品薄な為そんなに浸透していませんがデメリットがほとんどない優れたリグですよ!これは久々の当たりです。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーフリリグSS 1/4プロパック | 1870 | 7 | 267 |
グライドハンガーS | 495 | 6 | 83 |
394円となかなか高いお値段になります。しかし敷石周りなどではフリーリグよりも根掛かりしにくいので逆に経済的かもしれません。というかフリーリグはストラクチャーには強いんですが、穴にはストンと落ちるのでポイントによっては逆に根掛かりしやすいんですよね。
ジグヘッドリグ
説明するまでもないかもしれませんが、ジグヘッドにワームを装着したのがジグヘッドリグ。チニングでもジグヘッドリグは使用されるんですよ。
針先が露出しているのでフッキング率はいいのですが、ジグヘッドリグには大きな弱点があります。それはフリーリグ等と比較して飛距離が出ない事。まぁリグ自体が違えば使用目的も違うので比較しちゃダメかもしれませんが。
フリーリグはキャスト時にシンカーが先行してワームが後ろに一直線になるので空気抵抗が少なくてよく飛ぶんですが、ジグヘッドリグはラインアイの位置関係によってワームが後方に来ません。
よって空気抵抗が大きく、近距離戦用のリグとなります。これでしか攻略出来ない時がありますが決して万能なリグでもありません。使い所を選ぶリグですが引き出しの1つとして身に付けておきたいですね。
使用されるのは主に2つのシーン。1つ目ははチヌがハクやカタクチイワシなど小魚系のベイトを偏食している時。
もう一つは冬季などリグの移動距離を押さえたい時期にボトムワインドで使用する時。
もりぞーさんが公開したボトムワインドの組み合わせは以下です。塩入高比重なストレートワームであるドライブスティックとFPJタイプラウンド#1/0。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
FJPタイプラウンド#1/0 | 396 | 4 | 99 |
やはりジグヘッドは安いですね!一個あたり99円です。
Oリグ
・沈下速度が速い。
・ボトムの抵抗が強い。
OリグもMリグやMKリグ同様に考えた人の頭文字を取ったものだと思いますが、詳細は不明です。
Oリグの作り方す。
丸オモリにリーダーを通してカン付チヌ針のアイにリーダーを通した後、シモリ玉やビーズなどを通して、ラインの後端に結び目を作って完成です。
フックにラインを結ばないというのは斬新ですね!
これはどういうことかいうと、チヌやキビレが上からバイトしてくると想定してワームをピン!と立たせたかった訳ですね。
しかしイメージとは裏腹に、実際にワームが立つのはフォール~着底までの間だけ。
巻きに移行すると他のリグ同様にワームは横倒れします。
少しは立ちやすいんでしょうが普通にフックのアイに結んだ方が楽ですし、フッキング時のラインブレイクも減ると思います。
ではこのOリグ…過去の遺物で全く使い道がないのか?と言えばそんなことはありません。
主な使用場面は深場やボートチニングなど、ラインの角度が付きやすい時。
そのような状況ではリグを巻いてもボトムが取れているのか分かりにくいんです。
しかし丸形のシンカーは沈下速度が速め&ボトムと接地面が大きいのでとても情報が伝わりやすくて使いやすい!
ダイワから発売されていた商品は惜しまれながらも廃版になってしまいました。
しかしスタジオ100から発売されていますよ~!
タングステン+フッ素コートオフセットフックにリーダー直結で最新版Oリグやってみませんか?
テキサスリグのラウンドシンカー版と言われればそれまでですが…。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
ラウンドショットシンカー | 487 | 3 | 162 |
これはなかなか安いですね。206円!
ARリグ
発売は12~13年ぐらい前…2008~2009年ぐらいだったかな?記憶が定かでないので間違っているかもしれませんが、チニングが始まって数年後に発売されたのがARリグです。
ジグヘッドにプニプニと柔らかいソフトリップが付いていて見事にボトムでの根掛かりを防いでくれます。それに加えてブルブルとウォブルアクションも出してくれるので面白い商品ではありました。
ロングシャンクで後方からのバイトに対応とかフック角度だったりとか、色んな所に工夫と努力が見て取れます。まだチニングという釣りをテスター達やメーカーですらもよく分かっていなかった当時にしては頑張ってますよね。
もうスミスのホームページから消えているので廃盤のようですが、いまだに地方の釣具屋では色褪せたパッケージのままフックにかかっていたりします。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
AR-リグ | 770 | 2 | 385 |
1個あたり385円…高いですねw
Sリグ
・沈下速度が速い。
・ワームが立ちやすい。
10年ほど前に流行ったのがコレ!
