メタルジグって高いよなぁ…
メタルジグってただの金属片なのにどうしてこんな高いの?釣り人なら一度はそう思いますよね。
フックやスプリットリング、塗装や宣伝費用とか色々かかるんです。メーカーも小売店もそこから自分達が食べていく為の利益が必要ですしね~。
それは分かるけど、だからと言って「じゃあ釣りやめます」とはいかない訳で。そんな私達の救世主・ダイソーのメタルジグを徹底解説させて頂きます。
結論から言うと十分使えるけどフック交換は必要ですね。
それではダイソーのメタルジグについて良く知り、安くて楽しいフィッシングライフを楽しみましょう!
・ダイソーメタルジグの概要
・使い方
・良い点
・欠点
・改造
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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ダイソーメタルジグの概要
- 価格…100円(税別)
- 重量…18g、28g、40g
- カラー…ブルーピンク、パープルゼブラグロー、フルグロー
- 対象魚…サワラ、青物、タチウオ、ヒラメ
- リーダーをスナップに結んで遠投して巻いたりフォールさせる
ダイソーのメタルジグは100円(税別)。普段釣具屋のメタルジグを購入している人なら200円で安いと感じるはずですから、これは破格ですね。
重量は18g、28g、40gの3種類がラインナップされています。
カラーはブルーピンク、パープルゼブラグロー、フルグローの3種類です。
対象魚はパッケージにはサワラ、青物、タチウオ、ヒラメと書かれていますがメタルジグで釣れる魚はそんな程度じゃありません。
他にもシーバス、マダイ、チヌ、マゴチ、ロックフィッシュ、ニベ、カマス、ホッケなど色々釣れますよ!あなたの住んでいる近くでもショアからきっと何か釣れるはずです。
パッケージによると使い方は巻いたりフォールさせたりするとのこと。その辺は後の程詳しく書きます。
左が古いパッケージで右が新しいパッケージです。中身は一緒です。
重量別使い分け
サイズを比較してみました。以下はアイを含まない本体部のみの全長です。
<18gの使い道>
シーバス、チヌ、カマス、メッキなど小型回遊魚に。
昼間のシーバスは足元の岸壁に付いているので岩壁ジギングが超・有効!18gは一般的な港湾フィールドではベストな重量ですね。
<28gの使い道>
シーバス、マダイ、ヒラメ、マゴチなどに。
シーバスでは大河川など広いフィールドで超遠投が必要な場合ですね。ショアからマダイを狙うにも重量的に丁度使いやすいです。またヒラメやマゴチなど底付近のフィッシュイーターにも最適。
<40gの使い道>
ヤズ、ハマチ、ブリ、サワラなど青物に。
ややライトなショアジギング用ですね。ショアからだったら大体40gで足りますが、深くて流れが速いポイントでやる人には60gも欲しいですね。ダイソーの今後に期待しましょう。
カラー別使い分け
<ブルーピンク>
実績No1の青物の定番ですよね。
日中やベイトが追われてボイルが起きている時はこのカラーで決まりです。迷ったらこれ!
<パープルゼブラグロー>
曇りなど光量が少ない時や濁りが入っていてシルエットをハッキリさせたい時に有効。
ライトを当てて発光させなくても素の状態で十分です。水深がある深場でも有効。
<フルグロー>
朝夕マズメの極端に光量が少ない時間帯に滅法強い。
日中でも水深20mを超えるディープではパープルゼブラグローを上回ることがあります。
良い点
塗装は並
正直ダイソー製だから塗装はすぐボロボロになるんだろう…と期待していなかったんですが割と丈夫です。
釣具屋で販売されているような何度も重ね塗りしてトップコートしたものには流石に及びませんが、ダイソーのメタルジグもトップコートはしっかりしているので、値段を考えれば上出来ですよ。
アイシール
金に黒目のアイシールが貼られています。価格を考えればアイはなくても文句は言えないぐらいなのですが、ダイソー頑張ってますね。アイはバイトマーカーになりますから意外と馬鹿に出来ませんよ。
センターバランスで使いやすい
若干後方寄りではあるんですが大体センターバランスを保っています。フォール速度が抑えられる、フォール時にアクションしやすいなどのメリットがあって使いやすいですね。
飛距離も考慮すると完全な後方重心の方が有利なのですが、そこまでいってしまうとアクションに悪影響が出ますからこれくらいが丁度良いですよ。
飛距離抜群
ダイソーのメタルジグは細長い形状。たまに見る幅広なメタルジグと違って飛行姿勢が安定しているので非常によく飛びます。センターバランスですが後方バランスのメタルジグに匹敵するくらいですよ。
青物相手なら飛距離は絶対に必要です!
