月下美人シリーズのワームって種類多すぎ…
それぞれの特徴やオススメがあれば教えて!
ダイワは釣具の売上世界一の企業であり、月下美人シリーズは世界一のワームと言っても間違いではありません。
でも種類が増えすぎて何を選べばいいか分からず、釣具屋さんでスマホを片手に選ぶのに苦労している人も目にします。
ということで今回は月下美人のワーム全種類を徹底解説ッ!
- どんな種類があるの?
- それぞれ何が違うの?
- おすすめはどれ?
他にも月下美人ワームにまつわるアレヤコレヤの話まであなたの悩みに応えます!
この記事は約3分で読み終えることができるので、あなたにピッタリの月下美人ワームを見つけてメバルもアジも釣りまくっちゃいましょう♪
※新作が出たら随時追記します。
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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月下美人ワームの特徴
種類が豊富
月下美人ワームは最初はメバル用だけでしたが、今ではアジング用も充実しておりその種類は実に17!
大きなものから小さいもの、波動の強いものからナチュラルなもの、太いものから細いもの…あらゆるシーンを想定した多彩なラインナップを使い分けて様々な状況を攻略できます。
耐久性が高い
月下美人ワームは一部を除き、非常に高耐久な素材が使われています。
こんな風にグニュ~っとゴムのように伸びるので破損することがほぼないので、根掛かりでロストしない限りいくらでも釣れます。
フグが多いフィールドでメバルやアジを狙うには欠かせませんし、カマスやメッキなど歯が鋭いターゲットを狙う人にも是非使ってほしいですね。
そんな訳でコスパは抜群よく、他社製ワームとは比べ物になりません。
溶ける
しかし月下美人のワームには柔らかさを調整するためのエラストマーという可塑剤が添加されており、一般的な塩ビ素材ワームと一緒に保管するとこれが悪さをしてドロドロに溶けてしまうのです…。
個別仕切タイプのケースに入れるか、元のパッケージに入れて保管をしましょう。
刺しにくい
弾性が強くフグにも有効…それは言い換えればフックもブスッと簡単には刺さらないということです。
だからといって強く力を加えようとすると摘まんだワームが潰れるので、フックで真ん中を通しにくいんですよね。
だから練習してキレイな付け方をマスターしたり、家でセットしてから持っていくなど工夫が必要です。
付け方は後で詳しく解説しているので参考にしてください。
味・匂い付き
カラーやシリーズによっても違いますが、月下美人シリーズのワームには集魚剤が配合されています。
イワシ油→エビ粉(濃度90倍)→イカゴロ(濃度40倍)の順に集魚力が強く、ボディ中心部にのみ配合されているので全体の透明感が損なわれていません。
また”極み”モデルだけは透明感を保ったまま周りにアミノX(アミノ成分)が配合されています。
味・匂い効果によってアタリの数が増えると共に、口にしてから離すまでの時間が長くなるので釣果もアップ!
釣れない?
大人気の月下美人ワームですが、一部の方たちには釣れないと不評です。
細分化されて色んなタイプがあり様々な状況に対応できる一方で、セレクトを間違ってワームに特性に合わないシーンで投入してしまうと大きく外してしまうことも。
後で個別の違いをご説明しているので、適切なアプローチでたくさん釣りましょう!
メバル用
ビームスティック
ジャンル的にはピンテールに属し、月下美人のメバル用ワームの元祖かつスタンダード。
ただ巻き、フォール、ダートなどあらゆる使い方に対応するクセの無さ=応用力が最大の武器で、月下美人のメバル用ワームを使ったことがない人はまずビームスティックから使ってください。
その日の状況によってそこからアピール力を高めるか、繊細に誘うかの判断基準にするとよいでしょう。
昔からのロングセラーですがマイナーチェンジを経て、現行品はボディの透明感を残しながら中心部にイワシ油を配合して味&匂いが向上!