もうどこにも売ってないので絵で勘弁してくださいw
早い話がOリグの進化版です。
PPウェイトという名前の丸形のシンカーで、横から入れたラインが上から出るようになっています。
これでもフォール中以外はワーム自体は横倒れしてしまうんですが、シンカーはひっくり返らないように設計されています。
高浮力ワームやネイルフロートと組み合わせることによってボトムで立たせて使用するのがコンセプトです。
ちなみに販売元は山陽マーク製作所という、釣りとは一切関係ない会社。
似た目的としてより優れたビーンズシンカー(ビフテキリグのシンカー)や応用力の高い2WAYウェイトがあるので、もう再販されることはないでしょう。
当時のチニンガー達はこのSリグを作る為のPPウェイトが喉から手が出るほど欲しかったものです。
でもなかなか売っていないので市販の丸形錘に上から穴を開けて自作する人達もいました。
懐かしい思い出ですw
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
P2WEIGHTS | 690 | 2 | 345 |
もう廃盤になっており、ネットで調べて1/2ozの売れ残りがあったのでそれで計算しています。一個あたり389円。シンカーの重量自体が他のリグと違うので単純比較は出来ませんが高めですね。
ノーシンカーリグ(&ネイルリグ)
何がノーシンカーリグだ、ふざけんな!
チニングでもノーシンカーは使いますよ!
決して一般的ではありませんが、一部の人達はノーシンカーリグもチニングで使用します。
主に使われるのは夏場。
夏は手前にうじゃうじゃチヌがいますよね。
でもそいつらの目の前にフリーリグなどを巻いてきて食うことってどれだけあるでしょう?
ほとんど釣れないと思います。
そういう場所ではチヌの後方からフワ~っとノーシンカーで流し込むとパクッ!食ってきますよ。
ただ足場の高さや流れの問題などでノーシンカーだと魚の鼻先まで送り込めない時はネイルシンカーを併用して下さい。
シンカーを使うとしても極力軽い物を!
私は0.5g以上は使用しません。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
当然ですがフック代だけなので安いです。44円!
自作チニングリグ
※過去記事をこの記事に統合しました。
昔チニングをメーカーやメディアが流行らせようとして流行らなかった黒歴史。その理由の1つは現在のように淀川スタイルが確立されておらず、ほとんど釣れない冬の時代だったこと。そしてもう一つの理由はお金がかかることだと私は分析しています。
当時はテキサスリグなんて使う人はいませんでした。だから根掛かり前提の釣りだというのに市販のチヌ用リグは高かった…。1個平気で700円などしますから一晩3時間やって5個ロストしたら3500円。ワームやリーダー代も入れると4000円。
それでも頑張って通ってもボウズ続き。そりゃみんな辞めますよねw
ということでみんな安く自作で何とか済ませられないか試行錯誤していたのですが、自分の自作リグのご紹介です。根掛かりが少ない所&小さ目のワームを好む人なら今でも十分に戦力になります。
ラバーは真ん中をいらないPEラインで縛ってからセットして下さいね。1個200円切るくらいで作れます。
市販でも安いものはありますがフックがイマイチな上に針先が鈍っても交換出来ないものもあります。ラバーの色の組み合わせや本数など自分でカスタマイズ出来る自作リグは面白いです。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
ウィードレスシンカー7g | 605 | 4 | 152 |
リグフックチヌ#2 | 351 | 6 | 59 |
スプリットリング#2 | 201 | 34 | 6 |
発光玉ソフト4号 | 206 | 17 | 13 |
シリコンスカート0.6mm/2m | 408 | 2m | 約21 |
合計約251円。改めて計算するとそんなに安くもないですね。
ダブルフックシステム
こちらは世にも珍しいチニング船、オレンジフィッシングボートさんが公開したリグ。
メインとなるのはチヌ針で、オフセットフックはアシストの役割をします。
オフセットフックは単純にバイト時の魚の口内との接点を増やすだけでなく、ワームのズレ防止効果も◎!
