200円！ダイソーのスプリットリングプライヤーのインプレ

ルアー釣りをする人ならフックの交換は日常茶飯事だからスプリットリングプライヤーは必需品ですよね。だからといって釣果に影響するものではないし、できれば安く済ませたい…その気持ち、分かります！

ということで今回はダイソーで販売されているスプリットリングプライヤーを徹底レビュー！

この記事を読んであなたに合う合わないかの参考にして頂き、よい節約フィッシングライフを送ってくださいね。

パッケージ

サイズ

私の手の大きさは平均的な成人男性のそれと同じですが、こんな感じです。大変コンパクトです…使いにくいほどに(笑)

外観

全体図はこんな感じ。

軽量化というよりデザインが目的なのか、ところどころに穴が空いています。別にカッコよくはないと思いますが…。安全ピンのようなバネも安っぽさが全開です。

先端

先端のカギ部がスプリットリングを開くため
その下の広がっているスペースはガン玉を潰すため
その下の狭くなっているスペースはラインカッター
その下のちょっとしたスペースは意味不明(笑)

シーバス用の12cmミノーなど大きめのルアーならいいですが、小型のバス用やライトゲーム用の小型プラグでは使えませんね。何回もやってたらリングがポ～ンと飛んでいきました。

この時点でダイソーのスプリットリングプライヤーは無し(笑)

パッケージには針を外すのにも使用できると書いていますが、短くて先端が太いのでムチャクチャ使いにくいです…。

ラインカッター

しょせんダイソーだと期待していなかったんですが1号程度の張りが強めのPEラインはちゃんと切れましたよ。柔らかめのPEは弛んだ状態ではスパスパとはいきませんでしたが。

ただ一ヶ月ほど使用するとロクに切れなくなってしまいました。安物のハサミは絶対にすぐ切れなくなると相場が決まっているんですよ。大手メーカーの1000円ぐらいのものですら最初だけで、すぐ切れなくなりますからね。

またノット部のヒゲなど細かいところには使いにくいですね。あくまでスプリットリングプライヤーのオマケと考えましょう。

PEラインが切りたいなら、切れ味が持続するスパシザーという絶対王者がいるのでそちらをオススメします⇒スパシザーの記事を読む

ロック部

グリップ

グリップにあいており、ピンオンリールやスパイラルコードが取り付けられるようになっていますよ。シーバスを釣る人なら現場で交換する用のフックは持っていきますから、バッグやベストと接続する為に必要なことです。

　

スパイラルコードでバッグに取り付けてみました。グリップの間が狭いので、バッグの留め部が潰されています。

おすすめのスプリットリングプライヤー

私のオススメはバレーヒルのスプリットリングプライヤーSSです。これはダイワのテスター・もりぞーさんが紹介していたツールで、すごく使い勝手がいいので今では私の必需品。

…と思いますよね？それだけが目的だったら私も安物で済ませたことでしょう。しかしこれはペンチとして使っても専用品以上の性能があるんです。

チヌなどの小さな魚に針を奥まで飲まれた時にも活躍しますよ～。先端のカギ部で針をガッチリ掴み、グッと奥に押し込むと簡単に取れます。

サイズ的に成人男性が片手で扱いやすく、ストレート形状なので力が逃げないのも特徴。もちろんスプリットリングプライヤーとしても秀逸。

釣場に両方とも持っていくの面倒くさい人はかなりオススメですね。一回使ったら手放せなくなるでしょう。

まとめ

• 200円(税別)
• ロック機能あり
• #3以上にしか使えない
• PE対応だがすぐに切れなくなる
• 針はずしとしては使いにくい

小さいスプリットリングに使えないというのが致命的。リングのサイズごとに複数のプライヤーを使い分けてる人なんているんでしょうか？

辛口ですがそういう意味では200円でもいらないですね。大きなルアーしか使わないという人ならアリかもしれません。

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