※極みモデルは集魚剤アミノXが練り込み、より軟らかくなっています。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ビームスティックの記事を読む
ダックフィンビーム
ボディサイズに対して大きめなテールが特徴的なシャッドテールワーム。
磯やサーフ、離島などプレッシャーが低い場所で効率よく活性の高いメバルをキャッチすることができます。
基本的にはただ巻き=横の動きを重視して作られており、1.5g程度の重めのジグヘッドと組み合わせて遠投し広く探るのが効果的。
波動ビーム
大きな半月形のテールが特徴的なカーリーテールワーム。
ロール主体のアクションが得意で、ダックフィンビームのよりも小型なのにアピール力では引けを取らない。
潮受けのよさを活かしたスローなフォールでの実績が高く、根魚の実績も高いワームです。
詳しくはこちらをどうぞ⇒波動ビームの記事を読む
ビームフィッシュ
世にも珍しい動かないシャッドテールで、水押しの強さと大人しいアクションが特徴のデカメバルキラー。
一度廃盤になりましたが、完成度の高さと代えが効かないことによりユーザーからの強い要望で復刻した過去があります。
アピール力は欲しいが食いが渋く一筋縄ではいかない…といった状況に最適。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ビームフィッシュの記事を読む
ダートビーム
最初から折れ曲がったボディと三角形状の断面により、激しく左右にダートするワインド系ワーム。
またテールには小さなフィンがついており、単調になりがちなダート&フォールに複雑な微波動を折り混ぜます。
メバルだけでなく根魚にもよく効くワームでしたが惜しくも廃盤になってしまいました。
しかしまだ在庫が残っていることもあるので、気になる方は探してみては?
詳しくはこちらをどうぞ⇒ダートビームの記事を読む
デュアルビーム
ダートビームの跡継ぎ的なワームでストレート系にもダート系にも見える中間的なデザインをしています。
コアは硬い素材&外部は軟らかい素材のハイブリッドで、ただ巻きでもワームでも両方使える汎用性の高さが魅力。
またボディが容易に折れ曲がるので小さな口の魚にも吸い込みやすく、本来はメバル用ですがアジングに使用する人も多いんですよ。
ただ巻きやフォールよりもリアクションに反応がいいシーンに好相性。
詳しくはこちらをどうぞ⇒デュアルビームの記事を読む
ソードビーム
薙刀のようなフィンテールに六角形ボディという変わったデザインのワーム。
直進性が重視されており水を切り裂くように進む一方、自発的アクションはないので警戒心の強い大型魚によく効きます。
ビームフィッシュとデカメバルキラーの座を競う存在で、風が弱いorプレッシャーが高い漁港など水押しを抑えたい時にマッチ。
またボディ自体は長いもののクビレによって折れ曲がりやすくなっており、シルエットは下げたくないけど速く沈めたいポイントなどで好んで使うアジンガーも多いです。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ソードビームの記事を読む
ビビビーム
小さくてファットなボディに薄いテールがついた独特な形状のワーム。
メバルがアミを偏食している時(アミパターン)で大きなワームに反応しない時こそビビビームの出番。
サイズの割には自重があるので飛距離も出るし、潮受けがよいので軽いジグヘッドで流す釣り(ドリフト)で使うのがおすすめです。
※極みモデルは集魚剤アミノXが練り込み、より軟らかくなっています。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ビビビームの記事を読む
ドリビーム
0.9インチという極小サイズにファットな球体3連結ボディ、小さなピンテールがついているワームです。
ビビビームよりも更にアミ&プランクトンパターンに特化させており、0.6~0.8gといった極軽量ジグヘッドと組み合わせて難攻不落のサスペンド・メバルを攻略することができます。
最近惜しくも廃盤になりましたがまだ在庫は探せばあるかもしれませんよ!