使い方
ただ巻きはダメ
ダイソーメタルジグはただ巻きではあまりアクションしません。青物に限らずアピールが少なすぎるのでこれでは釣れませんし食わせの間も欲しい所。
ダイソーメタルジグはロッドでアクションを付けるのが前提だと思って下さい。
ジャカジャカ巻き
朝夕マズメなど高活性な時はジャカジャカ巻き=ロッドを細かく動かしながらリールを巻くのが有効。ダイソーメタルジグは引き抵抗が少ないのでジャカジャカ巻きはやりやすいですよ!
ワンピッチジャーク
ショアジギングの基本ですが、遠投したらまずダイソーメタルジグを底まで沈めます。その後ロッドを上げてメタルジグを跳ね上げ、竿先を下しながらハンドル1回転して糸フケを取ります。
これを5回~10回繰り返したら再度ボトムを取りましょう。
改造
アシストフックチューン
なんとダイソーにはメタルジグ用のアシストフックも販売されているんですよ!
11号と13号が販売されていますが18gのメタルジグには11号、28gと40gには13号がピッタリです。
ティンセル付きかつソリッドリングということでかなり頑張っている商品ですね。
値段的には破格ですが針先が鈍いのが難点。
ブレードチューン
なんとダイソーにはウィローブレードも販売されているんですよ!
3cmと4cmのウィローブレードのみですが、スイベル付きなのが嬉しいですね。
18gには3cmのブレードが丁度良いでしょう。
28gに4cmをつけてみました。ちょっと大きいですね。
28gには3cmの方が良いかもしれません。
40gに4cmを付けてみました。良い感じです。
メタルジグにブレードを付けることによってアピール力が強くなり、フォールもやや遅くなり釣りやすくなりますよ!
欠点
フックが曲がる
流石にこれはどうしようもないですね。他のダイソールアー全般的に言えることです。
40cm前後の身近な魚を狙うならパッケージから出してそのまま使えますが、もし青物も狙うのならフックは絶対に交換すべきです。
60cmのハマチクラスが来たら多分泣きますよ!どうせすぐにフック交換することになるんだし、最初から交換して持っていきましょう。
リアフックはシングルフックがオススメですよ。
ノリが悪い
青物に必須とも言えるフロントフックが付いていないのでノリが良くないですね。フィッシュイーターは基本的に横から食ってくるのでフロントフックもつけましょう。
上で説明したダイソー製のアシストフックはやっぱり錆びるし強度的にちょっと不安です。
釣れても釣れなくてもいいや、ならそれでいいですけどちゃんと釣りたいなら十分な強度&針先キンキン&ティンセル付きで価格控え目なDUOで決まりでしょう。
ジグロックとの違い
ダイソーにはここまで説明した商品名「Metal Jig(メタルジグ)」とは別にジグロックというメタルジグも以前からあります。
店頭でどっちを買えばいいのかな?
ということで違いをご説明していきましょう!
同じ重量なら全長は同じですが幅が全然違います。
メタルジグの方が細見ですね。
更に厚みも全然違います。メタルジグの方が分厚い。
ここまででジグロックは扁平でメタルジグはやや丸に違い断面であることが分かりますね。
メタルジグは重量が一目で分かるようになっていますね。
塗装じゃなくてプレスされてるので岩に当てて塗装が剥げても分かります。素晴らしい!
フックとスプリットリングは同じですね。
ジグロック | メタルジグ |
---|---|
ただ巻き…○ フォール…遅い | 飛距離…△ただ巻き…△ フォール…速い | 飛距離…○
形状によりこのような性能差が現れます。
基本的には水深が浅い場所やスローに攻めたい時はジグロック、水深が深く流れが速い場所で沈めたいならメタルジグと言った感じで使い分ければOKです。
まとめ
- 18g、28g、40gがある
- ブルーピンク、パープルゼブラグロー、フルグローの3色
- センターバランスで使いやすい
- 飛距離抜群
- ただ巻きではアクションしない
- 別売りのアシストフックとブレードでチューンできる
- フックは市販の物に代えた方がよい
総合的に評価すると個人的には100円にしては性能十分です!
ただフックの品質や総合的な釣れ具合から言うと信頼性では不安が残るかなと。
ダイソーのメタルジグが向いている人
ダイソーメタルジグが向いていない人
これら2つの間を取って、安いけど品質・実績共に問題ない物となら以下ですね。
おそらく日本一釣れてるメタルジグ。
ダイソーの釣具の一覧記事はこちら!
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