仕様
- 重量…10g(3/8oz)
- 価格…100円(税別)
- カラー…シャッド、ホットタイガー
- 本体…ABS樹脂
- 針…炭素鋼
- スプリットリングにラインを結ぶ
- 投げてゆっくり巻く
- 子供が触る所に置かない
- 直射日光や高温多湿を避ける
外観
クリアウォーター系のブルー、マッディウォーター系のホットタイガーの2色。
ホットタイガーの縦縞模様はマジックで書いたようで貧相ですが、ブルーの方は釣具メーカーにも負けない綺麗な塗装ですね♪
いかにもクランクベイト、という感じの丸っこいフォルム。
ホットタイガーのブラックはグリーンとの一体感があっていいですね。
ブルーの背中のカラーは明るい水色になっています。
ホットタイガーのベリーは腹はオレンジで、濁りが入っている時に聞きます。
ブルーのベリーは腹側は反射の強いシルバーで、バスが後方下から見ると魚の腹に見えます。
スクエアとラウンドの中間的なリップ形状ですね。
スプリットリングが細い割に大きめなのが気になります。
ウロコ模様やブルー→グリーンへのグラデーションが美しい!
側面に付いている黒丸はバイトマーカーで、フロントフックへのバイトを促す効果が期待出来ます。
実際に効果は怪しい部分はありますが、もっと釣れるように…という作り手の願いが込められていることは事実でしょう。
インプレ
アクション
ダイソークランクベイトの動きはこちらの動画を見て頂くと分かりやすいと思います。
もはや普通の釣り具メーカーのクランクベイトと比べても大差ないほどしっかりと動くのです。
アクション的にはウォブリングとロールが半々ずつのウォブンロール。
テールの幅も大き目で、ラトルも入っているしアピール力は十分です。
ただアクションのピッチの速さでは名作クランクベイトであるブリッツには劣ります。
やはり私はこちらの方が好きですね~。
初場所や根掛かりが多そうな場所ではダイソークランク、ここぞという所ではブリッツと使い分けるのが良いでしょう。
飛距離
回数 | 飛距離 |
---|---|
1回目 | 34m |
2回目 | 33m |
3回目 | 32m |
4回目 | 34m |
5回目 | 33m |
ダイソークランクベイトは重量が10gとそこそこあるのでしっかり飛びます。
バス釣りならこれだけ飛べば十分でしょう。
潜行深度
ダイソークランクベイトは1m~1.5m潜るとされていますが、実際に1.5mはそうそう潜りません。
フルキャストして早めに巻いて、そこに届くゾーンが少しある程度ですね。
実質的には1m~1.2m程度潜るシャロークランクと考えると良いです。
浮力
これは水に浮かべている時の姿勢です。
ダイソーのクランクベイトは浮力はかなり高い!
この浮力はキビキビとしたアクションに貢献しているんですが、その分バイトが弱い時はノリにくい部分があります。
フック(0.4g程度)を取って、かわりに1.5gのタングステンシンカーを足してもまだ浮いていますが、多少浮力が収まりました。
これぐらいが丁度良いですね。
ということでダイソーのクランクベイトをもうちょい性能アップさせたいという人は鉛シールをアゴの下に貼るのをオススメします。
これだけでだいぶ魚のノリが違いますから。
ダイソー生活で節約したお金はこういう所に回すのが正しい使い方です。
チューン
根掛かり回避チューン
ダイソーのクランクベイトがいくらシャローランナーだからといって、場所によってはフロントをダブルフックにすることをオススメします。
水路は色んなものが落ちているし、水深が1mより浅い場所も多いですからね。
野池でも岸際には木の枝や倒木が水中にあることもあります。
根掛かりが不安な場所ではダブルフックで!
ブレードチューン
ブレードをリアのリングにセットすることでウォブンロールにフラッシング+水撹拌効果がプラスされてアピール力が高まります。
写真のブレードはちょっと小さいですね。
ダイソークランクベイトにはブレードサイズは#3がオススメです。
ナマズチューン
ダイソークランクベイトに上のダブルフックとブレードを組み合わせれば、あっという間にナマズルアーに変身!
この場合はブレードはスイベルを使わないでリングで直結して下さい。
それによって回転ではなくスイングになり、よりアピール力が増します。
ナマズにはこっちの方が合いますね。
チニングチューン
ダイソーのクランクベイトはそのまま巻いてもチヌは狙えますが、確率は低いです。
フィールドを選ぶ…といった方が正解でしょうか。
ドシャローにチヌが群れているという状況以外では通用しないのです。
ということでフロントに5gのシンカーをセットしてやって下さい。
5gなんて付けたらアクションが悪くならない?
全然動きますよ!
リアにつけたら動かなくなっちゃいますが、フロントのアイはウォブンロールの支点ですからアクションにそれほど影響を与えません。
ちなにシンカーは丸っこいドロップ型よりも細長いフリーリグ用の物をオススメします。
その理由はこのようにステイ時にボトムから高く浮いてクランクベイトがフラフラと勝手に動くからです。
ボトムを引いて、時折ステイ
そしたらガツーン!とバイトが来ます。
チニング用のクランクベイトは割と少ないので、ダイソーの物を使って安く自作しましょう!
ダイソークランクベイトの弱点
塗装が弱い
これが何か分かりますでしょうか?
机の上で触っていただけで剥がれ落ちた塗装の一部ですw
せっかく綺麗な塗装なのに勿体ないですよね。
価格を抑える為には仕方ないのでしょう。
とはいえトップコートを自分でやるのは大変です。
ウレタンにドブ漬けして乾かして…普段からルアーの自作を趣味でやってる人ならいいですが、普通の人がやるのは金額、換気、労力、時間…オススメ出来ません。
じゃあ100均にあるマニキュアトップコートでいいじゃん!
・ちゃんと硬化しなくてネチョネチョ感が残る
・白濁化する
・簡単にポロっと剥がれる
・塗料が溶ける
安くて手軽なのに誰もやってないというのは、それなりの理由があるのですw
ということでやってる人が多いのはこちら↓
塗るだけで塗装できる便利なルアー用のマーカーです。
もちろん使っていたら剥がれてきますが、また塗るだけ。
時間も労力もかかりません。
プラグだけじゃなくてメタルジグなども塗装出来るのが強みです。
ダイソークランクベイトだけじゃなくていろんなことに使えますので持っておいて損はないですよ!
ダイソーの釣具の一覧記事はこちら!
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