詳しくはこちらをどうぞ⇒ドリビームの記事を読む
アジング用
アジングビーム
月下美人のアジングシリーズのセンター的なワーム。
元になったのはメバル用のビームスティックですが、リブが深くなってボディが折れ曲がりやすくなりアジの吸い込みバイトに対応させています。
ただ巻き、フォール、シェイク、ダートなどあらゆる釣り方に対応するうえ、好きなところで切って使うことによってサイズも自由自在という応用力の塊。
まずはアジングビームからスタートし、状況によってそこから他のワームに変更していきましょう。
※極みモデルは集魚剤アミノXが練り込み、より軟らかくなっています。
※バチコンカスタムは3.0インチにロング化&塩ビ素材になって味&ニオイが更にアップ。
詳しくはこちらをどうぞ⇒アジングビームの記事を読む
アジングビームFAT
FATはアジングビームをベースに太く短くしたモデルで、シルエットサイズを落としつつ水を強く受けるようになっています。
つまりフォール速度を抑えたり潮に乗せて流して食わせたいシーンに有効で、アミパターンやプランクトンパターンに特化させた訳ですね。
最初はオリジナルor極みからスタートし、それでイマイチ食いが悪いと感じたらベイトは小魚やバチではないと判断してFATに変更してみましょう。
極軽量ジグヘッドと併用した時でもしっかりとした抵抗感を感じることができるので、ワームが今どこにあるか分かりやすくなりました。
詳しくはこちらをどうぞ⇒アジングビームFATの記事を読む
クロスビームFAT
ファットなボディから4方向に突起が生えており、控えめな薄いテールがついているワーム。
以前はFATではないノーマルモデルがありましたが、アジングビームと用途が被るので廃盤になりました。
アジングビームFATと同じくアミ・プランクトンをアジが偏食している時に使いますが、体積が大きいぶん飛距離で勝る&スローにフォールさせることができます。
詳しくはこちらをどうぞ⇒クロスビームFATの記事を読む
シラスビーム
リブも何もないシンプルなストレートワームで、月下美人シリーズ史上もっとも軟らかい素材で作られています。
そのため2.0&2.8インチとサイズ自体は大きめですが簡単にアジが吸い込めるのでフッキング率は上々。
テールを振ったりボディをくねらせるなど自発的なアクションはしませんが、非常にナチュラルにたなびくので食い渋りの状況に極めて強い。
ベイトが小魚系の時はもちろんですが、ドットグロー(点発光)カラーならアミパターンでも釣れる弱・万能ワーム。
詳しくはこちらをどうぞ⇒シラスビームの記事を読む
ブレーキンビーム
プラントンパターンに最適な1.3インチの小さなワーム。
特徴的な大きなアームとボディのリブによって圧倒的な潮受け性能を誇ります。
通常の小型ワームでは不可能なほどフォール速度を抑えられるので、潮が緩いポイントでもドリフトさせることが可能。
また重めなジグヘッドと組み合わせやすいのもメリット。
その代わり飛距離は出ませんし、流れが速すぎるポイントだと流され過ぎてしまうという弱点もあるので使い所はわりと選びますね。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ブレーキンビームの記事を読む
ピンビーム
2.6インチという長さながらもその大半は細長いテールがしめています。
空気抵抗が少ないので飛距離は抜群で、少々の風があっても苦になりません。
ただし潮受けが悪いので沈下速度も速く、ドリフトの釣りやゆっくりフォールさせて食わせるのは苦手。
デイゲームにめっぽう強く、重めのジグヘッドに付けてボトムでシェイクすると生命感のあるアクションを演出します。
小粒なボディと容易に折れ曲がるボディでフッキングも良好ですね。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ピンビームの記事を読む
厳選!おすすめランキング
メバル用
- 1位…ソードビーム
- 2位…フィッシュビーム
- 3位…デュアルビーム
1位