オレンジボートフィッシングさんでは
・管付きチヌ3号
・ナローゲイブオフセット1号
・スナップ使用あるいはフリーノット
を推奨されています。
面倒なので私はスナップ派。
このリグを使ってみての感想。
個人的にはさほど効果を感じないといのが正直な所。
チヌ針に刺さっていてオフセットフックは掛かってないこともありますから効果は確かにあるのです。
実際掛かり率は少し上がったのですが、同時にバラし率も上がってしまいました。
チヌ針だけでかかる時はオフセットフックが、オフセットフックだけでかかる時はチヌ針は邪魔な存在なのかなと。
バシッ!とフッキングが決まって
今の感触ならバレないぞ!
…と思ったのにバレて、フックを見ると少し伸びている。
ガッツリ刺さらなくて針先+αだけ引っかかっている状態だからこのようになるのです。
その時のメインとなっている方のフックのフッキングに支障が出る時があるんですよ。
結果としてはキャッチ率はそんなに大差ない。
私も何年も雨の日も風の日もこのリグを使い込んだ訳ではないので確かなことは言えません。
しかし他の人達を見ても真似ている人が少ないのも現実。
一手間&コストがかかる割には明確なメリットを感じない…という人が多いのでしょう。
しかしボートのような縦&ダウンヒルの釣りや、根掛かりがほとんどないようなポイントではこのリグが活きることは十分にあります。
アタリはあるけど掛からない…そんな状況で使いたいリグですね。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
カン付きチヌ針3号 | 247 | 9 | 27 |
ダブルエッジ#1 | 337 | 8 | 42 |
バザーズワームシンカーフリリグSS 1/4プロパック | 1870 | 7 | 267 |
スナップ#0 | 216 | 20 | 10 |
346円とちょっと高めになりました。
即席スクリューキーパー
スクリューキーパーのフックというのは選択肢が少ない。
バス用の物を流用するしかないチニンガーにとっては痛い悩みの種ですよね。
チニングに一番人気なのが巻刺#2なんですが、お店に置いてないことも。
あるいはフッキングにちょっと不満…という人にオススメなのがこれ。
本来はツイストロックというフック専用のパーツなのですが、これをオフセットフックに使います。
※これは以前ツイッターでどなたかがやっていたことで、私が思いついたことではありません。
本来の使い方ではないですけど、これが意外と使えます。
刺さり抜群のフッ素コート系オフセットフックと組み合わせると、刺さりの良さとフッキング性能が両立出来るんです。
ただしオフセットフックは1つ大き目にしないと掛かりが悪くなりますよ~。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
ラウンドショットシンカー | 271 | 8 | 33 |
フック単体としての値段にはなりますが77円。
普通のスクリューキーパーのフックよりも安いですよね。
ちょっと不格好ですがアリです。
結論!最強のリグは…
性能的にはこの辺になってくるかなと。
ということでこの3つの中でどれかを…選べない!
という訳で合体させてみましたw
いやいやコイツがまたイイんですよ!
チェリーリグの感度&根掛かり回避性能を持ち…
フリーリグと同等のフッキング性能を持ち…
MKリグのようにシンカーを手軽に交換出来るという欲張りリグです。
フックの交換すらスナップを使用したい人は、スイベルをフリーリグのようにラインにスイベルを通さず直接結べばMKリグ状態になります。
使用するのはデコイのカシメスイベル。
こいつをお持ちのスイベルにセットします。
そしてラインを通してフックを結べばハイ完成!
ちなみに究極はこれです。
アイテム | 価格(円) | 入数(個) | 単価(円) |
---|---|---|---|
シルバーウルフワイドオフセット#1 | 396 | 9 | 44 |
バザーズワームシンカーNEWバレット 1/4プロパック | 1494 | 9 | 166 |
ストレートスイベル#6 | 330 | 10 | 33 |
スナップスイベル | 298 | 12 | 24 |
スナップ#0 | 216 | 20 | 10 |
277円!
自作なら価格も知れたものです。
是非皆さんも試してみて下さい!
まとめ
と言ったところでしょうか。読んで頂きありがとうございました!
チニングの道具・釣り方など総まとめの記事はこちらをどうぞ!
コメント
コメント一覧 (2件)
なんという試行錯誤!
ためになります
ブラクリマンとしてはブラクリにワームで釣りたいものです
記事とは関係ありませんが、
コメントのリンクが上の方にあると下まで見に行かなくて良いので助かります
というかもっとコメントがついてほしいなー
どうでしょう?
今夜が山田さん、まいどです!
ブラクリワームは釣れますよ!
コメントのリンクを上に持ってくる方法、今調べてみたんですが見つかりませんでした…
申し訳ありません…
また方法が分かったらそのようにしたいと思います!