1位のソードビームは大型シルエット&自発的にアクションをしない&水押しが弱いことから大型メバル向きですが、実際には折れ曲がりやすいボディによって20cm未満のメバルやアジにも全然使えます。
魚がスレたメジャーポイントでも通用するのも魅力的で、実際釣果は頭一つ抜きんでています。
2位
2位のフィッシュビームは適度な水押し&大人しいアクションという珍しいシャッドテールで代えが効きません。
風や波がある時のデカメバルに滅法強いのですが、ボディが硬めで小メバルやアジは乗りにくいですね。
3位
3位のデュアルビームはリトリーブ&ダート両方に対応しているため、取りあえずこれを使っていればどこでも釣れるという汎用性の高さが魅力。
吸込みがよくてアジもスンナリ釣れてしまう優れものです。
アジング用
- 1位…アジング
- 2位…シラスビーム
- 3位…アジングビームFAT
1位
1位のアジングビームはアジングワームのど真ん中であらゆるシーンで使いやすく、しかも食いがいいので欠かすことができません。
釣場で最初に投げて状況を調べるための基準的なワームですね。
2位
2位のシラスビームは大きめなボディで発見させやすく、とはいえニュルンとしなる超ナチュラルアクションで容易にアジに口を使わせてしまうというスレ対策として外せません。
ただアジの平均サイズが小さいときには口に入りきらないこともあります。
3位
3位のアジングビームFATはもちろんアミ・プランクトンパターン用ですが、稚魚が餌になっている時は巻いても釣れます。
ベイトが小さくてアジが口を大きく開けない時に万能なワームです。
ワームの付け方
- 針を出す位置を決める
- ワームの先端を持つ
- 頭の中心めがけて真っ直ぐ針を刺す
- ボディの中心を複数回に分けて少しずつ通す
- 最初に決めた位置で針を抜く
- ワームを伸ばして形を整える
…という順番ですがぶっちゃけこれでも難しいです。
現場でこれをやるとかなりの時間ロスになるので家でセットしてから持っていきましょう。
Q&A
- 極みモデルってなに?
-
オリジナルはコアにしか集魚剤が配合されていないのに対し、極みモデルは周りにもアミノ酸(アミノX)が配合されていて更に食わせ能力が向上しています。
またマテリアル自体も軟らかくなるって小さい魚やアジの弱い吸い込みにも対応できるなど、基本的には上位互換といってよいでしょう。
1パッケージ50円ほど高くなりますが1本あたりに換算すると5円しか変わらないので迷わず極みを選びましょう。
また現在極みモデルはビームスティック、ビビビーム、アジングビームにしかありません。
- メバル用でおすすめは?
-
私の実績ではメバル用はソードビーム、アジング用はアジングビームの釣果が優れています。
ライトゲームは基本的に強風は厳しいし常夜灯周りが主戦場なので、弱めの波動かつ小さすぎないシルエットのワームが安定して釣りやすいですよ。
- アジング用でおすすめは?
- おすすめカラーは?
-
メバル・アジ共にクリア系がおすすめ。
クリア系はアミやプラントンパターンにも有効なだけでなく、視覚で認識しにくいので見破られにくいのでオールシーズン使います。
- 保管方法は?
-
月下美人のワームは他のワームと一緒に保管すると溶けてしまいます。
個別仕切タイプのケースにするか、パッケージに戻して保管してください。
まとめ
- メバル用とアジング用があって種類が豊富
- 高耐久素材で長持ち&コスパ抜群
- 他のワームと一緒に保管すると溶けてしまう
- フックに刺しにくい
- 味・ニオイ付きで集魚力が高い
- メバル用はソードビーム、ビームフィッシュ、デュアルビームがおすすめ
- アジング用はアジングビーム、シラスビーム、アジングビームFATがおすすめ
いかがでしたでしょうか?
月下美人のワームを使いこなしてメバルやアジを釣りまくってください!
月下美人のジグヘッドに関してはこちらの記事をどうぞ。
月下美人のケースについてはこちらの記事をどうぞ。
メバルの釣り方に関してはこちらの記事をどうぞ。
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